goo blog サービス終了のお知らせ 

クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

K先生門下発表会

2013-12-10 | 上の娘ごと

最大イベントであるチャリティコンサートが無事終わり、

やりきった感につかの間浸っていた上の娘ですが、

休む間もなく、日曜日は「K先生門下発表会」がありました。

今回は31名の門下生が参加。

1人当たり10分前後なので、

すべて聴いたらとんでもなく長時間に渡ります。

娘の前後10名程の演奏を聴きました。

娘の曲は、「サン・サーンス ヴァイオリン協奏曲 第三番 第一楽章」。

卒業試験でも弾く予定です。

なので、照準はまだ先。

現時点では完成とはいえないものの、

1ヵ月半ほどの短い練習期間のわりには、そこそこ出来上がっている状態で

発表会を迎えることができました。

前回の「シベリウス ヴァイオリン協奏曲」が、

娘にとって身の丈をはるかに超える難曲だっだこともありますが、

今回はそれに比べて断然危なげなく、

安心して聴くことができました。

あー、成長したなー

変化が感じられるなー

また1つ階段を上ったなー

と思って、胸が熱くなり、涙ぐんでしまいました。

本人も、

「すごく集中できたし、初めて気持ち良く弾けた気がする!」

と言っていました。

後で頂いたK先生の講評も、

「前回より断然上手くなった。よかったよ。」

というものでした。

卒業試験までに、さらに精度を高めて、

付属高校生活2年間の集大成としてほしいものです。





12月5日が娘の誕生日でしたが、

本人が忙しすぎて、3日遅れのバースデーケーキとなりました。

本人リクエストのタカノのホールケーキ。









ランキングに参加しています。
ぽちっとしてくださると嬉しいです。





チャリティコンサート

2013-12-09 | 学校ごと

先週金曜日、東京芸術劇場にて、

娘たちが通う音大付属高校の「ユニセフ チャリティコンサート」が行われました。

年間行事の中で最大のイベントです。





2000人収容の大ホールがほぼ満席でした。

プログラムは、

第1部 吹奏楽、

第2部 ア・カペラ合唱、ピアノ独奏、女声合唱(ソプラノソロ)、

第3部 オーケストラ(ヴァイオリンソロ)

の3部構成です。

下の娘はア・カペラ合唱に、上の娘はオーケストラに、それぞれ出演。

ア・カペラ合唱には、「合唱」の授業を選択している生徒達が出演します。

下の娘は、ソプラノです。

直前までドイツ語の歌詞を覚えるのに苦戦していました。

前日になってようやく完璧になったらしい

声楽のレッスンでは、歌詞はイタリア語、

本人曰く、イタリア語の方が断然覚えやすいのだとか。

「メンデルスゾーン 森からの別れ」など3曲ありましたが、

どの曲も透明感のある美しい歌声が響いていました。


オーケストラは、最後の出番です。

モーツァルト 交響曲 第31番 ニ長調 「パリ」

グラズノフ ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.82

を演奏しました。

娘はどちらの曲も、1stヴァイオリンです。

コンチェルトの奏者は、例のSくんです。

もはや当然のことではありますが、

やはり、Sくんの演奏は素晴らしかった!

そして、それを支えるオーケストラも同様に素晴らしかった!

3年生にとっては、付属高校で学んできた音楽の集大成とも言える場。

この日が高校における最後のオーケストラ演奏でした。

演奏が終わった途端、

コンマスの男子を筆頭に、3年生は涙、涙、涙・・・だったそうです。

みんながみんな、それぞれにそれぞれの楽器を頑張ってきました。

でもそれだけでは、オーケストラにはならない。

個々でできていても、まとまっていなければ、全員で合っていなければ、

オーケストラではない。

弦楽器だけで集まって朝練もしました。

やることが多すぎて日々忙しい中、

睡眠を削って練習時間を捻出してきました。

曲がかなり難しいこともあって、

直前までまとまらない部分もあったそうですが、

本番ではそれも乗り越えて、これまでで一番の演奏ができたそうです。

良かった。

本当に良かった。

弦楽器の3年生はみんなでとても仲が良く、

普段は漫才のような掛け合いばかりしている、

ちょっぴり変態気質の面白くて明るい仲間たちなのです。

そんな彼らが見せる涙。

美しいです。

かっこいいです。

2000人近いお客さんからの盛大な拍手は、

彼らにとって一生忘れないものになっただろうと思います。



お昼ごはん @おぼん de ごはん




ランキングに参加しています。
ぽちっとしてくださると嬉しいです。





発表会の講評

2013-12-07 | 下の娘ごと

ちょうど1週間前に行われたE先生門下発表会。

最後の最後で派手にミスをしてしまった下の娘ですが、

発表会後最初のレッスンが火曜日にあり、

改めてE先生の講評をいただきました。

まず、「良かったわよ。」

そして、「音がいいわ。」

さらに、「やっぱり、センスがあるわね。」

でした。

あの最後の大きなミスについては、全く触れず仕舞い。

でも、下の娘のレッスン前にあった上の娘のレッスンの方では、

少し触れられたそうです。

と言うのも、E先生はどうにも頼りない下の娘のことをいつも心配してくださって、

上の娘の副科レッスンのたびに、

「○○○ちゃんはちゃんと練習しているかしら?」

と確認されるのです。

先日のレッスンでは、上の娘にまで講評を聞かせてくださいました。

最後の大ミスについては、その時も触れなかったそうで、

娘の方からあえて聞いてみたとか。

すると、

「あー、あれはもう最初の音から間違えちゃってたからね。  

 どうしようもないわ。」

と笑ってらしたそうです。

やっぱり呆れられちゃってますねー

さて、下の娘の先日のレッスンでは、

またまた転科の話が出、

「ピアノ科転科の指導は私がしっかりするから。」

とおっしゃったそうです。

「わかりました。」とか「お願いします。」「頑張ります。」

といった言葉を娘が発する間もなく、話を進めてしまわれるE先生なので、

娘は一度もはっきりと意思表示をしないまま、ここまで来てしまいました。

でも、ようやく気持ちは決まったそうで、転科に向けて頑張るのだそうです。

転科試験は、2年生の後期実技試験で行われます。

先日の発表会でのミスは、

舞台経験の少なさから来るものと捉えられた先生は、

「来年の夏はコンクールを受けて経験を積まないと。」

とおっしゃいました。

また、今年度後期の実技試験の曲も決まりました。

課題曲は自由曲2曲。

発表会で弾いた曲と、「スカルラッティ ソナタ L413」となりました。

スカルラッティは、バッハと同じバロック時代の作曲家で、

バロック音楽の宝石と言われているそうです。

E先生は、娘の持つ音を生かすため、この曲を選ばれたそうです。


ヴィタメールのシュークリーム。





ランキングに参加しています。
ぽちっとしてくださると嬉しいです。





12月5日

2013-12-05 | 上の娘ごと

12月5日は、上の娘の誕生日。

彼女がお腹の中にいた時は、つわりがひどくて水さえ飲めず、

2度も入院、8kgも痩せてしまったりしたけれど、

生まれたら生まれたで、その日のうちに細菌性肺炎に罹り、

主治医に生存率わずか20%と言われたりしたけれど、

その後はすくすく元気に育ってくれました。

18才になりました。

おめでとう。

やりたいことがあるということ、夢があるということは、

素晴らしいこと。

1つのことを長く続けるというのも、

なかなかできない素敵なこと。

これから先も自分を信じて頑張ってほしい。

ママはいつも応援しています。


今日の夜ごはんは、上の娘の大好きな煮込みハンバーグをメインにしました。





ランキングに参加しています。
ぽちっとしてくださると嬉しいです!
 




E先生門下発表会

2013-12-03 | 下の娘ごと

先週土曜日、

下の娘のピアノの先生であるE先生の門下発表会が行われました。

夏休み後からこの日のために、練習を重ねてきました。

もちろん、その間には他の曲も同時進行で練習していましたけど。

発表会や試験、あるいはコンクールで弾くような場合、

一つの曲にかなりの時間を費やします。

一通り弾き通すことができるようになったその後からがとにかく長い。

ヴァイオリンもそうですが、レッスンでは、

とりあえず弾き通せるようになった状態で持って行かないとお話になりません。

先生、見てくださいません。

娘は譜読みが遅いので、まず最後まで弾き通すのも一苦労、時間がかかります。

これはまあ、圧倒的な経験不足からも来ていると思うのですが。

レッスンは当然のことながら厳しい。

レッスンのたびに、先生に怒られ、呆れられ・・・・

その繰り返し。

技術的にも音楽的にも弾きこなすことができるようになるまで、

とにかく練習、練習、また練習です。

素人の私が、うん、だいぶ上達したな、なんて思っても、

E先生が思うレベルにはまだまだ全く達していないのです。

この辺、ほんと、私にはわからないのですが・・・

こんなに弾けているのに何がいけないの??って感じ。

でも実際、さらに練習を重ねると、また上達するわけです。

それはわかる。

比べるものがあると、なんとかわかる。

とはいえ、やっぱりピアノは未知の世界です。

そもそも、娘自身、あまり自分の演奏の良し悪しをわかっていないらしい。

私は仕方ないけど、娘は問題じゃない?

そこはわかってほしいわー

さて、本番。

高校生は1年生が3名、2年生が1名、3年生が1名、

大学生は1年生が4名、2年生が3名、3年生が1名、4年生が1名、

そして院生1名、計15名が参加しました。

副科ピアノの生徒は出ません。

娘はトップバッター。

曲は、ショパン ワルツ第14番 ホ短調 「遺作」。







大切な出だし、難しいフレーズですが、成功しました!

いつになく素晴らしい出来

その後も順調です。



途中2回繰り返すところを3回もしてしまって、へ?!となりましたが、

なんとか上手く切り抜けました。

またしばらく順調に進み、

最後、フィニッシュ、ここは絶対決めてね!!

ってところで、Oh! My God!!

まさかのありえないミス

なだれが起きました

思い切り踏み外しました

練習の時はあまりやらかさないところだったのに。

タララララ・・・と一気に流れるところなので、

最初の音の指の置き場を間違えると、

音を外したまま一気に行ってしまう。

あちゃーって感じです。

しかし、最後の最後、8つの和音は、

直前の失敗を引きずることなく、しっかり決めました。

はー、ヒヤヒヤしたー

最後派手にミスしましたが、

全体としては良かったんじゃないかな。

彼女の持つ音楽性がしっかり表現されていたように思います。

でも、これが試験だったら、あれは致命的なミス。

どーんと点数が下がること間違いなしです。


ランキングに参加しています。
ぽちっとしてくださると嬉しいです!