恥ずかしながら、この年になるまで、「御一日
参り(御朔日参り)」というものを知りません
でした。
月の運行を基準としていた旧暦では、一日は新
月に当たり、物事が新しく始まる日とされてい
たそうです。
毎月一日には早起きをして、氏神様の神社に参
拝し、ひと月無事に過ごせたことを感謝し、新
しい月への祈願をするという御一日参りを大切
にしてきたそうです。
初詣でや観光の時くらいしか神社にお参りする
ことがなかった私ですが、今年に入ってからた
またまそのことを知り、するりと心に入ってく
るものがあったので、仕事や用事のない時はお
参りしてみようと思い立ちました。
そして昨日、4月1日、初めて御一日参りを実践
しました。
毎年初詣でに出かけている地元の神社へ。
鳥居というのは、人間の世界と神様の世界との
境界なのですね。
そんなことも知らなかったです。
聖域に入らせていただくということなので、鳥
居の手前で「お邪魔します」という気持ちを込
めてお辞儀をします。
この辺、神様に失礼なことのないよう、予め調
べて行きました。
鳥居をくぐり、参道の真ん中を避けて、端を歩
きます。
手水舎で手を清め、お賽銭箱の前に進みます。
二礼二拍手一礼でお参り。
感謝の気持ちをしっかりお伝えしました。
これは初詣での時もいつであれ変わりません。
私は、家族が健康に過ごせたことへの感謝と引
き続きよろしくお願いしますとの祈り、それだ
けです。
御一日参りをしたことで、気持ちの良い1ヶ月の
スタートを切れたように感じます。
ある日のおやつ。
YATSUDOKIのあんバタークロワッサン。
BRETONNEのフィナンシェ。