クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

高名な指揮者による指導 その2

2016-11-19 | 上の娘ごと

マーラーの交響曲 第5番は、印象的なトランペットのファンファーレで始まります。

当然、そのトランペットソロ奏者に選ばれる学生は、成績優秀な実力者。

これまでのオケ練習では、ほぼ完璧に、安定したファンファーレを響かせていたそうですが、

A先生が指導にいらした日、初めて音程を外してしまったそうです。

すぐさま止められてしまい、やり直しを告げられました。

ショックだったと思います。

それだけA先生の放つオーラが強く、圧倒されていたということでしょうね。

それでなくても、責任重大の大役です。

大編成のオーケストラの中で、トランペット1本が最初に演奏を始めるわけですから。

大御所のA先生による初めての指導で、相当なプレッシャーがかかっていたことでしょう。

でも、緊張感マックスとなるのは、12月の本番なはず。

メンタルが強くないと務まりませんね。

娘曰く、A先生はゆったりおっとり構えていらして、声を荒げることは全くないそうなのですが、

「1度言ったことは2度言わせるな。」ということを、徹底していらっしゃるそうです。

娘は、今回、ヴィオラに持ち替えなのですが、ヴァイオリン専攻にもかかわらず、

プルトがまさかのトップサイド(ヴィオラトップの隣の席)なのです。

そのため、指揮者がまさに目の前。

「ちょっとでも間違えたりしたらすぐに気付かれるし、ものすごく緊張する!」

とびくびくしています



「グラマシー・ニューヨーク」のモンブラン。

     

下の娘の発表会の日に、私の両親から。



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