3日前に、Y先生のレッスンがあったばかりですが、
今日もまた、Y先生のレッスンがあった上の娘。
伴奏者のKさんにも来ていただきました。
前々日には、K先生にピアノ合わせを見ていただきましたが、
今日は、Y先生にも同様に見ていただきました。
チャイコフスキーのコンチェルト第1楽章は約18分ありますが、
試験では全員、6分で切られることになっています。
なので、カットされる箇所はだいたいわかっており、
試験を間近に控えた今は、そこまでを重点的にさらっていますが、
前々日のK先生のレッスンの時に、カットされると思われる箇所から
「2ページ先までしっかりやっておきなさい。」とお達しがあったので、
一応そこまでを練習してレッスンに臨みました。
レッスンの録音は、私も聴きました。
通し練習は全部で3回。
最初の通しの後、細かい指示や注意をしてくださっています。
その部分を弾き直す時に、
「申し訳ない! もう一度お願い!」
と、大学院生(先日の卒業実技試験で1位獲得)であるKさんにとても腰の低い
態度で接していらっしゃいます。
また、娘の演奏に対してだけではなく、
Kさんにもいろいろリクエストをしていらっしゃるのですが、
それは、Kさんがどんなリクエストにも即座に応えることができることを
知っていらっしゃるからなのだと思います。
「この部分は、この子がもう少し自由に弾けるように持って行ってくれますか?」
「ここまではゆっくりでいいのですが、ここからはテンポを戻してください。」
といった具合に。
Kさんにそうお願いした後には、娘に、
「本当は、○○○ちゃんが、背中で指示を出さないといけないんだよ。」
「○○○ちゃんが引っ張っていかないといけないんだよ。」
とおっしゃるのです。
本当にその通りで、それがまだまだ娘にはできていないのです。
今後の課題です。
いつも以上に、K先生が大切なこととして強くおっしゃったことは、
「とにかく、音程を完璧に。 この曲は特に和声感が命だからね。」
ということ。
音程が大切なのは言うまでもありませんが、
Y先生がここまで音程をうるさく注意されたのは初めてだそうで、
娘も肝に銘じた様子です。
レッスン最後に、Y先生は、
「お世話になります。 どうかよろしくお願いします。」
と、Kさんに深々と頭を下げられたそうです。
あぁ、こんなうちの娘程度の学生のために、
オーケストラの神様が頭を下げてくださるとは。
申し訳なくて、申し訳なさ過ぎて・・・
試験では、今の自分ができる最高の演奏をして、恩返しをしてほしいものです。
ダッフィーのシール♪ 頂き物。

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