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クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

和声感が命

2016-02-26 | 上の娘ごと

3日前に、Y先生のレッスンがあったばかりですが、

今日もまた、Y先生のレッスンがあった上の娘。

伴奏者のKさんにも来ていただきました。

前々日には、K先生にピアノ合わせを見ていただきましたが、

今日は、Y先生にも同様に見ていただきました。

チャイコフスキーのコンチェルト第1楽章は約18分ありますが、

試験では全員、6分で切られることになっています。

なので、カットされる箇所はだいたいわかっており、

試験を間近に控えた今は、そこまでを重点的にさらっていますが、

前々日のK先生のレッスンの時に、カットされると思われる箇所から

「2ページ先までしっかりやっておきなさい。」とお達しがあったので、

一応そこまでを練習してレッスンに臨みました。

レッスンの録音は、私も聴きました。

通し練習は全部で3回。

最初の通しの後、細かい指示や注意をしてくださっています。

その部分を弾き直す時に、

「申し訳ない! もう一度お願い!」

と、大学院生(先日の卒業実技試験で1位獲得)であるKさんにとても腰の低い

態度で接していらっしゃいます。

また、娘の演奏に対してだけではなく、

Kさんにもいろいろリクエストをしていらっしゃるのですが、

それは、Kさんがどんなリクエストにも即座に応えることができることを

知っていらっしゃるからなのだと思います。

「この部分は、この子がもう少し自由に弾けるように持って行ってくれますか?」

「ここまではゆっくりでいいのですが、ここからはテンポを戻してください。」

といった具合に。

Kさんにそうお願いした後には、娘に、

「本当は、○○○ちゃんが、背中で指示を出さないといけないんだよ。」

「○○○ちゃんが引っ張っていかないといけないんだよ。」

とおっしゃるのです。

本当にその通りで、それがまだまだ娘にはできていないのです。

今後の課題です。

いつも以上に、K先生が大切なこととして強くおっしゃったことは、

「とにかく、音程を完璧に。 この曲は特に和声感が命だからね。」

ということ。

音程が大切なのは言うまでもありませんが、

Y先生がここまで音程をうるさく注意されたのは初めてだそうで、

娘も肝に銘じた様子です。

レッスン最後に、Y先生は、

「お世話になります。 どうかよろしくお願いします。」

と、Kさんに深々と頭を下げられたそうです。

あぁ、こんなうちの娘程度の学生のために、

オーケストラの神様が頭を下げてくださるとは。

申し訳なくて、申し訳なさ過ぎて・・・

試験では、今の自分ができる最高の演奏をして、恩返しをしてほしいものです。



ダッフィーのシール♪ 頂き物。





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