昨年の武南、一昨年の浦和東もそうだったように今回の埼玉栄もベスト16に終わってしまった。(思えば去年の今日でしたね、同じ駒場で武南が盛岡商にPK戦の末敗れたのは) 今日の試合は実力的にほとんど差は感じられなかったが、すごく気になる・考えされられた試合だった。埼玉栄がミスで自滅し勝利を相手にプレゼントしてしまい何とも悔いの残るラストゲームとなってしまった。
日時:平成20年 1月 3日(木) 12:10 会場:さいたま市駒場スタジアム 観客:8000人 高川学園 2 : 1 [ 1 - 1 ] 埼玉栄 <<埼玉栄start>> 13鈴木 9伊波 11菊地 7矢野 5小野 8町田 3堀内 6酒井 2三枝 4田中 1柳沢
埼玉栄は昨日の試合のケガで司令塔の砂川を欠く苦しい布陣でシステムは4-4-2。
高川学園も堅守速攻のチームで中盤でのフィジカルも強い。
前半13分 栄は右サイドのキーマン矢野からのクロスにボランチ小野が飛込み幸先よく先制する。
しかし、すぐさま前半31分に同点に追いつかれる事になるのだが、、
この時の埼玉栄の失点シーンを振り返ってみる。
1.埼玉栄が自エリア深くでDFがマイボールとする
2.高川学園もしつこく追わないが徐々にプレッシャーをかけていく
3.埼玉栄はGKも交えDFラインでボールを回そうとする
4.機会を伺っていた高川学園は栄のセンターにボールが渡った時点で猛烈に突っかかる
5.バックチャージに思わず前に倒れる栄の選手。しかし笛はなく、ボールは前に転々と・・
6.当然ファールだと思っていた 栄イレブンは全員が棒立ち
7.フリーになった高川学園が落ち着いてゴール左へ流し込む
「当然ファールだと思っていた」と思う。しかし、私は栄の選手の倒れ方が少し気になった。DFラインでの苦しい時にファールをもらえるとチームとしても大変助かる。そして、上手くファールを誘った選手は称賛される。
しかし、よくよく考えてみると今回のケースみたく主審が笛を吹いてくれないと非常にリスクが伴う危険なプレーとなってしまう。真相は分からないがいずれにせよ、最悪のケースも考慮に入れ選手にはプレーしていただきたいと思う。 私の考え過ぎならいいのだが。