@「考える」ことを忘れた現代人
失敗は誰にでもいつでも起こり得る、だが、肝心な事は失敗した時になぜ失敗したのかの原因を見極め、新たな方向性を立て、具体的に行動に移す事が創造性豊かな人間(起業家)になる。特に近年「自分で考えること」が重要であり必要なのである。世はあまりにも便利になり、考えなくとも生成AI等が適切な指示指導するようになれば尚更。「自分で試行錯誤したい」と言う必然性が生まれて欲しいところだ。
『やらかした時にどうするか』畑村洋太郎
「概要」ピンチはチャンス!どんなに注意しても、どれほどたくさん知識を備えても、失敗を完全に防ぐことはできません。なぜ失敗したのか、その分析や糧にする方法を身につけ、失敗を怖れることなく果敢にチャレンジできるようになろう! 。失敗学は「創造的(クリエイティブ)に生きるための哲学」です。
ー失敗とは
目標を喪失した時・超えられない高い壁に突き当たった時・先が見えない時の状態
有効な方法とは「他人のせいにする」「愚痴を言う」「気晴らしをする」
「自分で考えることをやめてしまう事」が失敗すると言うこと
ー失敗学から創造学へ
分析・整理・糧にする・アイデアを実現する(創造学へ繋げる)
創造的思考(失敗が創造の種を生む)になること
ー優等生とは
言われた通りの勉強お方法で正解を暗記できた記憶力の良い生徒
優等生は自分の頭で考えることをあまりなく、記憶として知識が詰め込まれる
「表面的知識」vs「体験的知識」(正解がある世界とそうでない世界)
ー失敗の原因
「未知」誰も知らない世界に入った時
「無知」勉強にない世界に入った時
「不注意」注意していれば起こらない失敗
「手順の不尊守」約束事を守らなかったことで起きること
「誤判断」間違えた判断をするとき
ー 創造的思考で新たな価値を生み出す
アイデアの種を平面に落とす「孤立分散仮説の生成」(アイデアを書く)
アイデアの種に脈絡をつける「仮説立証」
アイデアを具体的に詰めていく「具体化」
アイデアを洗練・発展させる「仮想演習」
ークリエイティブな生き方に挑む
「面白そう」「楽しそう」が創造を産む