@東京小石川にある傳通院、徳川将軍家の菩提寺であり徳川家康の生母の墓がある。於大の方始め多くの徳川親族の墓がある寺である。その中に幕末勤皇の志士清川八郎、現代人では作家の柴田錬三郎氏、堺屋太一氏もここに眠っています。
@東京小石川にある傳通院、徳川将軍家の菩提寺であり徳川家康の生母の墓がある。於大の方始め多くの徳川親族の墓がある寺である。その中に幕末勤皇の志士清川八郎、現代人では作家の柴田錬三郎氏、堺屋太一氏もここに眠っています。
@家族は似るのか。「父の背中を見て育つ」と言うが、この小説はその父に似ることを嫌がって似ている自分を反省する。文中の「地方なまり」言葉は少々難儀であるが何となく理解しながら読み解く必要がある。やはり「家族」、血を引く本人はそうは思わなくてもどこかが似てくる、それを「吉」とする人はあまりいないだろうが、特に言い方、振る舞い方など癖は親を見ているから自然と身についているのだろう。 自分では気がつかない家族「癖」は知っておいた方が、何かにつけていいかも知れない。自覚していない思わぬ「癖」に驚かされることも。
『共食い』田中慎也
@上野・下町風俗資料館で見つけた昔懐かしい駄菓子屋・おもちゃ・絵本・ゲーム・真空管ラジオ・白粉・一家に必ずやあった牛乳箱など時期は大正から昭和の始め。 どれも懐かしいものばかりだが今では想像出来なほど変わったものは町の風景・建物だろう、代表が凌雲閣。
@「裏切り」、この映画は強盗での裏切り者を探すが、さらに別の仲間の裏切りがいたと言うどんでん返しの映画だ。人は一度人に裏切られると他の裏切りを怪しんで用心深くなり信用できなくなる。だが、その裏をさらに仲間が裏切るストーリー立ては視聴者に混乱を招くがなかなか面白い。信用・信頼は今日明日で獲れるモノではないが、破壊・破綻は一瞬にして起こる。人間関係で一番辛い思いをするのもはこれではないだろうか。よほど第三者が立ち入り仲介でもしない限り修復はし難い。 裏切る心は決して最初からあるとは思わないが、その原因をじっくり考えて行動しなければ、最後まで取り返しがつかないばかりか、自分に跳ね返ってくる事を自覚しておきたい。
『10 minutes gone』
ブルースウィリスとマイケルチクリスが登場するアクション映画。犯罪ボスのレックス(ウィリス)は、フランク(チクリス)と彼の仲間を雇って、貴重な宝石を盗みだす計画を練る。しかし、仲間の誰かが警官から賄賂をもらい裏切り、警官との銃撃戦を余儀無くさせた。宝石強盗はうまくいった、だが、逃走中に誰かに殴られ、宝石を横取りされた。フランクはレックスが仲間を殺害して横取りする前に一人づつ捜査、だが、裏切り者は見つからない。ところが仲間の一人が宝石を持ち出した事を知り、追跡、問い詰めるが、その仲間も裏切り者は仲間にいたのだと信じる。 仲間が仲間を裏切り、別の仲間が横取りする。
@撮影が完全に許された歴史博物館「川越歴史博物館」は、安土・桃山・江戸初期に使われた遺品・道具など素晴らしい武家コレクションの博物館だ。川越城主(鎧・刀)・奥方(かんざし・香炉など)の品々始め全国からのコレクションもあり観る者を圧倒させる。織田信長の鎧、伊達政宗の鎧、奥方の鎧、忍者の様々な道具、武器、奉行所の時代別十手、手・足枷鎖など今まで見たことのない品々が陳列されている。他の博物館で戦国時代の武器、鎧、刀を観るよりここの品々はほぼ完璧な状態で保存展示されていることに驚く。今回館長のご好意で本物の武士の刀、江戸初期の火縄銃を実際持たせてもらった。館内にはその他「韋駄天」僧(NHKのドラマにある「いだてん」の元祖)、その他川越城の炎上絵・名宝小物など数百点もあるがここでは数点の写真をのせた。 日本ももっと広く「撮影許可」をするべき時代と感じて欲しい。
@川越・喜多院内にある五百羅漢1782年〜1825年、50年間に渡り建立されたと言う533尊者が鎮座している。その中でも何となく現代でもありそうなおだやかで、なんとなくうなずけそうな面白いポーズ像を撮ってみた。昔も今も人の仕草は変わらない。(東京目黒にある五百羅漢寺は屋内で撮影が不可となっている)
@人の「縁」とは不思議な世界をもたらす。この江戸時代初期、関ヶ原の戦いで敗戦した武将筑後柳川の立花宗茂もその不思議な「縁」と「立花の義」から生き延びた武将である。敗者で故郷を追われた身でありながら、「義」を貫き徳川3代将軍に仕えた最強の守りの武将となった。それは「人を裏切らない忠義」であり、亡き妻との約束を果たすべく苦労した結果、遠縁ではあったが妻の救った姫と最後に夫婦になる事であった。 人の出会い、様々な機会をどのように大切にし、生かしていくかはこの小説を読むとどこかに「縁」(繋がり)があることを悟らせるのは不思議だ。 平和・泰平の世が続くとどうしても権力者が貪欲になり国民を蔑ろにするようになる。人は時間が経つと満足の度合いを忘れてしまう。
『無双の花』葉室麟
@東京・湯島天満宮(菊花展)。 11月1日から23日まで開催。 数百展の菊花が展示されている。中には学生の作品もあり、その見事な出来栄えと色鮮やかなと形の素晴らしさに圧倒される。
@政治とメディアが一体化するとどうなるのか。政治家の政策情報だけがPR的存在(一方通行)となり発信される、重要なことは政治家・政策の背景にある目論見が読めなくなること。この書にもある例として「5輪建設予算」、「増税・消費税」など様々な疑惑が背景にあっても国民は税金を納めるだけとなり「闇」を隠した政治家の意図、権力でどうにでも操作できることだ。実際、政治とメディアの関係は国民にとって最悪の状態になりつつある、「メディアの凋落」から「国民の個人情報流用」など「権力と金でメディア操作」は国自体が非常事態になる可能性だ。トランプ大統領の「フェイク記事」などの発言は、日本では逆行しつつある。 自由主義から社会主義的な統制が入り込んでいることに要注意が必要だ。 一つ5輪の予算(結局当初の予算から3倍位)で一言。東京都民は都税を多く納めすぎではないだろうか、都税で贅沢できるから諸問題も起こるのではないか? スマートな税の負担と利用を考えたい。
『驕る権力、煽るメディア』斎藤貴男
@渋谷で見つけた「渋谷城跡」(金王八幡宮)平安時代の末期に渋谷氏により建立、に残る石垣の一部・モノ、秋を呼ぶ大木、芭蕉の句碑、百度石、節模様のいた板辺(曼陀羅(目)模様に見えないか)、丸い石遺物(正体不明)(これは石臼なのか水溜めか?)
@「内観」とは内から観る事である。両親・兄弟から「〜してもらった事」「〜してあげた事」「〜に迷惑をかけた事」を回想して自己反省・懺悔する方法だと認識した。これをすることで、人を思い、自分がどれだけ自己満足、自分勝手に人生を過ごしてきたか、そこに周りへの感謝があったのかを知る道標になる。自分に「気づく力」を与えてくれ、周りからの温かい思いを知り、自分の思いを改め見直してくれることだ。
『気づきの力』柳田邦男
@広い草原の中に人助けで入り込むと、そこは悪夢の迷路になっておりなかなか元に戻れない。それどころか悪夢に取り憑かれ脱出できないと言うスリラー映画だ。次々と殺戮を繰り返す草原と大岩の呪い。人間は迷路に不安を持つ、簡単な迷路は馬鹿にするが、少々難儀のある迷路は逆に切れる。適度な迷路を創作するのは大変な作業なのだ。 だが人生の迷路はいい経験となる。 人には必ずや「迷い・選択」がある。何になりたいのか、何ができるのかなど職種の選択、会社の選択、はたまたパートナーの選択など、そのためには「自分を知る」ことがまず第一優先だろう。
In The Tall Grass 2019
兄弟のベッキーとカルは、背の高い広い草原の畑で少年の叫び声を聞き、助け出そうとするが、なかなかたどり着かない迷路の状況に陥る。さらに他の仲間・家族も入り込み声は聞こえるが混乱、不吉な力に捕らわれる。下界から遮断され、逃れることができず、悪夢が漂い殺害に繋がってゆく。
@川越・喜多院(屋内は重要文化財の為撮影不可)で見つけた春日局が見ていた庭。 穏やかで物静かな遠州流庭園(枯山水)。徳川家光もここで生まれ育った。1611年家康が川越を訪れたときに天海に眼じて建立し、喜多院と命名した。無量寿寺自体は830年に建立したが何度かの家事で焼失している。
@「故郷貢献」、昭和の時代までは故郷へ貢献(成功者・立身者)できることは家族、親戚への大いなる喜び以上に、名声が広がることで場合によっては町村を起こし歓待される場合もあった。この徳山道助、陸軍中将まで上り詰めた村一番の出世者は家族の自慢の立身者となり、兄弟、家族の待遇は様変わりした。ところが後年、その名声があることで苦悩する。人は成功した後がどのような結果をもたらすのか知る由もない。 名声は継続するが、地位立場などは変化する。花弁が散って後退・衰退した場合のその待遇は真逆となる。 人はもてはやされている時が「花」、その時に何をしておくべきか準備する必要がある。
『徳山道助の帰郷』柏原兵三
@「テレポーテーション」技術、昔からアニメの世界、ドラえもんでもある時空間を超えることができる移動技術である。ここでは他の惑星の侵入者を引き寄せ基地が襲撃されるというスリラー・ホラー映画だ。 電波・磁力・物体解析で物の移動は既に形は違うが可能だという事は、物体の移動は近未来にできる可能性が高いと思う。人間自体の移動は無理だとしても物体(液体を含め)などのテレポーテーションの可能性は期待したい。 特に3Dプリント技術で「運搬」から遠隔技術による「現地製造」へと進む。 その前にAR/VRの世界で実際に遠隔で触覚のみならず、匂いも、味も体感できる技術開発が先かもしれない。
『Doom Annihilation』
火星に秘密基地であるフォボスは、極秘の研究開発を手掛け一時的に成功する。それは火星と他の惑星をテレポーテーション技術で行き来する実験をしていた。だが実験に失敗し他の惑星から悪魔の侵入を許してしまう。そこに地球から海兵隊が助けに行くが基地全体が低電圧状態になっており、応答が全くない。それは基地内の人々が殺戮されており、その正体を突き止めようとか探索する。