@人生への教訓書ともういうべき本書は不安、苦痛、悩んだ時に読む本でもあると感じた。印象に残るのは52項目ある中で次の7つ:
1、「考えるより、行動しよう」:「思考の飽和点」に達する前に始める・何かを求めているかを知るには始めて見るのが一番
2、「なんでも柔軟に修正しよう」:完璧な条件設定が存在しないわけ・早いうちに軌道修正した人こそ上手くいく
3、「大事な決断をするときは、十分な選択肢を検討しよう」:最初に「全体図」を把握する・数少ないサンプルで性急に決断を下さない
4、「自分と波長の合う相手を選ぼう」:自分は変えられても、他人は変えられない
自分以外の人間の性格は決して変えられない
5、「現在を楽しもう」:「経験」は「記憶」よりも価値がある
夕日の写真を撮るよりも夕日そのものを楽しもう
6、「性急に意見を述べるのはやめよう」:意見がないほうが人生がよくなる理由
軽率に意見を述べる頻度を少なくすることで考えを整理できる
7、「内なる成功を目指そう」:物質的な成功より内面の充実のほうが大事なわけ
内なる成功とは平静な心を手に入れること
『Think Clearly』ロルフ・ドベリ
「概要」複雑な世界を生き抜くための、鮮明なる指針! この複雑な世界を生き抜くために、私たちは、何を指針にすればいいのか?「よい人生」とはいったいどういうものなのか? 古代の伝統的なモデルから最新の心理学研究の結果、ストア派をはじめとする哲学や、バリュー投資家の思考まで、膨大な研究結果のひもをとく。
ー「よい人生」を送るための52の思考法「思考の道具箱」(Think Clearly)

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