@中国では多くの高学歴者の就職先が見つからず、浪人、もしくは低所得者労働者になっていると言う。今後日本でも高学歴の大学卒でも思った就職先が見つからない、就職できないなど出てくることは間違いない。それは日本経済の低迷で追加人材を採用できない環境であり、高齢者の継続的労働と同じ仕事でも低賃金で働く環境となっているからである。ここにある、若手の必要性感じる職とは「専門職」「特殊技術職」「新たな職」となる、さもなければ他国への移住し探す方が早いと感じる。別の見方をすると、希望する職を得たとしても、思った企業・職ではないと感じ(がまん、辛抱する精神的ストレスに弱い)、すぐ転職する層が増える中で、今後は若い層の就職難が続くと見る。そうなると結婚も、子供も、家も持たない低所得層へとプライドとの葛藤も含め選択肢を失くし、究極「難民」になる。過去の「高学歴者の高待遇、最高の就職先」など、世間ではすでに崩壊、それよりも人間性などを重視した人材登用にシフトしている。
解決策の一つは、政府の起業家・中小企業への大胆な支援だと思う。新規ビジネスを活性化させることだ。特に「農業分野」、「エネルギー対策」(海底資源含む)、「ソフト開発」での活性化は日本にとって経済復興への必須の分野となる。
『高学歴難民』阿部恭子
「概要」学歴があれば「勝ち組」なのか?月10万円の困窮生活、振り込め詐欺や万引きに手を染める、博士課程中退で借金1000万円、ロースクールを経て「ヒモ」に、日本に馴染めない帰国子女、教育費2000万円かけたのに無職……「こんなはずではなかった」誰にも言えない悲惨な実態! 犯罪者になった高学歴難民、博士課程難民、法曹難民、海外留学帰国難民、難民生活を支える「家族の告白」、高学歴難民が孤立する構造を解く。
ー就職難の果てに生活の為に選ぶのは「万引き・詐欺」「キャバクラ」などの事例、更に被害妄想、人間関係のもつれ、更には家族に内緒で借金まみれとなり行き場を失い自殺、閉じ籠もりなどの事例など
ー現実と理想に苦しむ高学歴コンプレックスから肉体労働へと余儀なくされる若者が増えている

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