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信頼できる人とシステム『扉の中』

2022-12-04 08:21:23 | ミステリー小説から見えるもの
精神科医師と患者。超えてはいけない壁を越え、レイプの現場を見られた事で事件に展開する。精神科医は患者の弱点と患者の背景を知り尽くしていることから犯罪に利用することは最も簡単だった。 現代、個人情報(健康状態・銀行詳細)の漏洩は様に犯人にとっては「絶好の証拠」にも変わり、窮地に追い込む事も可能だと言うことを知っておくべきだ。果たしてマイナンバー制度は現システムでは未だ信頼できるレベルではない。
『扉の中』デニーズ・ミーナ
「概要」二日酔いの頭を抱えたモーリーンが目の端でとらえた鮮やかな赤色。彼女の自宅の居間には、幾重にも巻きつけられた紐が皮膚にくいこみ、頭がごろりと落ちてきそうなほど深く切りつけられた喉元から、身体中の血を噴き出して息絶えた恋人の無残な姿があった…過去の精神病歴が災いし、警察や家族から殺人犯と目された彼女は、嫌疑を晴らすため自ら辛い過去の記憶を手繰り寄せる。
ー離婚した母、母親はアル中であり、弟は薬の売人、モーリーンは精神病患者として扱われ、誰も事件に関する証言に信憑性があるとは思われない状況でモーリーンが犯人にしたれられるが、自分自身で証拠を掴み、犯人逮捕に動き始める。
ー犯人はモーリーンの行動をよく知り尽くし、自分の罪をモーリーンに被せようと企む。