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ちょっと気になるいい事、言葉、最新技術

書籍、映画、旅、最新技術から選んだ心に残るもの。速読者向けは、青文字表示。内容は小学生でも理解できる表現使用

相互関税で「米国コメをゼロ」で交渉、国民も賞賛するはず

2025-04-06 10:22:40 |  社会の歪みと偏見
『「売るコメがない」米屋が苦境、廃業が2年連続で増加』見えてきた農水省+JA農協の悪巧み政府は農家に減反に次ぐ減反要求で、農業人口減少に老齢化、米の生産が増えるはずもなく(闇横流し疑惑をでっち上げ)今後も続くであろう米生産量の減少でJA農協が米価格統制(高騰化で赤字を埋め合わせ)、国民は高い米を買わざるを得ない。だが、ここに来てトランプの相互関税で米国の米を関税ゼロにする提案から交渉する手立てもある。国民にとっては減反で減った米を米国米で補うこともできる。果たしてJA農協への非協力を実行できるかどうか。



一枚の写真『ちょっと気になるんです』

2025-04-06 07:36:12 | 一枚の写真
『隣にすごい美人が引っ越してきた?』
気になりすぎて 眠れない!
(提供:Bbmail)

『日本は少子化問題で崩壊する』予言『人口は未来を語る』

2025-04-05 07:34:57 | 世界の常識(平均値など)
「日本は少子化問題で崩壊する」と予言している事に驚愕するが頷ける。それは本書にある人口動態での重要ポイント「経済力」「民族性」「社会的エゴイズム」があり、日本の現状は経済の低迷路線の選択と単独民族(単独民族の継承・移民不可)を継続していることだ。「崩壊」の主の理由である少子化問題は既に危険レベルにあり、幾ら労働者不足を科学技術で補おうと、また女性の地位と待遇改善を図ろうと手遅れに近いという。政治政策がこのままでは、日本の経済は成長が不可能で、若い夫婦が労働しても賃金的にも時間的にも子供を育てる環境がさらに失くなっていくと言うことだ。それは国家が増税と新税を繰り返しても、高齢者負担(医療・年金・保険)は若い層とは既に大差があり追いつけない、と言うことだ。日本の若い層は真剣に無策で自己主義的な国政を改善していかない限り日本の将来は明るくならないどころか、真っ暗闇に突然覆われるかもしれない。あるいは、外国移住した方が災難(極重税)に遭わずに済むかもしれない。更に気になるのは、国内の「米」の現状。政府の減反に次ぐ減反政策で農業人口の減少と老齢化など「米」不足と高騰化は政府とJAの思惑通りだが、国民にとって愚策でしかない。
『人口は未来を語る』ポール・モーランド
「概要」40億、121、79000―国家の命運は人口が握る! 気鋭の人口学者による大胆な未来予測。超大国になるか発展途上のままか、経済的に豊かになるか貧困にあえぐか。
ー都市で暮らす人々は小家族を選択し、出生率が低下、社会が高齢化し、人口が減少、移民流入と民族構成の変化となる
ー3つの色の変化
・増加するグリーン:人口増加の減速による環境回復の可能性=より効率的により少ない資源で食料を確保できる可能性
・増加するグレー:世界人口全体の高齢化と、多くの国の超高齢化の可能性
・減少するホワイト:民族的変化、すなわちアフリカの人口増とヨーロッパ系人口の減少
ー人口変化
・世界人口に占めるアフリカの割合は1950年に14人に1人だったが、2100年には3人に1人
・今世紀末の世界人口は150億人を超えるのかアフリカの出生率次第
・2064年に100億人弱を迎え2100年には90億人を切ると研究機関ランセットは予測
・平均出生率は1950年デンマークの2倍、現在は1.1倍、平均寿命も3分の2が僅か10%未満
ー急速な都市化
第一次世界大戦前やには百万人都市は10数箇所、現在中国だけでも121箇所もある
・農耕民の3分の1が都市住民になり世界人口の半分を超えた(2100年には7割超)
・都市化の後退はパンデミック、財政破綻で起こ理、災害では食料水不足を招く
・イノベーションにより都市は消費エネルギーが減り、大気汚染も減り、交通渋滞も減る
・国策にもよるが都市と農村との格差は小さくなる(教育・暮らし)
・都市での少子化は進みキャリアアップと少ない投資で少子化が実現
結婚・出産が減退、性生活も減退(日本の40歳未満は4人に1人は異性交渉がない)
    日本は先進国の中でも最も幸福度が低く、子供を育てる時間と金銭的余裕がない
ー高齢化社会
・若い人口国は革命を起こしやすい(ロシア・ソ連時代)
・日本は100歳以上が7万9千人(90%が女性で、65歳以上が28%)
・日本に次いで高齢化社会国になるのはイタリヤ、ドイツ、中国、米国となる
・高齢化社会は長期停滞経済、低金利(過去30年で成長率が2%を超えなかったのは2回だけ)
高齢化で高騰する医療費、年金へはゼロ金利、赤字国債発行、増税となる(自転車操業となる)
・公的年金を増やす工夫は移民労働者を増やす、年金支給年齢を上げる
犠牲となる選択(経済力・民族性・社会的エゴイズム)
・日本は経済力(経済低迷)を犠牲に民族性(移民を認めない)、家事と介護を女性に押し付け、結婚や子育てより自立(仕事で賃金を得る)を優先させる
・英国は移民を受け入れ、労働力を上げ、経済(税収を増やし)を活性化させるが、民族構成に変化し始めた(外国籍生まれが20%以上)
・イスラエルは経済と民族を優先し、出産率も伸ばしている だが移住も増えている
ー人口動態が重要
・気候変動、パンデミック、AI、地政学など以上に人口動態が重要な位置を占めていく
日本の現状:少子化による崩壊が起きる最も早い国
    母親としても働き手としても満たされない女性が多くいる
    科学技術で補おうとしているがそれだけでは解決しない(出生率1.3低下が早い)


「気付き」を如何にビジネスに繋げるか『仕事は楽しいかね?』

2025-04-04 07:38:00 | 起業家への知恵
仕事に、人生に誰もが「行き詰まり」を感じることがある。そこに必要なことは「明日は今日と違う自分になる」「遊び感覚で色々やって、成り行きを見守る」「成功とは右に倣えをしないこと」、成功はチャンスを如何に「気付く」、と言うこと。コカコーラ、リーバイスなど成功はきっかけを如何に捉え、ビジネスチャンスに変えるかなのだ。「失敗」と認める前に3つのポイント(ミスした点・問題点・今の現状)を書き出すだけでも「反省」から新たな「挑戦」へのチャンスを掴むことができるという。成功した人の真似ではいつまで経っても成功しないと言うことだ。
『仕事は楽しいかね?』ディル・ドーテン
「概要」出張の帰りに、大雪のため一昼夜空港のロビーに足止めされた「私」。そこで出会ったある老人に、つい仕事で鬱積(うっせき)した感情をぶつけてしまう。老人は実は、企業トップがアドバイスをほしがるほどの高名な実業家。その含蓄ある言葉に「私」はしだいに仕事観を揺さぶられていく。
ーくだらないことが繰り返されている
・目標の設定=自分の人生をきちんと管理することができる
生きる姿勢を変える=新しい自分を築く=毎日毎日違う自分になること=「試すこと」
・わかりきっていることを手間かけてやり直すことはない=良くなろうとすること
試すこと、日々変化が必要であること、偶然を見落としていること…
・適切な時とか完璧な機会なんてものはない=遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守る
失敗した理由はあらゆる試すことをしなかった=アイデアは偶然・ラッキー・幸運
・世の中は変わったことで興味を持つお客が増えた=真似では人は興味を持たない
・うまくいっていないのはどうしてなのか=試すことは簡単だが、変えるのは難しい
・アイデアの為の3つのリスト:ミスした点・問題点・今やっている点
    そこから「試すこと」を見出すこと
「コカコーラの由来:薬屋の頭痛薬を水で割って飲んでいたことから発想、ソーダで割ったこと
「リーバイス・ジーンズの由来:帆船の帆販売からズボンがないかと言われ帆をズボンに」



若い時の悩みは皆んなが通る道、協調性社会から多様性社会『君はどう生きるか』

2025-04-03 07:38:59 |  社会の歪みと偏見
人生には悩みは付き物、特に10代から20代は学友との共同生活から始まり、社会人の仲間入りと全く違った世界へ踏み出す時など必ずや出てくる。その悩みは人それぞれだが、決して一人で悩まず、友人、家族、同僚、先輩、それに上司と相談する事だ。素直に率直に申し出る(質問)事から自分の悩み、思い、対処方法など「自分で考えた事」を思い切って行ってみる事で、思わぬ「解答、少なくとも助言」が貰え、気持ちも楽になる。ここにあるように「無口で籠ってしまう」と誤解が生じたり、思った方向へ進まない事にもなりかねない。悔やむとしたら「あの時話ししなかった」とか「あの時自分が何もしなかった」ことを後から悔やむのだ。現代は自分の「好き」なことを追求していく事が「なんのために生きているのか」を発見でき、過去の「皆んなと一緒」(協調性社会)から自分はこう生きたいという独自行動(多様性)があることを知っておくべきだ。
『君はどう生きるか』鴻池尚史
「概要」いままで、「大切な人と深くつながるために」「いじめられている君へ」「親の期待に応えなくていい」など、折にふれ10代に向けて多くのメッセージを発信してきた著者が贈る「今の10代に向けた生きるヒント」。現代は「君たち」ではなく、一人ひとりがそれぞれ違う「君」の時代。この楽しくもしんどい多様性の時代に必要なのは、違う人と協働するための技術、そして自分の頭で考えるということ。そのためのアドバイスが満載。
「君はどう生きるか」という過去の「君たちはどう生きるか」の協調性から多様性に移った
・大切な人と繋がるためにコミュニケーションを大切に
・皆んなと仲良くではなく好きな人だけでも良い、嫌いな人は無視してお良い
・「サンドバック状態」無口で頷くだけ、よっていろいろなことを押し付けられる状態
一番大切な事は何かを考えること(悩む事vs考える事)
    シンパティー:同情や思いやり、エンパティー:相手の立場に立つ能力
    ベター:ベストではないけどより良い、ワース:より悪いが最悪ではない
    めんどくさい:好奇心を失くす
    自我vs集団我
    「たった一つの正解」がない問題を考える(答えは1つとは限らない)
    スマホはあらゆる情報が手元にある「面白い時代」、だが如何に使うか
いじめ
・過去「逃げてはダメ」というが今は「逃げる・避ける」を選ぶ
・いじめの解決に大人(先生)は見て見ぬ振りをする(大人の真剣さ不足)
ーなんのために生きるか
・たくさんの言葉・知識を覚える(興味ある本などで読書)
・たくさんの場所に出かけてみる(スポーツ、演劇、コンサート、海外旅行など)
自分の「好き」を追求してみる(将来何になりたいか)


コミュニケーションは「伝え方」で決まる『伝え方しだいで人生は思い通り神トーク』

2025-04-02 07:35:10 | 人生を「生かす」には
相手との程よいコミュニケーションは伝え方次第。特に相手にして欲しい時、事は、「情熱を込めた言い方」を学ぶことだ。「熱意」は人の心も動かす、だが相手次第であり興味のない人には通じない。一番は相手の意見に頭ごなしに否定しないこと、姿勢正しく、笑顔で接し、相手の意見に共感しながら、質問、意見を求めること。本文で気になる言葉は「人の魅力は人間的な弱さを隠さないこと」「小さなゴール・目標をたくさん作り、共感を増やす」「意見が言える場(発表する場)を増やしてあげる」「意見を聞かれたら反復し、意見を聞いてみる」などだ。
『伝え方しだいで人生は思い通り神トーク』星歩
「概要」心理学・脳科学に裏付けされた「科学的に人の心を動かす」伝え方を誰でも実践できる形でわかりやすく紹介しています。人間関係、仕事、お金、恋愛、会話・雑談、SNS、子育て、コミュニケーション、リーダーシップ、人見知りなどすべてに効果抜群
ー「相手が思い通りに動いてくれる」その為にも「伝え方」を考えれば人は動く、と言う。「言葉」にして全てが伝わる」と言う意識を持つこと。
「人の心を動かす3つの絶対条件」
・話を聞くに値する人と思われる日常での振る舞い(相手を選ぶ)
・相手に安心感を与える(安心感を持たせる・褒める)
・相手の自己重要感(承認要求)を満たす(価値があると満足感を持たせる)
ー人間関係
頭ごなしに否定しない、まずは聞き、質問してみること
・笑顔で対応、姿勢正しく
・同調する言葉を繰り返す「好き」
ー「好かれる」伝え方
・名前で呼ぶこと
・「おめでとう」を伝える
・会う人のことを事前に調べておくこと
「褒める」を実践する(人前で褒める:人柄と存在)
・アドバイスを求める(質問・意見を求める)
・「頷き」目でお礼
・相手の変化に気遣う、褒める(ありがとうなど声をかける)
ー相手が思い通りに動く術
・相手に気づかせる工夫(自分の反応も考慮)
・「否定しない」「気づかせる」「答え意を言わない」「正さない」
・「ありがとう」を口癖に
・「痛み」は即断即行動を生み、「快楽」は継続を生む
・話を紙に書き出すことで客観的に感じてもらう
ー神トーク
魅力は人間的な弱さを隠さないこと
・小さなゴール・目標をたくさん作り、共感を増やす
・意見が言える場(発表する場)を増やしてあげる
・意見を聞かれた反復し、意見を聞いてみる
・相手のゴールイメージを聞く(共感することがを発する)
ーマズローの欲求5段階説
・「生理的欲求」「安全の欲求」「所属と愛の欲求」「承認欲求」「自己実現の欲求」
・本能的な欲求は「感情」


「日本語」の意味する世界『意味の世界』

2025-04-01 07:35:15 | 人生を「生かす」には
日本語での言い回し方と日本文と英文での表現の違いなどさまざまな視点からの学びがある、が一般が理解するのに本書の「意味論」は面白いが難しい。また、現代語は新たな言葉の変化、新語により年齢層にもよるが理解度が違っている点など、日本語と世界各国との共通語はいわゆる「プレインランゲージ」を表現した方が良いのかとさえ思う。下記のような言葉のマジックなどで人は意味を理解・誤解(洗脳)していく。「米国のジョージ・ブッシュ大統領は一般教書演説で減税について語りましたが、「減税」をそのまま「減税」とは呼ばずに、「税の恵み」と表現しました。それも5回もです」
『意味の世界』池上嘉彦
「概要」ことばを記号でなく文化としてとらえ、その意味のありようを解明する。本書は、現代言語学の中心分野である「意味論」の立場から日常生活における言語体験を分析し、ことばの意味が固定したものではなく、時代や文化、状況の違いによって様々に変転することを明らかにする。さらに文化や思考様式と、言語の意味構造がどのように連関しているのかを、豊富な事例を挙げながら解説する。意味論の新しい世界を切り開いて長く読まれた記念碑的著作を復刊する。復刊に際して「改版あとがき」を付加。著者の学問的履歴・原著執筆の背景事情・刊行後の言語学の歩みがわかります。
ー二つの挿話
借リル」と「貸ス」日本語と英語で意味的に1体1に対応していない
    英語: 金銭の支払いなしの場合は「borrow」、支払いありは「rent」
ー意味の曖昧さ 「不覚かさ」「曖昧さ」
    日本語にある「前向きの姿勢で検討します」「両3年内に」
    「トマト」は英語で野菜、法律上では果物という判断もある
    「ここではきものをぬいでください」は2つの意味になる「履き物」「着物」
    「手伝っても構いませんか、『いいわ』」という返事はYesとも NOとれる
    「眠い?」=「Are you sleepy?」日本語は主語がない場合もある
    日本語の表現は「点の論理」、英語は「線の論理」に基づく
    意味をなす表現となさない表現
    語法上での基準と「ずれ」/コンテクストの役割/「詩的」であるということ


『まっいいか』『テキトーに』『見ぬふりして』が蔓延る世『世の中の8割はどうでもいい』

2025-03-31 07:36:26 |  社会の歪みと偏見
世の中「~べき思考」が蔓延る中で、真逆の「適当に対応する事」が増えている気がする。だから「肩の力を抜いてテキトーに生きてみよう」とする本書だ。大事なのは他人から見た自分ではなく自分から見た自分を成長させること」だ、と言う。現実、理不尽な出来事や自分が悪くなくとも傷つけられることも多々ある世の中だからこそ、そう言った感覚が生まれてもおかしくはない。結局「周りはあなたに対して悩み迷惑をかけているとは思ってはいない、そこまで興味がない」のだ。よって真に大切に思ってくれる人を選び抜く事、特にネット情報には「テキトー」な温度差を持って接し、決して一人だけ、一つだけ生真面目にフォローしない事だろうか。それこそネット情報は8割がどこかに嘘があると思ったほうがいいかも知れない。
『世の中の8割はどうでもいい』犯罪学教室のかねえ先生
「概要」テキトーな人生、バンザイ!「情報過多の世の中を生き抜くためには、テキトーくらいがちょうどいい!」SNSやスマホの普及により、コミュニケーションが取りやすくなった昨今、その便利さの代償で逆に疲れてしまったりしていませんか?人と人との距離が近くなりすぎてしまった世の中を上手に渡っていくには、積極的に「テキトー」になるくらいがちょうどいいのだと、犯罪学教室のかなえ先生は唱えます。所詮、世の中の8割は他人のことであって、どうでもいいこと。残り2割の、自分のことだけを大事にしてあげればいい。
ー「テキトー」とは
・「真面目にやれ」とは「他人にとって都合のいい人間になれ」と言うこと、だから「テキトー」
「テキトー」はストレスフリー、広い視野を持つことができ、人間関係が良好になる
・「まっ、いいか」と思うだけで世の中どうでもいいことが8割、自分ごとが2割
・「テキトー」は余裕が生まれ人生の選択肢も増える(振り回されることもなく冷静になる)
ーできない人がハマる
・「間違っていることへの不安」「いじめに遭うこと」「不登校になること」「学歴コンプレックスを持つこと」「劣等生扱いされる」=「自分は悪くないが・・世間に囚われていく
・「言葉は通じていても、話は通じない」SNS等の「悪意」「誹謗中傷」「ストーカー」
・社会や他人の所為にする(他人に振り回され苦悩する)
世の中はテキトーで溢れている
・多くの人が見て見ぬふりをして事件事故の関与を避ける(過度に避ける)
・インフルエンサーとなり他人事を言い振り撒く(匿名行為)
・正義と悪、善と悪、社会が不寛容になっていく
ー解決方法
・捨てる思考と他人に囚われない選択をする
「健康問題」「金銭問題」「人間関係」において大切にする人を選ぶ


「老いたら拒まず、でも従わず」でいい人生『一人暮らしパラダイス』

2025-03-30 07:44:28 | 人生を「生かす」には
「老いたら拒まず、でも従わず」、日本人は古くから『~すべき』と言う「べき理論」が多く、それに悩まされる人が多い。だが老後は「こだわり」を捨て、「自分らしさ」を醸し出しながら思うままに生きたら良い、と言う。「できないものは仕方ない」と言い諦め、「まあ、いいか」と思うのが一番生きやすいかも知れない。ネット情報過多で真偽に踊らされ一喜一憂もあるが、ここにある生活習慣の「慣れ」への悪習と善習は、人それぞれあるがあまりワンパターンで続けるよりもたまには変わった事(道)を選ぶ方が良い、と言うことだ。気になる言葉は「歳を重ねただけで人は老いない。理想を失うときに初めて老いが来る」サミュエル・ウルマン
『一人暮らしパラダイス』弘兼憲史
「概要」会社・家族と離れても無理なく楽しめる生き方! 進む長寿化、未婚化のなかで生まれる、自分一人の時間。多くの人は、「一人は嫌だ」「孤独死は避けたい」と思いがちです。おう思った時、孤独な時間をあえて「一人暮らし」と言い換えてみるのです。「一人暮らし」は、誰かと一緒にいる時間以上に、豊かな人生をもたらしてくれます。「一人暮らし」を楽園に変える方法! これまでの人生で活きた考え方は「誰かと一緒にいる」ことが前提でした。
老いたら拒まず、でも従わず
日本人の多くは「虚像」に囚われ過ぎている(理想とのギャップに悩む)
・「こだわり」はあくまでも自分だけのもの
・「~らしさ」とは周囲の誰かが見て思うもの
・人と比較したり、世間一般の基準に自分を準えるのは良くない
・若者に媚びても何も学べない
嫌われない、無理しない、引きこもらない
・「できないものは仕方ない」と開き直る
・疲れるほど運動をするのはやめよう
・「慣れ」は歳にとって一番の大敵になる、その慣れの中に騙しがあると見抜けなくなる
・たまには知らない道を歩く(ちょっとした冒険、アドベンチャを試みる:習慣とマンネリ)
・「行きつけ」を作り頻度よく訪れる
ー気ままな暮らしのコツ、そして一手間
・料理をしないのは勿体無い(段取りで脳も財布も得をする)
・理想的な食べ方は小分けにして食べる、一気喰いはしない
・人とは会話をしたり、スキンシップコミュニケーションを
・モテるためには話題が豊富で話が面白いこと
・退屈な人と付き合う理由はない
ー黄昏を恐れることはない
・男性の孤独死不安が多い(妻に先立たれる不安)
・携帯電話はいつも肌身離さず
・延命治療は自力で食べれない、呼吸ができない時にはっきりしておく事
・男の「止まり木」がいればなお幸せ


「やさしい日本語=Plain English」が注目され始めた『短い英語』

2025-03-29 07:39:41 | 世界の動きから見えるもの
翻訳ビジネスでのエピソード:日本語の文章は主語が抜けて記述することも多々あり、それをそのまま生成AIなどの翻訳にすると意味を間違えて翻訳すると言う。実際その後、翻訳された英語から日本語にする事でその主語がない事での間違いがあることが理解できる、と言う。間違って理解されないようにするには、日本文には的確に主語を入れておく事である。最近富に「速く」「効率的で」「理解しやすく」「簡潔な言葉で」と言うことから急いで間違った文章作成は禁物である。
ここにある、「言葉とは読者、聞き手に効果的に情報を伝達し、『次のアクションに繋げてもらう』と言うニーズに応えるものだ」と言うことだ。英語では特に結論を先に述べ、後に補足するスタイルなので注意したい。今ここに「プレインランゲージ」と言う協会団体が世界標準化に向けて活動しており、日本にもその波が来ている(一般社団法人日本プレインランゲージ協会:https://japl9.org)
『伝わる短い英語』浅井満知子
「概要」書ける!話せる!伝わる!プレイン・イングリッシュをていねいに解説 アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア政府が認める「短い英語」プレイン・イングリッシュ。欧米の官公庁はもちろん、ジャーナリズムやビジネスの現場で使われているスタイルです。「速く」「効率的で」「理解しやすい」を特徴とする簡潔な英語伝達法です。本書は10のガイドラインに基づいて、プレイン・イングリッシュを「書く」「話す」ための方法を解説。強い動詞とシンプルな単語で、クリアでストレートに伝わる英語が使えるようになります。短く言い換える事例、単語の書き換えリストも豊富に掲載。非ネイティブが学びやすい英語の決定版です。
法律用語をきっかけに世界中の言語の平易化・標準化が進行中(世界50カ国650人の団体)
    一般が分かりにくい文章は、結局理解できなく手間も暇もかかる(時間とコストの浪費)
    歴代の米国大統領の演説は「中学校2年生レベル」だという
    トランプ大統領の演説は小学校4~5年生レベルであり、誰もが理解できる言葉を採用
    日本での日本IR協会(インベスターリレーションズ)での簡易日本語化が普及
    (米国、カナダ、オーストラリアではISO(世界標準化規格)を採用、法的化した)
プレインジャパニーズのガイドライン(日本語化標準)
・情報の整理(効果的に伝えるために:読者にとって大切なことを理解)
・対象読者を想定する(読みやすさ)
・重要な情報は文章の先頭に置く(まず結論を述べる)
・長文より短文を用いる(17~20ワードの長さ)
・短く、シンプルな単語を使う(抽象的よりも直接的な単語を用いる)
・専門用語は必要最低限に抑える(相手の行動を促す分かり易い単語を用いる)
・能動態を使う(受動態を避ける)
・強い動詞を使う(動詞の名詞化は使用しない)
・否定・二重否定を避ける(肯定形に変換する)
・主語・動詞・目的は近づける(何がどうする)
・読みやすいデザインにする(箇条書き・図形挿入)
「If you can not explain it simply, you do not understand it well enough」アルバート・アインシュタイン


「言葉の定義」意味を考える『言葉の観察』

2025-03-28 10:53:07 | 人生を「生かす」には
「言葉」に自分の定義をつけてみるという面白い発想。本書にあるのは、「友達、遊び、敬意、優しさ、忘れる、ときめき、愛する、寂しさ、わかる」など自分の頭に浮かぶ発想から「定義付け」してみると見事、友人、仲間との「ズレ」「思い違い」「勘違い」「思い込み」などがあることを発見する。特に「恋と愛」「好きになる」「片思い」など自分との感覚と感情のズレは気になるし、面白い発見をする。シンプルはいいが意味が通じなければ相手に伝わらない、分かり易い言葉を使う事への大切さは「言葉の定義」(認知バイアス)に大いに関係してくると思う。
私流の定義は『「恋」は一人で思うもの、「恋愛」は2人で語るもの』と自分なりの定義を持っている。さらに『「結婚」は2人を埋め合うもの』としているがどうだろうか。「観察」と言う一つの行動からもさまざまな発想と疑問、さらに想像から詩集などが生まれるのは素晴らしいと感じる。
『ことぱの観察』向坂くじら
「概要」「好きになる」「さびしさ」「つきあう」――。日常で何気なく使っている言葉で私たちは、他人と「本当に」分かり合えているのだろうか。一つ一つの言葉が持つあいまいさや脆さを鋭く見抜き、記憶や経験、痛みや喜びの「手ざわり」からその意味を結び直す。他人や、自分自身や、そのあいだにある関係を観察した日々の、試行錯誤の記録。ある言葉があって、同じ言葉を使う他人がいる。しかし、お互いにほかの文脈を持っていて、ほかの意味を考えている。だから会話が食いちがい、ときに関係がうまくいかなくなるのだ。定義をしながら、そしてその不完全さを思いながら、いつも感じてきたことがある。言葉がわたしの中である意味をむすぶとき、そこにはわたしの記憶や、経験や、痛みや喜びの手ざわりが、どうしようもなくまとわりつく。そしてきっと、他人の使う言葉には、彼らの記憶や、経験や、手ざわりが、同じようにまとわりついている。(「観察」より)
まえがき
1.「友だち」「遊びと定義」「敬意とあなどり」「やさしさ」「確認」「忘れる」「くさみ」
2.「好きになる」「恋」「ときめき」「性欲」「つきあう」「愛する」
3.あなた「友だち2」「めまいと怒り」「さびしさ」「寝る」「飲むとわかる」「乗る」「観察」


「仮説を鍛える」で思考力を高める

2025-03-27 07:38:48 | 経営・リーダーシップに必要な事
@本書は、簡易小説的なビジネス教本文で「仮説の立て方」を物語っている書だ。
仮説を立てるプロセスで重要なのが情報の質と量、更にアップデートされた最新であることだ。また、統計データなどの数値表が目的にあった切り口であり、正確性が不可欠であることだ。最近は一部のデーターだけを使った偏屈な統計表などもあり、鵜呑みにしてはいけないモノも増えたのは事実だ。仮説ではやはり最終目的・目標に向けた筋道の作業だから、説得材料にはマトリックス表などでの数値と平易な箇条書きも必須だ。
1、課題の明確化(問題と課題、重要度と優先度)
2、調査の実施(情報収集)
3、情報の分析(整理、分析)
4、仮説の立案(実態から仮説を作る)
5、仮説の実行・検証(仮説から現実実行に移す)
『仮説力を鍛える』八幡 紕芦史
「概要」仮説を立てると、仕事は断然うまくいく!
ビジネスで継続的に結果を出していくためには、仕事上の意思決定を「ヤマカン」に頼るのを止め、「仮説立案」に基づいて仕事をすることだ。そこで本書では、ビジネスを中心に、日常生活でも役に立つ、仮説思考のノウハウを紹介する。
ー仮説を立てるプロセス
1、課題の明確化(問題と課題、重要度と優先度)
    問題:答えるための問い、批判・論争・研究の事柄、困った事柄
    課題:与える・与えられる題目や主題、解決しなければならない問題、果たすべき仕事
    四象限マトリックス表:4つの四角の箱に縦横に重要度と優先度を記入、問題を具体化
2、調査の実施(情報収集)
    目的と目標を明確(情報源:情報項目・情報源・情報メディア)
    事前調査・事後調査から思考力が支える行動をツリー式に一覧表を作る
3、情報の分析(整理、分析)
    情報ソースの検証(他のソースとの比較・最新データ数値の検証)
4、仮説の立案(実態から仮説を作る)
    帰納法:個々の具体的事実から一般的な命題ないし法則を導き出す事
        現象事実を掘り出し、何が原因なのかを追求してみること
    演繹法:一般的、普遍的な前提から、特殊な原理や事実を推論し結論づける事
        現象から考えられる対処事についてを推論して結論で受ける
    戦略的な発想(選択と集中)から複数のシナリオを組み立てる
5、仮説の実行・検証(仮説から現実実行に移す)


「人間力」への力量が試される時代『社長養成講座』

2025-03-26 07:36:53 | 経営・リーダーシップに必要な事
経営力の原理原則は「顧客第一」「キャッシュフロー」だが、マーケティングとヒューマンリソースでの経営力が試される時代だ。特に商品・サービス力での差別化「満足より感動」とか、人材も責任ある「切磋琢磨」組織での「価値観」が重要視されている。だが、現実「賃金」「責任ある仕事」「厳しい上司」への希望と抵抗は大きい。生き残るための人材抜擢・結果を重視した評価などから信賞必罰は、今後競争社会を乗り越えるには必須となる。更に社長力としての基礎的な会計経理、人事知識は必須だが、顧客、社員に対する人間関係を重視する人間力も新たな切り口として必須となる。
『社長力養成講座』小宮一慶
「概要」金融危機を伴う景気後退のなかで、いまこそ、「経営」が問われ、社長の手腕が問われています。この危機に、どう対応していくのか? 著者は、今こそ経営の原理原則に立ち返るときと説きます。経営の原理原則とは、「お客さま第一」と「キャッシュフロー経営」だと。企業の金融投資活動は、はたして「顧客」のためのものだったのか? をふりかえるとき、顧客のために商品・サービスを提供することによってその対価を得るというビジネスの基本に立ち返ることでしか、会社の持続的成長、そして、存在価値はないという著者の主張は、多くの方がうなづくものではないでしょうか。
ー経営の原理原則
・「お客様第一」そのお客様が喜ぶ商品やサービスの提供で大切なことは「創造」
・キャッシュフロー経営
ー「管理よりも方向づけ」(管理能力)
企業の方向づけ (何をやるのか、お客様の動向を見る、発見力:目標より目的)
・資源の最適配分 (現在の分析:人・もの・カネ:売上高よりもシェア)
・人を動かす(オンリーワンよりもNo.1:お客様満足度優先
ーマーケティング力
・新規顧客開拓よりも既存のお客様満足
・他社の真似よりも他社との差別化(品質・価格・サービス)
・価格で勝負よりもサービスで勝負(ABC:当たり前のことを、馬鹿になって、ちゃんとやる)
・満足よりも感動(期待した以上の結果で感動を呼び起こす)
・商品開発よりも認知の努力(AIDMA:興味・欲求・傾向・行動)
ヒューマンリソース・マネジメント力
・新規事業よりも人材育成(企業業績アップにつながる、社会貢献)
・スキルよりも価値観(和気藹々よりも切磋琢磨する組織)
・横並びよりも信賞必罰(できる人材へ待遇や環境整備)
・規制よりも自由(経営は実践であり行動:意識の共有)
ー会計力
・数字よりも信念(利益は会社やそこで働く人、社会をよくするためのコスト)
・PS/BSの理解(自己資本比率・返済能力・損益計算書での利益、増減、資産回転率)
・利益よりのキャッシュフロー(お金の流れ)
・負債よりも純資産(賃借対照表)
・ROE(株主資本利益率=利益・純資産)よりもROA(資産利益率=利益・資産)
・売上よりも利益(キャッシュフローを得るための利益)
・投資拡大よりも増し分を増やせ(固定費を増やさず変動費を増やす工夫)
リーダーシップと人間力
・総花的よりも重点主義(優先順位をつけて具体的行動する)
・話すより聞くこと(難しい理屈よりも素直さ・多くの人との人望を得る)
・甘さよりも厳しさ(人を褒める・怖いが優しい部下に厳しく)
・順境よりも逆境(信念を通す)



「なぜ〜どうして、だから〜どうなの」の思考力アップ『論理的な考え方が身に付く本』

2025-03-25 07:40:25 | 経営・リーダーシップに必要な事
思考力を養うには、下記のような一連の思考法プロセスが必要であり、習慣付けが伴うことが必要だと言う。
1、「なぜ」と疑問からテーマを選定する『問題提起』
2、「統計・数値データ収集」することで事実確認から傾向を把握する『情報収集』
3、「だから~どうした」「どうする」と問題点の原因・分析・提案の為の仮説を立てる『分析・原因研究』
4、「~である」と目的・目標を持った筋道を策定、解決策を作る『改善提案・結論』
最後の解決策で大切なことは規制・規則・慣習に捉われず、「やめる・捨てる」「統合する」「置き換える」「簡素化する」(ECR効果)からできれば「ポイントを3つ」にすることで思考力を高めることができる、と言う。
『論理的な考え方が身に付く本』西村克己
「概要」「あなたは10万円もらえる権利があります。さて、どうしますか?」という場面に直面したらどうでしょうか? まずは、「もらおうか、やめておこうか」と考える人は多いでしょう。または、「迷わずもらっておこう」と考える人もいるかもしれません。このように悩んだ人は、まだまだ論理的な考え方が不十分です。「もらう、もらわない」のイエス、ノーの限られた範囲で悩む前に、他にも重要な考えがたくさんあります。論理的な考え方をするためには、「なぜ私に権利があるのか?」「かえって怪しい話ではないか?」などと、視野を広げて、ちょっと立ち止まって考えることが必要です。本書は、問題解決型の論理思考の本です。直面した問題をどう解決するのか、のヒントや手法が満載されています。
ー問題解決の基本ステップ
・テーマ設定:名称・目的・納期
・あるべき姿:目標
・現状分析:事実データ把握・立案
・問題点:ギャップ認識・問題意識の共有化・糸口を探る
・改革方針:コンセプトの明確化
・解決策立案:実行計画の作成
・実施:結果の評価
思考法(筋道を立て考える)
・説得力があるか、理論武装で明確信用できるか
・「こうである、なぜなら」筋道を立てて話ができる
    問題提起・現状分析・原因究明・解決先の探索・改善提案
ーロジカルシンキング(論理的思考の効用)
・交渉力・説得力アップ・プレゼンテーション力アップ
    素朴な疑問に注意を向け、探究心をかき立たせる、「なぜ」の問いで考える
・「疑問」、「事実・統計」、「理由付け」、「結論や主張」に流れる思考
    「なぜ」から「事実や数値を探索」、「~傾向を知り」「だから~」である
・マクロからミクロ(概要・詳細・具体化/企画・設計・実施)
・水平思考から垂直思考へ
・ミッシー(MECE): 以内vs以外・反対・質vs量・固定vs変動
・フレームワーク:組織・戦略・システム・人材・スタイル・スキル・価値観
・ロジックツリーで情報整理(箇条書き・枠ぎめ)
ー発想を広げる思考法
・ゼロベースから積み上げ式(KJ法:一枚の用紙でグルーピングし把握する)
・発散(収集)から収束(評価・選別):ネタを多く提出・情報を整理・解決策を考える
ー分析力を高める思考法
・「肯定・否定」「Before/After」で仮説から結論を導く
・マトリックスで体系的に整理分析する(SWOTなども座標軸利活用)
・フローチャートで詳細プロセスを表現
ー解決策を見つける思考法
・コンセプトの明確化(基本方針を表現:分析・総合・評価・文書化)
・ECRS効果(Eliminate, Combine, Replace, Simplify)
    「やめる・捨てる」「統合する」「置き換える」「簡素化する」
ー説得する思考法
・情報(なぜ)から~と言う事実や数値で傾向を見て、「So what」(だからどうした)へ導く
・大量の情報はグルーピング化する習慣を身につける、「ポイントは3つ」の範囲にする
・ピラミッド化し論理的な情報整理する
ー図解する思考法
・「図形枠」「キーワード」「矢印」で囲み、入れ込み、結ぶ
・「考える」から「書く」で「見る」のサイクルで習慣化
・相互関係を明確に「独立」「包含」「重複」「対立」「双方向」「手順」「原因と結果」


挑戦の継続化と創造力『ジェフ・ベゾス未来と手を組む言葉』

2025-03-24 07:37:08 | 起業家への知恵
Amazonの基本概念は3つ「品揃え」「利便性」「低価格」。肝心なことは「非効率」の事からビジネスチャンスを生み出し「ゆっくり、絶えず」を心がける。まず小さくても最初の一歩を踏み出し挑戦することだ、と言う。事業において「危険なのは進化しない事」「実験なしでは発明はあり得ない」と言う常に創造と挑戦を心がけていることだ。厳しい視点は「無理だと言う人材を無視すること」とある。気になる言葉:ベゾスは世にある「挑戦しないで後悔するよりも挑戦することを選んだ」ことが印象的だ。また、ヘンリ・フォードの言葉にある「失敗はもう一度最初から始めるきっかけに過ぎない」
『ジェフ・ベゾス未来と手を組む言葉』武井一巳
「概要」一歩ずつ、果敢に。失敗を恐れるより、やらなかった後悔を恐れよ。答えは常に「シンプル」に考えた先にある…シアトルの小さなガレージから始まったオンライン書店アマゾン。
ージェフ・ペゾス1964年生まれ、31歳の時、1994年にネット書店「カダブラ」を母体にAmazon設立。最初の7年間は赤字事業だった。少年期には理科実験棟が好きで、プリンストン大学での物理学専攻で計算機科学、電気工学へと変更。発明家の夢を見ていた。
・1995年アマゾンの正式サービス開始
・1997年NASDAQ上場
・1998年ミュージックストア開設
・2002年クラウドサービス開始
・2007年アマゾン Kindle発表
・2011年ビデオ配信サービス開始
・2014年スマートフォン発売(失敗例)
・2018年無人店舗「AmazonGo」一号店開店
・2019年時価総額1兆ドル(アップルが1兆ドルを超えた1か月後)54万人の従業員を超える
ーベゾスの言葉
「危険なのは進化しない事」「実験なしでは発明はあり得ない」自社のサービスを次々と開発、「顧客との継続的な関係を築くことがAmazonのビジネスモデルだ」とした「何を扱うかではなく、どんなサービスを目指すか」で躍進していく。
・「製品を売ろうとするのではなく、お客の人生を豊かにしたい」(顧客を第一に考える)それには「品揃え、利便性、低価格は勿論、買いたいものをオンラインで簡単に見つけられるようにしたい」と当初は考えていた。
・「市場のリーダーとなれる可能性があれば、小さく儲けるのではなく果敢な投資を行なった」
・Amazonの純利益率はトヨタの純利益の8分の1しかない(如何に低いマージンで提供できるか追求している:独自のビジネスモデルを展開していく)
・製品リリースから軌道させるまでの期間を5年~7年かけるという。が「顧客が決めるもの」として継続等投資はしない。・物流はトヨタを参考に改善、古いルールに縛られない、常にチャレンジする社風
    ヘンリ・フォードの言葉「失敗はもう一度最初から始めるきっかけに過ぎない」
リーダーは革新と想像を求め、常にシンプルな方法を模索、レポートは一枚だけ。
    必要な人材を求め優秀な人材を採用、全体的に人材のレベルが良くなる
    「一歩ずつ果敢に」無理だという人材を無視するに限る
・ビジネスチャンスは「非効率」なところにある。
・人々はモノよりサービスを求める。モノの値段を如何に下げれるかを考える。
・気をつけなければ、才能は傲慢にする。才能に自惚れると正しい選択はできなくなる。
・挑戦しないで後悔するよりも挑戦することを選んだ。
・結果を出すには「ゆっくり絶えず」を進めること