毎日が時差ぼけ

大阪発、いろいろな交通機関の搭乗記録

2024年4月の韓国釜山からの帰り(2)

2024-05-12 20:39:58 | 旅行記

[2]釜山金海国際空港で食事-カフェ-出国手続き

昔の金海空港のガイドには、2階の国際線出発ロビーにはいろいろな店があると書いてあったが、実際はカフェが1店あるだけだった。3階にはカフェとレストランが数店ある。ロッテリアもあったがメニューが日本のロッテリアと同じようなのでやめて、韓国料理のレストランに入った。

レストランを出てからカフェに入った。タッチパネルで注文してタッチパネルの横についている読み取り機でクレジットカードで決算する。現金は使えない。双花茶(サンファチャ)を注文した。漢方薬みたいな味かと思ったら、甘くて何かの実がたくさん入っている飲み物だった。

保安検査口に行った。入り口で係員さんがパスポートと航空券のチェックをして、保安検査場で、トレイにカバンを置いて上着を脱いで財布なども置いて、検査機を通った。

その後、出国検査だった。機械にパスポートを読ませて、顔認証をして指紋を読ませた。それだけだった。入国時に登録したパスポートと顔と指紋が一致していたらOKなのだろう。

出発ゲート前の制限エリアには、免税店が2軒とコンビニのCUと小さい食堂だけがあった。仁川空港は出国審査後の制限エリアが広くていろいろな店があったが、金海空港ははるかに小さく、搭乗を待つまでの間に時間をつぶす場所が少ない。

免税店は値段がドルで書いてあり、どれぐらいの値段かすぐにわからない。いろいろと売ってはいたが、街中の店の値段と比べて非常識に高い。高麗人参茶が数千円である。これならば大阪に帰って鶴橋のコリアンタウンで買っても変わらない。しかも店員があれこれうるさく商品を薦めてくるので面倒である。

免税店に比べてコンビニのCUは客が多かった。それでもお菓子などは市内の市場で買う方が安い気がする。

金海空港は、保安検査の前も後も店が少なく、空港でお土産を買うということはほぼ不可能だということがわかった。

エアプサン 釜山16:30発 大阪関西17:55着 BX122便は11番ゲートで端の方だった。11番ゲートの前も狭いのでベンチが少ない。その奥にまた別のゲートがあったが、そこから出る便はないようで空いていたので、そのエリアのベンチで搭乗開始を待った。

 


2024年4月の韓国釜山からの帰り(1)

2024-05-11 19:00:39 | 旅行記

[1]釜山駅から金海国際空港に行ってチェックインする

釜山駅から金海国際空港へは、地下鉄と軽電鉄を乗り継いでも行けるらしいが、重いスーツケースを持って電車に乗るのは疲れるので、釜山駅前からタクシーで行った。30分ぐらいで空港に着いた。釜山駅前のタクシー乗り場に来るタクシーの運転手さんなので英語で空港と言えば良いかと思ったらそうでもなかった。金海空港:キメコンハンと国際:ククチェは覚えておいた方が良い。

エアプサン 釜山16:30発 大阪関西17:55着 BX122便に乗るために、金海国際空港の国際線ターミナルに入った。いくつかの航空会社のカウンターが並んでいたが、エアプサンのカウンターはなかった。セルフチェックイン機が並んでいたので、パスポートを機械に読ませた。大阪行きBX122便が表示されたが、確認事項があるのでカウンターまで、という旨のメッセージが出て、チェックインできなかった。しかたがないので、カウンターに行くことにした。

エアプサンのカウンターは1社だけかなり奥に入った所にある。チェックイン時間の便がないのか、カウンターに客の数は少なかった。

カウンター前の待ち行列用仕切りに入る前に、係員さんがチケットを持っているかと聞いてきたので、まだだと答えた。先刻のセルフチェックイン機でチェックインできていたら、チケットを受け取ってここでは荷物を預けるだけだっただろう。パスポートを見せて、カウンターに行った。

カウンターにいる係員さんは新人らしく、横についた先輩社員からいろいろと指示されながら端末を操作して手続きをした。先輩社員はこちらが日本人だとわかって日本語を話してくれたが、新人さんは緊張しているのか、日本語と韓国語が混ざっていた。

今回事前に指定した10Dの席はリクライニングしない。その席で良いのかどうかをチェックインの時に確認する必要があったのだった。それでセルフチェックイン機でチェックインできなかったのだった。そのことは座席を指定するときにわかっていたので、それでかまわないということで、チェックインした。従来と同じ形の航空券をもらった。荷物も預けて控えの紙片をもらい、手続きが終わった。

 


2024年4月の韓国ソウルから釜山への移動(2)

2024-05-10 17:47:30 | 旅行記

[2]KTXで釜山駅に行く

KTXには日本語のアナウンスもあり、車内のモニターには日本語の画面表示もあった。

KTX29号はソウル-光明-天安牙山-大田-東大邱-蔚山-釜山と停車する。最速で釜山に着く列車のはずである。KTXは停車駅も行き先も経由地もいろいろあって、ソウル発釜山行でも速い列車から時間がかかる列車まであるので注意しなければならない。東海道山陽新幹線に比べて圧倒的に複雑である。

スムーズに発車した。静かで揺れも少ない。

車内のモニターは、韓国語-英語-中国語簡体字-日本語と表示が切り替わる。光明駅に着いた時の日本語表記は「クァンミョン」と韓国語読みをカタカナで記述している。ここは漢字で「光明」と書いてもらった方が読みやすい。

光明あたりまではまわりがずっと街だったが、この先はだんだん田舎になっていった。

大田に着いた。ソウル都市圏には韓国全人口の過半数が住んでいるので、地方都市は小さいのかと思っていたが、大田駅のまわりは高層ビルが立ち並ぶ大都市だった。

KTXのトイレは古い感じだった。男子トイレと女子トイレの2つが通路を挟んで配置されている。ペダルが2つあり、便器側のペダルを踏むと便器内に水が流れ、手洗い側のペダルを踏むと手を洗う水が出た。

各停車駅で乗客が入れ替わりながら、約2時間半走り、やっと釜山駅に着いた。定刻通りだった。静かで揺れも少なかった。

ホームに降りた。大きいスーツケースを引いた人がたくさん車両から出てきた。

ホームからエスカレーターで2階のコンコースに出た。ここでも改札はないので、そのまま出口の方に歩いた。エスカレーターで1階に降りて、1番出口の方に進んだ。途中に飲食店が並んでいる。

1番出口を出て左側を見ると、今夜泊まる東横イン釜山駅1があった。

- 到着 -

 


2024年4月の韓国ソウルから釜山への移動(1)

2024-05-09 18:08:10 | 旅行記

[1]ソウル駅からKTXに乗る

朝10時半ごろにホテルグリッドインをチェックアウトして、鐘路3街駅から地下鉄に乗ってソウル駅まで行った。空港鉄道のソウル駅から地下鉄1号線のソウル駅は遠かったが、地下鉄1号線のソウル駅からKTXのソウル駅は近かった。地下から地上に上がって長いエスカレーターを上がるとすぐにKORAILのソウル駅の中央コンコースがあった。

ホームへの出入口の上にある大きいディスプレイに、乗る予定のKTX釜山行き29号12:24発15:02着が表示されていたが、何番線から出るかは表示されていなかった。まだ時間があるので、出発時間が近づいてきたら表示されるのだろう。ディスプレイには遅延の欄もあったが、ここは全列車0minで遅延なしだった。

中央コンコースの同じ階にもいくつかレストランがあるが、1階上にはレストラン街がある。そこの韓国料理店で昼食をとった。街中のレストランに比べてかなり値段が高い。

昼食を終えて、駅の大きいディスプレイを見ると、KTX29号は4番線と表示されていた。KTXには改札がないので、そのまま入って4番線の方に行くと、欧米方面からの旅行者らしい30人ぐらいの団体さんが、全員大きいスーツケースを引いて、4番線の方に移動していた。その列に入り込めないので、団体さんが途切れるまで待って、4番線の方に行った。4番線に降りるエスカレーターの手前のLED掲示には、4番線に全く別の列車が表示されていた。どちらが正しいのだろうかと思っていたら、4番線の上の表示がKTX29号釜山行きに変わった。そこで、エスカレーターを下ってホームに降りた。

KTX29号はすでにホームに来ていて、乗客が乗り込んでいた。KTXは1編成が長い。指定券を買った4号車は、エスカレーターを降りたところからかなり歩いた位置にあった。後で調べたところ、KTXは乗客が乗る車両が18両でその前後に動力車が1両ずつ付くので、全部で20両編成である。

KTXの普通車は、進行方向を向いた席と逆方向を向いた席があり、座席の方向を変えられないらしいので、全席が進行方向を向いている一等車のチケットを買った。一等車は座席の幅が広く前後の間隔も広いので、快適である。しかし全体的に車両が古いような気がする。スーツケースは席の上の棚に載せることができた。

 


2024年4月の韓国ソウル行き(着)

2024-05-08 18:15:55 | 旅行記

[5]空港鉄道でソウル駅まで行く。

金浦空港の到着ロビーで、どのホテルに行くのか、としつこく声をかけてきたおじさんがいたが、このようなタクシーの呼び込みは無視して、空港鉄道 A'REXの矢印の方に歩いた。

到着ロビーからかなり歩いて、空港鉄道の駅に着いた。その手前に地下鉄駅の入口があるが、地下鉄に乗ったら中心街まで時間がかかるので、間違って入らないように注意しなければならない。

数年前にソウルに来たときのT-moneyカードを出して、チャージ機に置いた。チャージ機は日本語表記が選べる。2万ウォン程度残っていたが、1万ウォン追加でチャージした。5万ウォン札で1万ウォンチャージしようと思ったが、5万ウォン札は定期券を買うときにしか使えないそうだ。そこで1万ウォン札で1万ウォンチャージした。

T-moneyカードを改札機にタッチして、空港鉄道のホームに入った。

列車が来た。満員だった。スーツケースを持って入れるのか?と思ったが、降りる人がかなりいたので乗ることができた。仁川からソウルに向けて走る電車で、途中の金浦で降りる人が多いとは、どういうことだろうか。

空港鉄道は地下鉄よりも駅の間が長く速度が速い。快調にとばして30分ぐらいでソウル駅に着いた。

ソウル駅からホテルの最寄り駅に行くために、地下鉄1号線に乗り換える。地下鉄1号線の案内に従って通路を歩いた。上り階段では通路の端に荷物を運ぶためのベルトコンベアがあった。スーツケースをベルトコンベアの上に置けば、階段を持って上がる必要がなく楽である。エスカレーターがあればなくても良い設備ではあるが。

空港鉄道のソウル駅から地下鉄1号線のソウル駅まで、ものすごく長い距離を歩いた。

当初はホテルのチェックイン時間15:00までの間、ソウル駅で荷物を預けてどこか見て回ろうと思っていたが、入国に1時間以上かかったため、すでに15:00を過ぎていた。そこで先にホテルにチェックインして荷物を置くことにした。

今夜泊まる「グリッドイン」というホテルは、鐘路3街駅を出てすぐの所である。しかし、鐘路3街駅は地下鉄が3本交差する駅で出口が多い。最初は間違った出口の方に行ってしまい、それから正しい出口に戻ったので、ここでも時間を費やしてしまった。グリッドインは鐘路3街駅の15番出口を出た大通りを少し行った所のメガコーヒー手前の狭い路地を入ったところにある。大通りから路地を覗くと、グリッドインの縦長の看板が見えるので、場所がわかる。

当初考えていたよりも、はるかに時間がかかってしまって、ホテルの部屋に入った時にはすでに16時前だった。

- 到着 -