[4] 1992年4月29日 札幌から釧路に行く
朝の5時ごろに明るくなってきた。急行利尻の中で目が覚めた。雨が降っていた。今日はこの後、釧路まで行く予定なので雨は困る。
急行利尻は6:00に札幌に着いた。再び早朝の札幌駅である。またハンバーガー屋で朝食をとる。寒い。雨はやんでいたが曇っている。
特急おおぞら1号 札幌7:30発 釧路12:24着で釧路に行く
ディーゼルカーだ。ディーゼルカーはうるさい。8両編成中自由席は2両で禁煙車はそのうちの1両だけである。けっこう乗客が入った。7割ぐらいか。
ディスクマンをかけた。電池が切れた。予備の電池はもうない。カメラのフィルムもなくなった。釧路に着いたら買い物だ。
札幌を出発した。千歳空港駅でだいぶ降りて行った。車内が4割ぐらいに減った。千歳空港駅を通る特急や快速は他にたくさんあるのに、釧路行きの特急で札幌から千歳空港まで行く人がこんなに多いとは思わなかった。やはり北海道に出入りする人は千歳空港で飛行機を利用するのだ。
千歳空港駅からしばらくの間、山の中を走った。トンネルが断続的にある。
平地に出てきたら、その後は延々と同じような風景が続いた。広い草原、遠くに山脈。一度眠った。寝て起きても、窓の外は同じような景色だった。
そして帯広に着いた。10:24。かなりの人が降りた。釧路まではさらにあと2時間である。晴れてきた。
のどが渇いてきたので、車内販売のワゴンでペプシコーラを買った。110円。車内販売にしては良心的な値段だ。
釧路湿原に行く。
約5時間かかってやっと釧路に着いた。12:24。
雨がぱらついていた。札幌で見た天気予報では午後から回復だったので、傘もカバンと一緒に駅のコインロッカーに入れて駅構内を出た。
釧路湿原展望台方面行きのバスに乗った。展望台に着くとかなり雨が強くなっていた。傘を持って来るべきだった。雨のせいで湿原の様子がよくわからない。
釧路駅に戻った。今日の宿はサンルート釧路である。駅のすぐそばであるが、繁華街からは離れている。駅前の長崎屋の1階で、おこわが600円のところ夕方なので400円に値引きされていたので買った。
夕食を食べに行くのに、寒い釧路市街を歩いた。
かに飯、かにサラダ、かに甲羅揚げ、酒で合計2500円。
ホテルの部屋の中は暑かった。