Sengoku1985

何故、私は鉄道を撮り続けるのか?

Diesel Locomotive#99

2019-10-08 | 鉄道写真


 それでは、連載第99回目は、DE10 11をお届けします。


 DE10 11は、引退後永く鴻巣市の小学校で保存されていました。エンジン側の眺め(写真)。


 当時の小学生の研究文も添えられていましたが、永く塗装の補修がされていないようで、かなり傷んでいました。



 SG側の眺め(写真)。こちら側も同様です。


 この後、同機は解体され、現存しません。残念です。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Diesel Locomotive#98

2019-10-07 | 鉄道写真


 それでは、連載第98回目は、DE10に話を進めていきたいと思います。


 本線も、入換も出来るディーゼル機関車として、各種試作されたディーゼル機関車の一つで、DD51のDML61Zのインタークーラーを増強し1,250PSとなったDML61ZAを1機使用し、動軸を5つとして、整備重量65t、軸重13tを実現し、結果が良好であったため量産され、中型SL及び入換機を淘汰しました。国鉄分割民営化時にも、唯一JR全7社が所有、使用した機関車です。


 試作機の1両、1号機は、永くJR四国多度津工場にて保存されていました(写真)。



 その後同機は、伊予西条駅前、「四国鉄道文化館」南館所蔵機となりました(写真)。南館開館間もなくの写真です。



 別の時の撮影(写真)。機関はDML61ZAで、トルクコンバーターはDW6に変更、DD51から進化した機関車です。


 DD51に匹敵、いやそれ以上の傑作機であり、本線にも入換にも使用可能、JR全社で使用というも、納得のいくものです。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Diesel Locomotive#97

2019-10-03 | 鉄道写真


 それでは、連載第97回目は、DE50を取り上げたいと思います。


 DE50は、DE10等をベースに、大出力機関1機でDD51相当の出力を得られる機関車、更にその後の大出力ディーゼル機関車の試験として、1号機が日立で落成しました。機関はDD51のV12機関DML61Zを改設計し、V18のDMP81Zとなり、2,000PSを実現しました。そこで使用線区と目された伯備線での試験が行われましたが、オイルショック、及び組合活動の激化、更にDD51の整備性の向上で、量産計画は中止となり、永く岡山気動車区内で留置されていました。


 初めて見たのは岡山でした。まるで偽物のようなナンバーで信じませんでしたが、それは無知によるものです。


 後に津山機関区の扇形庫に移動、その特別公開イベントで、初めて写真を撮りました(写真)。エンジン側です。



 その時か、後方からの眺め(写真)。こちら側にはラジエーター、冷却ファン等が装備され、重量バランスも考えられています。



 同施設が「津山まなびの鉄道館」となった時の撮影(写真)。これだけでは、DD51とどこ違う、という感じもします。



 昨年、転車台に載せ回転するというイベント時の撮影(写真)。エンジン側です。



 反対側からの眺め。確かにこちら側のボンネットは長いです。



 反対のボンネット側から(写真)。DD16やDE10に比べると、長くなっています。


 DE10のお化けで、「猫又」という感じです。国鉄技術陣には、更に大型・大出力のディーゼル機関車を製作したい意向もあったようですが、全てはオイルショックで潰えました。残念。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Diesel Locomotive#96

2019-10-02 | 鉄道写真


 それでは、連載第96回目は、DD18へと話を進めていきます。


 DD18は、ミニ新幹線である山形新幹線及び秋田新幹線区間で、ラッセル除雪をする機関車で、機関車はDD51を、ラッセルヘッドは後述のDE15のものを改造し使用しています。改造は、主に改軌です。最終的には3両増備されました。


 これも土崎でしょう、DD18 3です(写真)。種車の面影を残しています。


 しかし残念ながら、後進の除雪機械が整備されたことから、全機引退、現存しません。残念。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Diesel Locomotive#95

2019-10-01 | 鉄道写真


 それでは、連載第95回目は、DD17、改めDD19を取り上げます。


 DD17は、DD51を種車に、単機でDD14背合わせ重連程度の能力を持つロータリー除雪機関車で、当時の国鉄鷹取工場で誕生、1号機が奥羽本線板谷峠区間(福米線)で使用されました。その後の改造も見込まれましたが、その後の需給関係で結局1両のみの製造で終わりました。いろいろトラブルもあったようで、他線区に使用されたりしたようですが、ミニ新幹線の山形新幹線の改軌に伴い、再び福米線区間で使用されることとなり、改軌、DD19 1の番号を与えられ、使用されました。


 写真は、土崎工場でしょう、整備中の写真(写真)。前後にロータリー除雪翼が無く、何の車両か分かりませんが、これが唯一の写真です。


 その後、降雪量の減少、及び新型除雪機械の整備に伴い、平成20年に廃車となりました。残念。


 それでは、次回をお楽しみに。

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