それでは、中国鉄道博物館、2回目をお届けします。時期的適切を欠く気はしますが、予定どおり進めていきたいと思います。
今回は、中国の国産SLをお送りします。最初は、「勝利」SL601です(写真)。1956年製の「太平洋」形(パシフィック)です。
続いても、急行旅客用パシフィック、「人民」RM1001です(写真)。1958年製です。
次は1958年製のミカド、「解放」JF4101です(写真)。大型の貨物機です。
同じく「解放」、JF2121です(写真)。こちらは1952年製、ロットの違いか。
次は、「前進」QJ101です(写真)。1E1の軸配置は、「サンタフェ」とのことです。重貨物機、1964年製です。
その「前進」1号機か、QJ0001です(写真)。1956年製です。
同じく「前進」QJ0004です(写真)。1958年製です。
これだけの大型機は、日本国内では実現不可能です。5動軸SLも、日本では4110とE10しか思いつかず、何れも勾配用タンク機でした。
「解放」より旧式のミカド、「建設」JS5001です(写真)。1957年製です。
「国慶号」と飾られた「解放」1、JF1 2101です(写真)。1950年製のミカドです。
何れも輸入等で国内に持ち込まれたSLを、技術的に改良し製造されたSLです。当然日本の影響は大きいですが、建国の歴史からも分かるとおり、それ以外の国の影響も大きく受けています。それらは、一体どんなSLだったのか。次回は、それをお届けすることとなるようです。
それでは、次回をお楽しみに。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます