Sengoku1985

何故、私は鉄道を撮り続けるのか?

The Museum#8

2012-10-11 | 鉄道写真

 それでは、中国鉄道博物館、2回目をお届けします。時期的適切を欠く気はしますが、予定どおり進めていきたいと思います。

 今回は、中国の国産SLをお送りします。最初は、「勝利」SL601です(写真)。1956年製の「太平洋」形(パシフィック)です。

 続いても、急行旅客用パシフィック、「人民」RM1001です(写真)。1958年製です。

 次は1958年製のミカド、「解放」JF4101です(写真)。大型の貨物機です。

 同じく「解放」、JF2121です(写真)。こちらは1952年製、ロットの違いか。

 次は、「前進」QJ101です(写真)。1E1の軸配置は、「サンタフェ」とのことです。重貨物機、1964年製です。

 その「前進」1号機か、QJ0001です(写真)。1956年製です。

 同じく「前進」QJ0004です(写真)。1958年製です。

 これだけの大型機は、日本国内では実現不可能です。5動軸SLも、日本では4110とE10しか思いつかず、何れも勾配用タンク機でした。

 「解放」より旧式のミカド、「建設」JS5001です(写真)。1957年製です。

 「国慶号」と飾られた「解放」1、JF1 2101です(写真)。1950年製のミカドです。

 何れも輸入等で国内に持ち込まれたSLを、技術的に改良し製造されたSLです。当然日本の影響は大きいですが、建国の歴史からも分かるとおり、それ以外の国の影響も大きく受けています。それらは、一体どんなSLだったのか。次回は、それをお届けすることとなるようです。

 それでは、次回をお楽しみに。

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