それでは、連載第371回目は、島原鉄道D3703をお届けします。
島原鉄道がかつて貨物兼営であった時代の、ディーゼル機関車で、3703のナンバーのとおり、3両あったようですが、貨物営業廃止で同機のみが残っていたようです。後に雲仙普賢岳噴火で寸断された島原鉄道の、復旧に使用され、引退後同鉄道の水無川橋梁の堤防に静態保存されました(写真)。
しかし復旧したにもかかわらず、経営困難という理由から、同区間も含む南島原以遠は廃止となり、真新しい橋梁と共に同機は保存されます。
反対側からの撮影(写真)。窓ガラスやメーターは割られ、残念な状態です。
別の時の撮影(写真)。商店の裏の側道を入ったところで、入りにくい場所です。
更に別の時の撮影(写真)。周りの草木が成長しています。
更に別の時に(写真)。塗装の補修もなく、だんだん忘れ去られていくようです。
災害復興の功績も、廃止で無意味となり、残念な場所となっています。語ることが出来れば、何と語るでしょうか。
それでは、次回をお楽しみに。
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