それでは、連載第38回は、EF52をお届けします。
大型旅客電機として英国製EF50、米国製EF51を受け、国産化された初の大型電機です。先輪2つはEF50、他はEF51の影響を受け製造されました。
写真は日立製のEF52 1、かつて弁天町にあった「交通科学博物館」当時の写真です(写真)。少々窮屈な感じの配置です。
同機は、現役当時最後は竜華機関区に配置され、関西には馴染み深い電機なのだそうです。
現在、同機は、「京都鉄道博物館」展示機となっています(写真)。反対側エンドは、デッキに昇降が可能です。
同系式の登場で、電気機関車は輸入を脱し、本格的に国産化が開始されました。これからは、その系譜を見ていくこととなります。
それでは、次回をお楽しみに。
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