Sengoku1985

何故、私は鉄道を撮り続けるのか?

The Sleepers#46

2016-02-26 | 鉄道写真


 それでは、連載第46夜は、餘部鉄橋をお届けします。


 やはり寝台特急「出雲」が、いちばん山陰本線の列車らしい場所としては、やはり餘部鉄橋にトドメを刺すでしょう。山陰本線建設時の最大の難所であり、また強風で列車が転落し、それが原因で少し風が吹くと運転が停まってしまうこともあり、結果JR西日本は架け替えを決断し、現在は鉄橋では無く、コンクリート橋梁となっています。


 早朝に、一番列車が餘部鉄橋を通過(写真)。キハ47形、上り普通です。



 続いて、鳥取発大阪行き特急「はまかぜ2号」が通過(写真)。更新色とはいえ、まだキハ181系がふんだんに見られた時代です。



 そして、トンネルから、赤い機体が出てきます(写真)。DD51、牽引するのは「出雲」です。



 間もなく、列車が出てきます(写真)。もう1枚は、撮れませんでした。


 アメリカ製の鉄橋、高さは百数十メートルあり、難工事であったのが分かります。しかも鉄骨が潮風で腐食するという問題もあり、結果現在はコンクリート橋で、旧橋梁は一部が残るのみです。


 なお、鉄橋当時の「お立ち台」は、鉄橋西側橋台(写真右側)にある「餘部」駅のホームの後でしたが、その場所が現在新橋梁の橋台、及び本線が通り、永久に失われました。そんな思いを持って、通ってみて下さい。


 その後も何回か通いましたが、後にキハ181系も引退し、橋梁もコンクリート橋となり、撮影ポイントでは無くなってしまったので、その時点で止めました。日程的に空いた時に、いつか行ってみたい気はします。


 それでは、次回をお楽しみに。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« The Sleepers#45 | トップ | The Sleepers#47 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

鉄道写真」カテゴリの最新記事