Sengoku1985

何故、私は鉄道を撮り続けるのか?

Kyusyu Railway Company#10

2014-05-20 | 鉄道写真


 平成17年春改正で、九州方面で消える列車がもう一つ。それは、特急「いそかぜ」でした。国鉄の時代には京都発博多行き、山陰本線のクイーン特急「まつかぜ」が系統分割され、米子発小倉行きで残っていた列車を、さらに米子~益田間をキハ187系特急「スーパーまつかぜ」として分離するため、益田~小倉間という、山陰本線で最も利用が見込めない区間の特急として残り、やはり廃止となった列車です。今なら惣郷川橋梁付近からの撮影を考えますが、当時はやはり乗り鉄、実車を乗りに行きました。


 小倉駅3番線に、門司方から、国鉄色キハ181系特急「いそかぜ」が入線します(写真)。



 3番線に据え付けられます(写真)。キハ181 6です。



 中間車はキハ180 17、益田方先頭はキハ181 28です(写真)。


 しかし、当時は車内を記録する、という発想が無く、キハ181系の様子が残っていません。勿体ない!



 そして、益田駅3番線到着(写真)。国鉄色キハ181系定期列車としては、最後の列車でしょう。ふく列車も、もうありません。


 モデル時程表では、益田から京都まで、山陰本線を乗り継ぐ時間が乗っていましたが、出雲市で断念、「やくも」で岡山に出て帰りました。それらの写真は、今回の連載とはあまり関係がないので、割愛します。


 かつては関門トンネルを気動車が走っていた、というのはある意味驚きです。例えば青函トンネルであれば、気動車もトンネル区間では電気機関車牽引で、列車番号も客車列車と同じ扱いになります。もう、今では考えられません。


 でも、国鉄色って、やっぱり良いですねえ!


 それでは、次回をお楽しみに。

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