それでは、連載第310回目は、私鉄電機へ行く前に、悲運のJR形試作機をお届けしたいと思います。
写真は、EF500 901(写真)。901の番号が示すように、試作機です。EF200と同スペックの交直両用機、6000kwの出力を誇る大出力機関車でした。
しかし、量産されたEF200は地上施設の制約でフルパワーが出せないまま廃車されているように、6000kwは日本の貨物鉄道ではオーバースペックで、また誘導障害が発生し解決出来ず、量産されることはありませんでした。ただ、研究の成果はEF210と合体し、EF510という形で結実し、こちらは現在も量産されています。
なお、同機は引退後JR貨物広島車両所にて保管されていましたが、現在は解体されたらしく、撮影は出来ません。
それでは、次回をお楽しみに。
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