それでは、連載第218回目は、EF65の45回目、EF64 1112をお届けします。
前日の東京発寝台特急「出雲」の下りを牽き、京都で停泊した同機は、次の夜にはDD51から出雲市発上り「出雲」を引き継ぎ、出発を待ちます(写真)。正確には朝「なは・あかつき」をエスコートし京都総合車両所(旧称「向日町運転所」)に入場、夕方付け替えられ「なは・あかつき」を京都駅に据え付け、京都駅で帰京を待っていました。
寝台特急の今日の状況は、この時期から予測出来たことですが、あの頃はまだ危機感が無く、悔やまれます。もう、再開はありません。
なお、機関士が首を出しているのは、フラッシュに目が眩まないためで、後ろを照らす光が無くなってから、正面を向きます。今時のデジカメなら、高感度でカバー出来る筈ですから、フラッシュを焚くのは、止めましょう。
それでは、次回をお楽しみに。