それでは、第4夜も、引き続き小樽市総合博物館収蔵車両を見ていきたいと思います。
今日の最初は、初の国産DL、DD13の611号機です(写真)。各地で使用され、DD51充足前は重連で本線に出ることもありました。
続いては、DD16 17号機です(写真)。簡易線用DL、北海道では手宮線(この博物館のある場所(手宮)から、函館本線に連なる線。廃止)が代表的な活躍場所でした。
その後の、ホーム状にになっている場所に、列車が据え付けられています。
一番手前は、キハ56 23です(写真)。キハ58系の北海道バージョン、ちょうど気動車急行混合編成になっています。
その後は、キロ26 107です(写真)。昔はグリーン車には緑の等級帯が塗られていましたが、後に廃止になりました。
その次は、キハ27 11です(写真)。この3両で標準的な急行編成が出来ています。
続いて、キハユニ25 1です(写真)。普通・郵便・荷物合造車、混合編成には欠かせない車両です。国鉄標準色を纏います。
その後には、ED75 501があります(写真)。北海道地区用電気機関車の試作車、量産車はSG付きのED76 500番代となったため、1両のみの製造に終わりました。
次は、キハ22 56です(写真)。キハ20系、キハ20の北海道バージョン、酷耐寒耐雪車で、二重窓等冬の北海道で使用できる装備になっています。
キシ80 12です(写真)。先日のキシ80 34とは反対向きで、食事室側です。
続いて、C12 6です(写真)。簡易線用SLです。
今日の最後は、「北海道鉄道開通起点」(0マイル標識)です(写真)。函館でも札幌でもなく小樽で、何故こんな線路の無い場所かと言えば、明治期この場所(手宮)には石炭積み出しの手宮桟橋があり、ここへ石炭を積み出すように鉄道が敷かれたため、ここが起点が置かれました。
第4夜はこんな感じです。
それでは、次回をお楽しみに。