暫くお休みしていた本ブログ。新シリーズで再開したいと思います。ここの所の御難続きでどうかとは思いますが、北海道の鉄道博物館の所蔵車両を見ていきたいと思います。
最初は、三笠鉄道村から。現在は駐車場に並ぶ、電気機関車2と10(写真)。鉱山用機関車です。
続いては、キロ26 107です(写真)。修復中の旧客2両も並びます。
その後には、無蓋車トラ72568、除雪モーターカーが続きます(写真)。
園に入ります。キシ80の後は、DE10 702、後は石炭車セキ6057、有蓋車ワム6672が続きます(写真)。
建屋横の収蔵庫には、4両入っています。1両目は、C12 2です(写真)。
2両目は、9600形59609です(写真)。
3両目は、ED76 505です(写真)。よく見ると、窓上にツララ切りが装備されているのが分かります。
4両目は、DD13 353です(写真)。日本初の国産量産形DL、直6のDMF31を搭載、これをV12にしたDML61がDD51開発の元となり、更にチューンアップしDE10等が製造されました。
DD16 15です(写真)。C12、C56淘汰のため、DML61をデチューン、軽量化し、簡易線に対応しました。しかし国鉄貨物が減少し、簡易線では気動車のみとなり、ほとんど廃車されました。スエ32 1、スエ30 41が続きます。
操重車、ソ81です(写真)。控車は、チキ6147です。
DD51 610です(写真)。SG搭載の重連形です。非重連のDD51は、横川の1号機以外見たことがありません。横には、首都圏色のキハ22 52が続きます。
キハ27 23です(写真)。キハ56 16とペアを組んでいます。キハ58系北海道バージョンです。
単線ラッセル車、キ274(キ100形)です(写真)。
広幅雪かき車(ジョルダン車)、キ756(キ700形)です。
現在も各地で使用されるDD14、1号機です(写真)。DMF31を2機搭載、2機ともロータリーに使用する場合、昔はDD14を背合わせで使用しましたが、現在はDE10で後押しします。
ラッセル車、DD15 17です(写真)。夏期にはラッセルヘッドを外し、DD13同様に使用可能です。ラッセルヘッドに車軸が無いため軸重が重く、入線線区が限定されています。
三笠鉄道村で忘れてはいけないのは、「テツゲン」S-304です。今日も走っているはずです。
三笠鉄道村には、こんな感じで車両が保存されています。
同じ三笠市内には、「クロフォード公園」があり、こちらも鉄道車両を保存しています。その間には、幌内線支線廃線跡を使用したトロッコがあり、三笠鉄道村内から発車します。その「クロフォード公園」側の駅前には、写真のようなDLが保存されます(写真)。車両データは、不明です。
園内には、北海道初の特急「おおぞら」に使用されたキハ82が展示されます(写真)。キハ82 100、キハ80 150、キシ80 27、キロ80 52、キハ80 145、キハ82 87の順に並びます。
幌内太駅舎の後には、DD51 548、ホキ2341(穀物用ホッパ車)、ホキ746(バラスト用ホッパ車)、ヨ8006(車掌車)が並びます(写真)。
三笠市の車両は、大体塗装補修が終了し、美しい姿で保存されます。
双方の間を結ぶトロッコは、写真のような車両が使用されているようです(写真、平成22年の写真)。
今回は、長くなりました。次回以降は、もう少し短く区切っていきたいと思います。
それでは、次回をお楽しみに。