切らずに治る!シワ・シミ・毛穴・ニキビ・ニキビ跡・アザ・ホクロ・イボ

切らない治療の画期的な最先端技術を、精美スキンケアクリニックの山本博意院長がお届けします。

医療レーザーによる最新の「小顔治療=SmartFacial(スマートフェイシャル)法」

2016年06月17日 | 最新美容外科・美容皮膚科へようこそ
「顔を小さく見せたい」と希望する方は、潜在的にかなり多いようです。確かに、ミロの
ヴィーナスやマリリン・モンローなどを持ち出すまでもなく、雑誌やテレビで見る美しい・かっこい
いと言われる俳優・女優やモデルの人たちには、いわゆる八頭身の、顔が小さな方が多いよう
です。顔が大きいことを気にして結婚式や旅行の集合写真を取るときに、少し後ろに下がって
顔が小さく見えるようにした経験をお持ちの方は少なくないようです。美容皮膚科においても、
こうした「小顔」を希望する方のニーズに応える治療があります。
美容外科で小顔にするといえば、大がかりな入院手術を思い浮かべる方もいらっしゃるでし
ょう。確かにこれまで美容外科で「顔を小さくしたい」と希望する方には、「アゴ切り」と呼ば
れる手術が行われてきました。
しかし、この手術は麻酔をして皮膚を切開し、アゴの大きな骨を物理的に切ったり削ったり
してから固定し、縫合するという大手術となります。皮膚を切開して骨を切り取るわけですか
ら、手術後は包帯を巻いての長期にわたる安静期間も必要です。このような骨切り手術は、大
きな効果はあるものの、身体へのダメージ、入院期間、高額な費用、手術跡などのデメリット
があります。
しかも、効果が大きい反面で、手術前とは「別人」のような顔となってしまうことから、手
術に踏み切れない方もいらっしゃるでしょう。芸能人やモデル、接客業という職業だけではな
く、普通の職場でも長期休暇をとって、別人のような顔になって復帰するのは難しいと考える
方もいるでしょう。
また、仕事をしていらっしゃらない主婦の方でも、長期間休養して包帯を巻く生活はなかな
か大変です。「骨を切るような外科手術は怖い」と考えて、「小顔になりたい」とは思っても、
手術には二の足を踏む方も少なくありません。
そんな方には、医療レーザーによる「小顔治療(スマートフェイシャル法)」をお勧めします。
顔は骨格部分に筋肉や脂肪などがついて、それが皮膚に覆われています。顔は、脂肪が多かっ
たり、皮膚の老化や劣化によってタルミが出てくると、実際の骨格よりかなり大きくふくらん
で見えます。
紙を巻いて丸め輪ゴムでとめたとき、弾力が強いゴムでは紙を小さく丸めることができます
が、弾力が弱いゴムでとめると紙がふくらんで大きくなってしまいます。この輪ゴムを顔の皮
膚だと考えるとわかりやすいでしょう。皮膚の弾力がないとブルドッグのように、本来の骨格
よりもひろがってたるんだ輪郭となってしまいます。
そこで皮膚のたるんだ部分を医療レーザーで引き締めることによって、ひろがった(たれさ
がった)顔の輪郭をシャープに小さくするのです。
医療レーザーによる「小顔治療(スマートフェイシャル法)」は、アゴのラインや頬、目尻な
どタルミが出やすい部分を重点的に治療します。この医療レーザーによる方法は、美容外科と
いうよりも、美容皮膚科的な治療です。
医療レーザーによる「小顔治療(スマートフェイシャル法)」のメリットとして、同時に顔の
皮膚のシワやタルミが改善され、美肌や美顔の効果があることをご存じでしょうか。
これは、医療レーザーが、皮膚の弾力・張力のもととなっているコラーゲンやエラスチンで
つくられている真皮層をターゲットにしているために現れる効果です。医療レーザーによる小
顔治療では、「健康的で若々しい肌」という美容的なプラスアルファがあることもお勧めの一因
です。もちろん、骨切り手術では、こうした美肌・美顔効果は得られません。これも、私が医療
レーザーによる切らない小顔治療をお勧めする一つの理由です。
これまでの医療レーザーでは、なかなか真皮層の深部にまで働きかける治療は難しかったの
ですが、リフトアップレーザーやシワ・タルミ取りレーザー、肌質改善レーザーといった最先
端の治療機器は、皮膚のタルミや大きなシワ治療に際して、真皮層の深い部分まで熱エネルギー
を与えて肌を引き締めることができます。また、真皮の上層部をターゲットにする機器による
治療と深部をターゲットにする治療を組み合わせることで、よりトータルな引き締め効果を得
ることもできるのです。

このタルミには、こんな治療が?部位別タルミ対策?

2016年06月17日 | 最新美容外科・美容皮膚科へようこそ
●上下のまぶたのタルミの治療と目尻のたれ下がりの治療
上のまぶたが、目をふさぐようにたれ下がってきたり、下まぶたがクマができたようにたれ
下がってくると、表情がとても老け込んで見えます。
これを改善するには、プチ整形の一つであるアイリフトが効果的ですが、どうしても顔にメ
スを入れたくないという方には、美肌レーザーや医療レーザーによるタルミを引き締める治療
でも改善効果を得ることができます。
●頬のタルミの治療
頬のタルミが進んでくると、その部分がたれ下がってきて、俗にいうブルドッグ頬と呼ばれる
状態になってしまいます。タルミの程度が低ければ、美肌レーザーだけでも改善することも
可能ですが、タルミが目立つようなら、術前に
スマート・サウンドを当ててから深層美白レー
ザーやシワ・タルミ取りレーザー、美白レーザーを組み合わせるとよいでしょう。
●アゴのラインのタルミの治療
顔の皮膚がたるんでくると、顔が丸くなったように見えることがあります。こう見える原因
の一つに、タルミによってアゴのラインがぼや当然のことですが、タルミが進行すると、
それだけ美肌レーザーや他の医療レーザーの治療
が必要な回数も増えてきますので、できるだけ早い治療が望ましいといえるでしょう。
けてしまうということがあげられるでしょう。
タルミを美肌レーザーや他の医療レーザーで引き締める治療をすると、アゴのラインがはっ
きりして、顔がシャープに小さく見える効果があります。この治療は年配の方だけでなく、
近ごろは小顔に見せたいという十代?三十代の方でも希望するケースが増えてきています。
●首のタルミの治療
首のタルミは、首のシワ(ニワトリの首)のところで紹介したように、老化がかなり進んで
いる状態です。そのため、この症状にはスマート・サウンドと、深層美白レーザーやシワ・タ
ルミ取りレーザー、美白レーザー、肌質改善レーザーのような引き締め効果の高い組み合わせ
治療がよいでしょう。

シワ取りレーザー、美白レーザー、肌質改善レーザーはタルミにも効果あり

2016年06月03日 | 最新美容外科・美容皮膚科へようこそ
初期のタルミでも、美肌レーザーの効果が現れにくい体質や肌質の方がいます。あるいは、
タルミがかなり進んでいて、一目でわかるような方には、シワ・タルミ取りレーザー、美白
レーザーや肌質改善レーザーの治療がお勧めです。
タルミが現れてくるということは、皮膚の老化が起こっているというサインですので、当然、
シワも増えてきていると考えられます。
シワ・タルミ取りレーザー、美白レーザーや肌質改善レーザーの高い引き締め効果によって、
同時にタルミとシワを解消できるのです。
ただ、この方法は治療後ある程度時間が経過してから、徐々に効果が高まってきます。
シワ・タルミ取りレーザー、美白レーザー、肌質改善レーザーの場合、治療して効果がピー
クに達するには、約四カ月程度かかります。これは、治療によってコラーゲンやエラスチンの
産出が促進され、産出された線維が組織されるのに時間を要するためです。
そのため、効果を早く得たい方は、まず深層美白レーザーの治療をして、数週間後にシワ・
タルミ取りレーザー、美白レーザー、肌質改善レーザーの治療を追加で行うとよいでしょう。
若返り治療では、老化による皮膚の衰えを防止し、同時に少し時計の針を戻して、若かった
ころの状態に戻すことを目標にします。
しかし、時計の針を戻しても、再び時計は時を刻みます。つまり、そこから老化が進行する
わけです。もちろん、一度きちんとした治療を行えば、一定期間の効果は持続しますが、二年
後、三年後には、また老化が進行して皮膚が衰えてしまうのです。
これを防ぐには、定期的な治療を継続することが望ましいのですが、毎月の治療となれば時
間的、あるいは経済的な理由から、継続することが難しくなってくることもあるでしょう。
それでも、やはり若々しくいたい――。それが、ジレンマとなってしまいます。そんなジレ
ンマを解決してくれるのがシワ・タルミ取りレーザー、美白レーザー、肌質改善レーザーで、こ
れらは前述したとおり、治療を受ければ四カ月後に効果のピークを迎え、数カ月間はその効果
を持続させます。
そのため、美肌レーザーや深層美白レーザーの治療を受けた方が、シワ・タルミ取りレーザー、
美白レーザー、肌質改善レーザーの治療をプラスすれば、六カ月?一年ほどは皮膚の老化を抑
え、若返り効果を持続させることができるのです。
せっかく、きちんと治療するわけですから、後々のことまで考えてロスのない治療法を選択
したいものです。

タルミにも効果があるレーザーの組み合わせ治療

2016年05月27日 | 最新美容外科・美容皮膚科へようこそ
タルミはシワと同様に、コラーゲンやエラスチンが衰えて、皮膚から弾力が失われることで
発生します。目の下が少しふくらんだようになっていたり、太ったわけでもないのに顔が丸く
なった感じがする、アゴのラインがやわらかくなってきたなどの自覚症状が現れたら、タルミ
が始まったと認識すべきでしょう。
タルミは表情を老け込んで見せるだけでなく、何となく疲れているように見えて、不健康な
印象を周囲の人に与えてしまいがちです。タルミが出るようになると、皮膚の老化はかなり進
行していると考えられます。
タルミの治療では、衰えてきているコラーゲンやエラスチンの線維の弾力を取り戻すために、
熱エネルギーを与えて活性化させて、タルミを引き締めます。
そのためには、引き締め効果もある美肌レーザーで、まず基本的な治療を行い、タルミが目
立つ部分には、さらに真皮層に与える熱量が大きい深層美白レーザーの組み合わせ治療を行う
と効果が高くなります。
この治療は、前述したようにシワ取りやシミ、ソバカス、ニキビ、アザ、開いた毛穴の引き
締め、肌質改善など、複数の効果がある総合的な若返り治療といえます。この場合、シワ取り
治療のところで説明した医療用超音波ピーリングを美肌レーザーの治療前に行うと効果が高く
なります。
さらに、引き締め効果にすぐれた医療用超音波治療器のスマート・サウンドを組み合わせる
治療もあります。
初期のタルミであれば、美肌レーザーと深層美白レーザーに、医療用超音波ピーリングか、
スマート・サウンドの組み合わせ治療で対応できるでしょう。
しかし、美肌レーザー治療を行っても、体質や肌質によっては、タルミの引き締め効果が得
られにくい方がいらっしゃいます。こうした場合やタルミが進んでいる場合には、次に説明す
るシワ・タルミ取りレーザー、美白レーザーや肌質改善レーザーを組み合わせると効果が出や
すくなります。
タルミ治療はいくつになってもできますが、早ければ早いほど、効果が高くなります。なぜ
なら、皮膚の衰えは年々進行しますので、早めに老化の進行を止めておけば、それだけ若い肌
年齢を維持しやすくなるからです。いくつになってもあきらめることなく、できる対応はなる
べく早くしておくほうがよいのです。

このシワには、こんな治療が?部位別シワ対策?

2016年05月20日 | 最新美容外科・美容皮膚科へようこそ
シワにはできやすい部位があります。ここで簡単にまとめておきますので、シワが気になる
方は、治療の際の参考にしてください。
基本的な治療として、医療用超音波ピーリングと美肌レーザーで顔全体のシワとタルミの改
善をしてから、気になる部位に深層美白レーザーやシワ・タルミ取りレーザー、美白レーザー、
肌質改善レーザー、あるいはヒアルロン酸注入などを追加で組み合わせると、効果が高い治療
となるでしょう。
●額や眉間の深いシワの治療
眉間や額の深いシワには、スーパーヒアルロン酸の注入が効果的です。注射はどうしても嫌
だという方には、深層美白レーザーやシワ・タルミ取りレーザー、美白レーザー、肌質改善
レーザーなどの、弾力を取り戻す効果が大きい治療を何度か継続的に行うとよいでしょう。
●目尻のシワ――カラスの足跡の治療
カラスの足跡は、美肌レーザーや深層美白レーザー、あるいはシワ取り効果のある医療レー
ザーで改善効果が期待できます。ある程度の深さがあるシワが何本もできている場合は、美肌
レーザーとシワ・タルミ取りレーザー、美白レーザー、肌質改善レーザーの組み合わせ治療が
最適です。いずれの場合も、治療前に医療用超音波ピーリングを行うと、効果がはっきりと出
やすくなります。
●目の周辺のシワの治療
目尻だけでなく、目の周辺はシワのできやすいところです。細かなシワだけでなく、下まぶ
たのタルミとシワも表情を老けさせて見せます。
細かなシワに関しては、カラスの足跡の治療と同じと考えてよいですが、まぶたのタルミに
は、シワ・タルミ取りレーザー、美白レーザーや肌質改善レーザーの治療を追加して引き締め
を強化する治療で対処することもあります。あるいは、スーパーヒアルロン酸で下まぶたのタ
ルミと周囲の皮膚の境目を目立たなくすることもできます。
●鼻唇溝のシワ、口の周辺の細かなシワ、首のシワ(ニワトリの首)の治療
こうしたシワにも、シワ・タルミ取りレーザー、美白レーザーや肌質改善レーザーが効果的
です。
首に縦のシワができるのは、皮膚のタルミがかなり進
んでいる証拠ですので、医療用超音波と深層美白レーザー、シワ・タルミ取りレーザー、
美白レーザー、肌質改善レーザーの組み合わせのような、引き締め効果の高い治療を何度か交互に行う
ことが必要です。

シワは皮膚の老化によって、多く深くなる

2016年05月13日 | 最新美容外科・美容皮膚科へようこそ
シワは早い方では二十代から、一般的には三十代に入ると、目立つようになってきます。
加齢に伴って皮膚が衰えてくると、表皮でも、その下にある真皮でもシワの原因ができてく
るのです。
まず、皮膚の表面で細かなシワができる原因を説明しましょう。
若いころは新陳代謝によって、古い角質がアカとなって排出され、新しい角質となることで
表皮のシワは消えていきます。ところが、老化によって新陳代謝が衰えると、シワができた古
い角質がなかなか排出されなくなります。表皮の衰えは、皮膚の乾燥や洗顔が不十分だったり、
逆に洗顔のやり過ぎが原因になりますので注意が必要です。
真皮が衰えてくると、皮膚の弾力をつかさどっているコラーゲンやエラスチンという成分から
できている線維の網の目が弱くなってきます。
わたしは、よく毛糸のセーターに例えるのですが、若い健康な皮膚が新品のセーターだとす
ると、加齢とともに老化が進んだ皮膚は、毛糸の一本一本が細く伸び切った状態になり、網目
も粗くなったセーターのようなものです。
一方、真皮でも同じように線維が衰えて、シワが大きくなったり、深くなってきて、元に戻
らなくなってしまうのです。
シワ取り治療は、この表皮の衰えと真皮の衰えを両方カバーすることで、シワを消していく
ことを基本としています。
レーザー・ピーリングや医療用超音波ピーリング、美肌レーザー、シワ・タルミ取りレーザー、
美白レーザーなどは、古くなって傷んだ表皮角質の排出を促進する治療法で、最近ではこれら
を組み合わせた治療法が浸透してきました。
また、美肌レーザーや医療レーザーは、古い角質を排出すると同時に、コラーゲンやエラス
チンに熱エネルギーを与えて、真皮の弾力を取り戻す働きもあります。
深層美白レーザーやシワ・タルミ取りレーザー、美白レーザー、肌質改善レーザーは、コラ
ーゲンやエラスチンの働きを活性化させる効果を強化したタイプの治療で、真皮層が原因とな
っているシワを大きく改善することができます。
シワは一度できてしまうと、次第に深く大きくなってきて、元に戻らなくなってきます。
できはじめの状態なら、割合と簡単に治療できますので、できるだけ早い治療をお勧めします。
また、ある程度の年齢になって、皮膚の張りが失われてくると、美肌レーザーに加えて、深
層美白レーザーやシワ・タルミ取りレーザー、美白レーザー、肌質改善レーザーなど、弾力を
取り戻す効果の高い組み合わせ治療がよいでしょう。

取れにくいシワは、スーパーヒアルロン酸で徹底治療

2016年05月06日 | 最新美容外科・美容皮膚科へようこそ
これまで紹介した治療を行えば、たいていのシワは、かなり目立たなくなります。
しかし、老化の進行が著しく、皮膚の弾力が相当に衰えている場合や、眉間や額の深く大き
なシワなどは、こうした治療である程度改善できても、まだ満足できないという方もいらっし
ゃいます。
そういうケースでは、気になる部位にスーパーヒアルロン酸を注入する組み合わせ治療を行
うことで、シワを徹底的に解消することができます。
実際に最近では、フェイスリフト手術より、美肌レーザーやシワ・タルミ取りレーザー、美
白レーザーなどの医療レーザーとスーパーヒアルロン酸の組み合わせ治療を望まれる方が増え
てきています。
ヒアルロン酸は、人間の体内に含まれるムコ多糖類の物質で、安全性が高く、アレルギー反
応もほとんど発生しません。これに、アクリルを配合したものを使うこともあります。
美肌レーザーや医療レーザーによるシワ取りでは、治療直後から次第に効果が出てきて、数
日後より一週間後、一週間後より三週間後というように、徐々にシワが消えていきます。
シワ・タルミ取りレーザー、美白レーザーによる治療では、前述したように効果のピークは四カ
月後となります。
急激な変化ではなく、徐々に効果が出るほうが自然な若返りとなるのですが、なかには冠婚
葬祭や同窓会などのイベントが二週間後にあるので、それまでに何とかしたいという方もいら
っしゃいます。スーパーヒアルロン酸は、そうした即効性を求められる方にはうってつけの治
療だといえるでしょう。

最新のシワ取り治療の効果とメカニズム

2016年04月29日 | 最新美容外科・美容皮膚科へようこそ
次に、シワ取りに効果的な治療法をいくつか紹介することにしましょう。
まずは深層美白レーザーですが、これは美肌レーザーのカテゴリーに属するものです。
美肌レーザーと同様に、多様な効果を期待できますが、「深層」という名前のとおり、
美肌レーザーよりも皮膚の深い部分にまで反応させます。その結果、シワやタルミの改善や開いた毛穴
の引き締め効果が、より大きくなるのです。
また、深層美白レーザーは、美肌レーザーとの組み合わせ治療の相性がとてもよく、シミ、
ソバカス、クスミ、ニキビなどの改善を含めた若返りの総合治療の基本メニューとなりつつあ
ります。
シワ・タルミ取りレーザー、美白レーザーはわたしたちのクリニックに新しく導入された機
種で、美肌レーザーと比較してシワやタルミの改善に、より高い効果が期待できます。
それには理由があり、シワ・タルミ取りレーザー、美白レーザーのレーザー光は皮膚の表面
にある表皮よりも、その下の真皮層に吸収されるように設計されているからです。
このため、皮膚の弾力を担っているコラーゲンやエラスチンに、より大きなエネルギーが与
えられるのです。これまでもコラーゲンやエラスチンに働きか
けるタイプのシワ取り医療レーザーがなかったわけではありませんが、シワ・タルミ取りレー
ザー、美白レーザーは、
①表皮のダメージがほとんどない、
②そのため、治療中の痛みがない、
③治療時間が短い、などのメリットがあります。
ただし、表皮のダメージがなく、より深い真皮層に、集中的にエネルギーが吸収されますの
で、治療後、すぐに〝表面的な?変化は現れません。治療後、数日経ってからシワやタルミの
改善効果が徐々に現れてくるという特長がある
のです。
効果のピークは治療後約四カ月ぐらいのため、急激な変化ではなく、自然な若返りが可能
になりました。
このように、シワ・タルミ取りレーザー、美白レーザーは即効性を求めるシワ取り治療では
なく、継続性を追求したシワ取り治療といえるでしょう。そのため、即効性のある美肌レーザー
などの治療を行ってから、治療効果を持続させるために、仕上げにシワ・タルミ取りレーザー、
美白レーザーを組み合わせるという治療をすれば、治療後しばらくしてもシワやタルミが数カ
月にわたって改善され続けることになるのです。
また、シワ・タルミ取りレーザー、美白レーザーにはコンタクトクーリングという冷却装置
がついており、その働きによって表皮のダメージや痛みが解消されているために、組み合わせ
治療を容易に行うことができるのです。
美肌レーザーや医療レーザーの大半は、美容外科・美容皮膚科治療の先進国であるアメリカ
合衆国で開発されました。日本で使用されているものは、それらを日本人の肌の色や肌質に合
わせて改良したものになっています。
しかし、肌質改善レーザーに限っては、日本人の肌に最適なシワ取りという目的で開発され
た医療レーザーなのです。
そのため、美肌レーザーや深層美白レーザー、あるいはシワ・タルミ取りレーザー、美白レ
ーザーなどの医療レーザーとは異なる独特の効果があり、他の医療レーザーではなかなか改善
できなかったシワやタルミが、改善できたというケースが数多く報告されています。
美肌レーザーと深層美白レーザーの組み合わせ治療で、ほぼ満足できる治療結果が出たが、
まだ少し気になる部分が残っている――。こんな感想をお持ちの方が、追加して治療を
希望されるというケースも増えてきています。
肌質改善レーザーはこのように、新しいタイプの医療レーザーといえるのかも知れません。

シワ取りと同時に、総合的な若返りが可能な美肌レーザー 2

2016年04月22日 | 最新美容外科・美容皮膚科へようこそ
まずは、もう知らない方が少なくなっている美肌レーザーについて説明しましょう。
美肌レーザーは他の医療レーザーと違って、非常に広い範囲の波長を持っています。以下に、
代表的な医療レーザーの固有波長を掲示します。
・ダイレーザー 585ナノメーター
・ルビーレーザー 694ナノメーター
・ダイオードレーザー 810ナノメーター・ヤグレーザー 1064ナノメーター
美肌レーザーは、これらの波長をすべてカバーできる515?1200ナノメーターの範囲の
波長を持った光を照射することができます。
そのため、シワを取るだけでなく、タルミも解消し、シミやソバカス、クスミ、アザを改善
し、開いた毛穴を引き締め、肌質やニキビの改善など、若返り治療で望まれるほとんどの効果
を同時にもたらすことができるのです。
これ以外でも美肌レーザーには、いくつかのメリットがあります。
まず、治療中の痛みがほとんどありません。しかも、治療時間も短く、一回当たりの照射面
積がひろいので、顔全体の治療でも二十分ほどで終了します。
治療後の色素沈着やはん痕などの心配もなく、ガーゼを当てる必要もありませんので、翌日
から日常生活に復帰できます。
美肌レーザーは、このように大変すぐれた若返り治療器ですが、シワやアザといった個別の
症状については、専用の医療レーザーのほうが大きな効果を得ることができます。
そのため、シワ取り治療では最初に美肌レーザー治療を数回行って、さらに残ったシワにつ
いては、一人ひとりの肌質や希望に最適な医療レーザーを組み合わせて治療することもあるの
です。
もちろん、最初からシワ取り専用の医療レーザーで治療することもあるのですが、シワがで
きるということは皮膚の老化が進んでいることの証明でもあります。老化が進んだ皮膚は、シ
ワだけでなくシミや毛穴の開きといったトラブルを併発されていることが多いため、
美肌レーザーをファースト・チョイス(最初に選択)するわけです。

シワ取りと同時に、総合的な若返りが可能な美肌レーザー

2016年04月15日 | 最新美容外科・美容皮膚科へようこそ
〝シワ取り治療?といえば、かつてはフェイスリフト手術が主流となっていました。わたしも
フェイスリフト手術を数多く手がけてきましたが、最近ではより安全かつ効果が期待できる美
肌レーザーが中心となっています。
このように美容外科・美容皮膚科の世界では〝切る?治療から〝切らずに治る!?治療への
移行が急激に進んでいますが、最近では単に〝切らずに治る!?治療から、その後のケアやタ
ルミの解消、シミ、ソバカス、クスミ、アザの改善まで含めた総合的な治療に注目が集まって
います。
つまりシワを取るだけでなく、総合的な若返り治療としてレーザー機器の利用が広まってい
るのです。