Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

中華料理一番@多古町 創業43年の老舗店で見つけた「カレーそば(ラーメン)」と伝統的な「ラーメン」にうっとり!

みんなのらぁめんバンブー」に行った後、イチバさんと向かったのは、

中華料理一番

であります!!

中華料理とありますが、暖簾には「中華そば」の文字が!!

こういうレトロで昭和感のあるお店、行かないわけにはいきません!

店内に入ると、もうそこはまさに「昭和の食堂」そのまんま。

店内の匂いが、「おじいちゃんとおばあちゃんの家」の匂いで…

なんか、すっごく懐かしいような、愛おしいような気持ちになりました。

今の若い子たちがこれを感じるかは分かりませんが、、、

少なくとも、僕の感覚だと、「祖父母の家」の匂い、雰囲気、でした。

店主さんお一人で切り盛りされています。

以前は、奥様も一緒に働いておられたそうですが、昨年?に亡くなられ…。

それ以降は、店主さんお一人で営業を続けているみたいです。

創業して43年になるお店で、当時29歳だったときに開業したとのことです。

昭和27年生まれということで、うちの母の少し下くらいの年齢の店主さんになります。(今の若者からしたら、祖父母世代ってことになりそうですね👆)

こちらが、主なメニューですね。

でも、値段のところが伏せられています。

今は、このメニュー表は使われていないっぽいです。

あくまでも、参考までに…?!

ラーメン以外のメニューも色々とありますね。

ハムエッグ定食、すっごく気になります。

お新香の文字もあります。

もう作っていないメニューもあるのかな?!?!

こちらが、現在のラインナップです。

ハムエッグ定食はもうないみたいです( ;∀;)

ラーメンは一杯550円! 

チャーシュー麺は800円。

スタミナラーメン&スタミナ味噌も800円になっています。

僕のお目当ては、「カレーそば」であります。

イチバさんと「カレーラーメン」について熱く語っていたので…(#^.^#)!

多古町にも、カレーラーメン文化があったのかどうか(という問いも…)。

こちらでは、なんと「お水」の他に、「ローリー」(乳酸菌飲料)も頂けるんです!

こんなサービス、初めて見たかも?!?!

(今は「ローリー」って売ってないんですよね? なんて言えばいいんでしょう?!💦)

店主さんの粋なはからいに、キューンとなりました💓

ってことで、、、

ジャジャーン!!!

カレーそば

です!!

カレーそば=カレーラーメン、一杯550円になります!

ここのカレーラーメンは、ラーメンのスープの上にカレーを乗せるタイプ、ですね。

黒く透明なスープがしっかり見えています。

その上に、店主さんが長年作ってきたオリジナルのカレーが加わります。

なんか、カレー自体がラーメンのトッピングみたいになっています👆

zoom up!

まずは、器の端のクリアなスープの方を飲みます。

「おお、、、これは、なかなかディープな味わいだぞ…」

って思いました。

聴けば、ここのスープは、鶏、豚、昆布、煮干し、そして野菜の切れ端を使った王道の「スープ」になっていて、創業以来、その作り方は変えていないんだとか、、、。

シンプルな昭和の醤油ラーメンのスープに感じる味わいですが、そこに「存在の重さ」が感じられます。

一日二日で出せる重さじゃないですね。

そこに、カレールーが混ざり込んで、徐々に「カレーラーメン」になっていきます。

この「変化」もまた、すごく面白いですね~。

カレーラーメンとしても、とってもシンプルで分かりやすくて優しいスープでしたね😊

店主さんのお人柄が偲ばれる味わいといいますか、、、

辛さは控えめで、子どもでも食べられる辛さだったと思います。

昭和の古き良きカレー味のラーメン、、、かな、と。

麺はこんな感じです。

啜ってみると、これがまたとてもよい食感の麺でして、、、

この麺、どこの麺だろう??って思ってたら、、、、

なんとなんと、僕の大好きな「珍来」の麺だったのです!!

珍来の麺!!! ここのスープにめっちゃ合う麺じゃん!!って。

もう、一気にテンションが上がりましたよ。

千葉県北部エリアでは、わりと珍来の麺を使うお店が多いんですよね。

いったいなぜ、千葉県北部には珍来の麺を使うお店が多いのか。

これもまた、unknown questionとして、考えるべき問いかなって思います。

トッピングは、玉ねぎ&ねぎのみ!!!

この潔さ&シンプルさがまた素敵です👆

550円のカレーそば、極限までにシンプルなカレーラーメンでありました。

スープカレー風のラーメンって考えていいのかな、と。

そして、続けて、

ラーメン

です!!

一杯、なんと550円の昔ながらのラーメンです!!

550円なのに、トッピングは超豪華!!

チャーシュー、メンマ、わかめ、なると、ネギ、ゆで卵(半分)。

これだけの具が入って、たったの550円也💰

凄いですよね、、、💦

zoom up!!

本当に、見た目的にも綺麗で鮮やかでカラフルで、、、

スープを一口飲むと、、、

「うおおお、、、こ、これは?!?!…」

って思いました(?!)

スープは、直感的には、THE昔ながらの中華そばテイスト。

でも、どこか、いわゆる「普通の昔ながら系」とはちょっと違う、、、

鶏、豚、昆布、煮干し、野菜を使った手作りの味なのが分かりますね。

もともとは八王子のラーメン店(中華店?)で修業した時の味なんですって。

40年くらい前の八王子のお店の味が、多古町で今も作られているって。

もしかしてこの「中華料理一番」のことかな?!

このお店にも、「カレーそば」がある!! 「スタミナラーメン」もある!!

ちょっと…、こうなると、八王子まで行って真相を知りたくなる!!!😂

よし、遠くない未来、また八王子に行って、この一番に行ってみるぞ!!🔥

麺は、こんな感じです。

こちらの麺も「珍来」の麺だと思います。

カレーそばの麺と同じだったと思いますね。

プツプツっと切れる感じがすごく心地よくて、爽快でした。

***

というわけで、「中華料理一番」のレポでした。

カレーラーメンもラーメンも、まさに「昭和の味!」って感じでした。

イマドキのウンチクでは、ここのラーメンは何も語れないだろうな。

流行りのラーメンとか話題のラーメンとかの影響を一切受けてない感じです。

だから、いいんです!!

かつて、こんなラーメンもあったんだよって、教えてくれるお店。

あまりにも世界が混沌として、そして、どんどん新しいものが古くなっていく時代に、こういう「変わらない味」に触れるのも、すごく学び的に、経験的に、いいんじゃないかなぁって思います。

個人的には、それこそ若いラーメン店主さんたちに食べてもらいたいですね。そして、「なぜこの味が、この今の時代にまで続いているのか」を問うてほしいなぁって思いますね。

今、自分たちが作っているラーメンもやがては「過去のもの」になる。時代は常に変わっていくし、その変化のスピードは加速しています。

目の前の変化に追われるだけで、遠い将来が描けなくなっている店主さんなんかは、こういうお店で「浄化」するのもいいんじゃないかなぁって。

ただ、ご高齢の店主さんですし、最初から最後まで「もう、いつまで続くか分からねぇよ」って仰っていました。

ラーメンとは何か。ラーメンとは何だったのか。

そういう問いを立てられる店主さんにこそ、こういうお店ってすごく参考に、勉強になるんじゃないかなって思います。

ラーメン店主さんでなくても、イマドキじゃないラーメン店の世界に触れたい人は是非!!!

場所はこんなところです。

Google mapでは、「ラーメン一番」になっていますね?!

でも、お店では、「中華料理一番」になっています。

どっちが「正解」なのかな?!?!

この濃厚カレーラーメン、食べてみたいなぁ~。

この青森の味噌カレー牛乳ラーメンも是非現地で食べてほしいですね~

韓国にも、カレーラーメン、あるんですね!!!((◎_◎;))

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