散歩絵 : spazierbilder

記憶箱の中身

茸便り

2008-10-08 12:35:12 | 自然観察
昨日買い物途中で道路わき街路樹の足元にササクレヒトヨダケ Coprinus comatusの幼菌がニョキニョキニョキニョキ頭を出していた。
カメラを持っていないので記録が出来ないなあ、と残念に思いながら歩き出して間もなく、新しい携帯電話にカメラが付いているということを思い出した。
(携帯電話を換えた理由はまた明日)
使い慣れないのですっかり手ぶれ。
その上白黒設定にしていたのを忘れて白黒写真。

この茸は食べられるし美味しい。バターソテーなどにしたらこくもでてなかなかだと思う
しかし結構にぎやかな車道の脇だしちょっと収穫する気がおきなかったが、出たばかりの様子で食べるのには一番具合のよさそうなころあいだった。
間もなく伸びて傘が開くと黒くなって溶けてしまう。

畑の方に行って見ると出ているかもしれないが、今朝は雨。










昨日の記事について追記

2008-10-08 06:33:04 | 思考錯誤

昨日の記事の話題だった動画は、よく調べると作者は日本人Webデザイナー Nobuyuki Kayahara氏の作品だそうだ。テレビでも紹介されたことがあるということ。
去年あたりそれが勝手にネット内で広がって、やがては作者の名前を落とされ、右脳左脳の話も勝手に添えられてどんどん流れたようだ。
面白い話が流用されるのは仕方ないとして、出所が消えてしまうのはまずい。

ここでも流れるニュース(特にインターネット、なぜならチェック無しで流れていける事実)の信憑性はまず疑ってかかるべきだということ。

もちろんこの動画は(右脳派左脳派?)などという話無関係に不思議感があって面白い。

人間の脳はこの様なシルエットを眺めたときにどうしてもそれを自分の知る形に置き換えようとして、立体映像にしてしまう癖があるようだ。
それを利用したトリックなのだろう。

さらにすこし検索してみると大体右脳左脳についてよく言われる話、あれはかなり怪しい話で実証されたことではないようだね。
右脳左脳という言葉自体が学術用語ではないという話も読んだ。右脳を鍛えるだの左脳を鍛えるというテーマは実は根拠の無い話なのか。

まあ、そういうわけで昨日の記事は二つの話題を提供してくれた。
一つは錯視の面白さ。
もう一つは何事も信じる前に疑え。。。って事。

それにしてもあの画像は良く出来ている。美しいしね。

Kayahara氏のWebサイトはFlashの面白い作品が山盛りだ。