昨日の記事の話題だった動画は、よく調べると作者は日本人Webデザイナー Nobuyuki Kayahara氏の作品だそうだ。テレビでも紹介されたことがあるということ。
去年あたりそれが勝手にネット内で広がって、やがては作者の名前を落とされ、右脳左脳の話も勝手に添えられてどんどん流れたようだ。
面白い話が流用されるのは仕方ないとして、出所が消えてしまうのはまずい。
ここでも流れるニュース(特にインターネット、なぜならチェック無しで流れていける事実)の信憑性はまず疑ってかかるべきだということ。
もちろんこの動画は(右脳派左脳派?)などという話無関係に不思議感があって面白い。
人間の脳はこの様なシルエットを眺めたときにどうしてもそれを自分の知る形に置き換えようとして、立体映像にしてしまう癖があるようだ。
それを利用したトリックなのだろう。
さらにすこし検索してみると大体右脳左脳についてよく言われる話、あれはかなり怪しい話で実証されたことではないようだね。
右脳左脳という言葉自体が学術用語ではないという話も読んだ。右脳を鍛えるだの左脳を鍛えるというテーマは実は根拠の無い話なのか。
まあ、そういうわけで昨日の記事は二つの話題を提供してくれた。
一つは錯視の面白さ。
もう一つは何事も信じる前に疑え。。。って事。
それにしてもあの画像は良く出来ている。美しいしね。
Kayahara氏のWebサイトはFlashの面白い作品が山盛りだ。
くるくる、くるくる。。。
視覚は脳に左右されるってことかしら?
確かに信じたい方向に、助言も聞き取るところあるわぁ(笑)
よく見ていると一方の回り方では彼女の足の裏が見え、もう一方では足の裏が下を向いていたりね。。。しますが、経験則なんでしょう。
エイムズの窓という錯視があってそれに順ずる作品だったのでしょうか。。。
難しいことはちっともわからないけれど楽しい事はいいことだ。
3D映像もいつまで見ても立体化しないし、頭が頑固なのかしら。しくしく。
でも動きがキレイで見とれてしまいます。
少し目をうつろに(笑)するといいんだけれどな。。