
デュッセルドルフのライン川沿いにApolloというヴァリエテのホールがある。
ヴァリエテは手品あり、アクロバットありの賑やかな舞台。
Apolloは建物は数年前に場所を移動して新しく建て替えたがほぼ100年の歴史あるヴァリエテだ。知人がこのヴァリエテにかかわっている為にたびたび招待してくれるのだ。
今月の出し物はノスタルジックな移動遊園地に観られる演目。
司会者はメラッコリックな話を間に挟み、歌を歌い演者を紹介する。(これがちょっとやりすぎの感あり。。少々しらけ気味であった)、電気男はを身体に電気をためてソーセージの両端をフォーク2本で挿して握っているとそれは焼けはぜるのだったが、バーベキューの時に彼を呼んだら便利かな。刀を飲む女は華奢な体つきでこんな特技を披露するとは思わなかったのが、以外で面白い。他アクロバットに、蛇男はゴム人間といったほうがぴったりで信じられないほど小さなガラス箱に身体を丸めて入り込んでしまうという様な出し物、子供の頃こんな出しものを見て驚いた事を思い出した。そして腹話術。。。
今回は盛り上がりにかけるたが、最後に出てきた腹話術がとても巧くて面白かった。それだけでも出かけた甲斐ありという楽しさだったから満足。

帰りにキッツブールというオーストリア料理のレストランで夕飯を食べることになった。給仕がなかなかウィットにとんだ人で、言葉のキャッチボールが上手だ。ヴァリエテに行かずとも大いに笑えたのだった。ちなみに私は久しぶりにウィーナーシュニッツェルを食べた。肉を叩いて薄く薄く広げて揚げたかの有名なウィーン名物料理だ。たまにはこういう食事も美味しい。