
Helleborus Lividus
野性的で小ぶりの花が愛らしい。
少し南に下ったあたりの森の中で
野生のHelleborus foetidus
があちこちに咲いているのを見たとき、
私には珍しくて嬉しかった記憶がある。
H.lividusはコルシカやサルディニア、マジョルカ等
南の方の原産なのだそうだ。
葉模様や形がなかなかしゃれている。
今朝花が咲いている植物
チューリップ(クリーム色、野生種の赤)
葡萄ヒヤシンス(紫と白)
ヒヤシンス(ピンク。。。青紫がなぜか顔を見せなかった)
アザレア(白)
椿(ピンク)
三色菫(濃紫、青紫、黄色)
菫(薄紫、ピンク)
雪柳(白)
アケビ(臙脂)
水仙(黄色)
シキミア(白っぽい)
ニオイアラセイトウ(蕾は濃いオレンジ、開くと黄色)
ツルニチソウ(薄紫)
シラー"シベリカ”(蒼)
シラー”バイフォリア"(紫)
アネモネ" blanda”(白)
ヘレボルス(クリームに臙脂の飛沫、緑、白、緑ピンク)
クサ木瓜(オレンジ)
ローズマリー(紫)
プリムラ(オレンジ、薄いピンク)
アジサイ(先日お買い得で買った小さな鉢、アジサイ色)
タンポポ(黄色)
ツタバウンラン(白紫)
八重山吹(黄色。。。これは隣家の植物だが、ググッと私の視界に入り込んできている。)
こうやって書き出せばいかにも花盛りだけれど、それぞれが数輪咲いているだけなのだから、それほど賑やかではない。
我家のテラスに植わっている植物を書き出したら長いリストが出来るだろう。
ギュウギュウ過密で気の毒だ申し訳ないと思ってはいるのだ。あまり手もかけないので強い奴らがはびこってもいる。ツタバウンランなど、どこの鉢にも溢れだしている。かわいい花も咲くことだし、薄緑でやわらかい小さな手のような葉と薄紫の小さな花は愛らしいので放ってあるが、時々ガバッと引きむしり片付けないと窒息しそうになっている弱者がいる。
ライラック、林檎、藤の蕾も膨らみ始めた。
数年前に銀杏の種を蒔いておいたら育っている。その銀杏の枝先にまん丸の葉芽がプツプツと顔を出し始めた。この緑の固い粒が解ける頃にはだいぶ暖かくなっているのだろう。今朝は薔薇に肥料をあげて、少し土をいじろうかと思ったが寒かったので間もなく退散。
あ、
今隣の猫が私の林檎の木で爪とぎをしているのを目撃。
かわいい奴なら許すが、あやつとは気が合わないので少々腹が立つ。
(あやつは飼い主の婦人によく似ている。その辺にも問題があるのだ)
おかげでライラックも林檎も細い、か弱い幹がぼろぼろだ。縄でも巻きつけておけば良いかと縄を買ってきたがまだ試していない。もっとも縄を巻いたら爪とぎには更に具合が良いかもしれないのだが、木に傷がつくよりましだとおもう。
春の庭報告でした。