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散歩絵 : spazierbilder

記憶箱の中身

2008-04-06 23:11:01 | 思考錯誤
妖精の肩から外れた

            







羽 。。。


時々こんな種が飛んできては繊細ではかなげな葉脈の オブジェとなって足元に落ちているのを見かける。 そして双葉になって敷石の隙間からでも顔を出している逞しさもある。
この曲線の美しいこと。 私としては特にこの楓類の種には思い入れがあって大事に思っている。
種子の形態は多様で美しく機能的だ。
私の種子コレクションも大分増えたから、そのうちにきちんと整理をして展示できるようにしたいと思っている。

雨の中の

2008-04-06 17:53:19 | 美術関係
 


昨日の土曜日は雨。
友人の展覧会オープニングに出かけた。画廊に到着するとパフォーマンスが始まっていた。
展示作品にちなんで、顔を髪で隠したダンサーが色とりどりの髪の毛の切れ端が作る円の真ん中にこちらに背を向けて踊る。踊るといっても椅子に座ったまま背中と腕が動くだけだ。しかしこのパフォーマンスにはあまり魅力を感じなかったのは残念だ。

友人のBettyは髪の毛を使って繊細な形を編み上げる。
それは人の体の一部であったり、記憶の影のようなものである。写真に撮ろうとしてもそれは曇り空の下で影を追う様なものだ。薄曇の空はその危ういはかなさによく似合うように思えた。


 
 ~ ~ ~ ~ ~ 




いま 
  空から 
     白いものが 
          ひ
           ら
          ひ
           ら  と
              落
              ち
              て
              き
              た
              。
寒い寒い。

これからもうひとつ展覧会を訪ねる。