ROKSANのつぶやき

独断と偏見に満ちた時遊人の日記

SOULNOTE dc1.0

2008-09-16 00:27:57 | オ-ディオ
このDAコンバーターでオーディオが再燃しました。
もう、アナログはいらないなぁ!と思ったのも事実です。アナログを否定するつもりは毛頭ありませんが、CDで十分だと思います。

以前にも書きましたがCDの再生音はどこか溜めが無くてすべっていくところがありましたが、dc1.0にはそれがありません。それにピッチゆっくりと聞こえます。
この感じはいままでに味わったことが無いものです。そのうえに圧倒的な音像の実在感です。

私の使用機器はDENさんでクロックをD-CLOCKに乗せ換えしてあるライトチューンモデルですが、そのほかにもDENさんには基盤をクライオ処理して底板をステンレスに交換したフルチューンモデル等もあり色々選択枝はあります。ノーマルモデルより楽器の定位が明確で付帯音も少ないようでSN比が改善されているようです。

また、吉田苑さんはクロックの乗せ換えは見送ったようです。もちろん換装したものと比較試聴した結果のことですので、ここらあたりが各ショップの提案する音なり、方向性に違いがあり面白いところです。どちらが良い、悪いではなくあくまで
そのショップのチューニングに対する考え方の違いだと思います。

事実cd1.0は吉田苑さんでもクロック換装の上に底板の鳴きをおさえたりクロックの電源の取り方を変えたり独自のチューニングモデルを販売しています。AUDIO BASICのVol47での比較試聴を読んだ方もいると思います。

機器をよりショップの提案する理想の音に近づけるか、または開発した鈴木哲さんの音楽性を尊重するかはそれぞれだと思います。決してDENさんが鈴木さんの音楽性を尊重していないのではなく、各ショップのアプローチの仕方がそれぞれあるということですのでくれぐれも誤解のないように・・・。

ちなみに、DENさんも吉田苑さんもda1.0の電源ケーブルは「それを含めて鈴木さんの音だから、交換しないほうが良いのでは!」と同じことを言っていました。

当然電源ケーブルを交換すると確かにハッキリと音が変わるのですが、ハッキリ、クッキリすると最初は良く感じるのですがそれがトータルでみて良い方向であるとは言いがたいこともあるからです。

dc1.0を使用されている方は知っていると思いますが、いかにもちゃちぃ鉄製の天板ですが、これの鳴きを止める高域がまるで抜けなくなり死んだような音になるそうですから、完成品のチューニングは難しいと避ける専門店も存在するのも事実です。が、私はやはりショップの提案するものが明確であり、ハイエンドオーヂオとは無縁のショップを選びたいものです。


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