韓国ドラマ大好き

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レ・ミゼラブル ★★★★★★★

2013-01-02 00:04:00 | 映画

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2013年 ヒュー・ジャックマン ラッセル・クロウ アン・ハサウェイ

あらすじ 1815年、ジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)は、19年も刑務所にいたが仮釈放されることに。老司教の銀食器を盗むが、司教の慈悲に触れ改心する。1823年、工場主として成功を収め市長になった彼は、以前自分の工場で働いていて、娘を養うため極貧生活を送るファンテーヌ(アン・ハサウェイ)と知り合い、幼い娘の面倒を見ると約束。そんなある日、バルジャン逮捕の知らせを耳にした彼は、法廷で自分の正体を明かし再び追われることになってしまい……。

映画を見に行ったんだけどこれはミュージカルだった。まぎれもなく。どんな映画も生も舞台にはかなわないと思ってたけど新鮮だった。素晴らしい。本当に。最後は涙があふれて感動したなあ。泣けた、、何度泣いたか。正直、最初の1時間はセリフがすぐ歌になって映画としては馴染めないって感じがあったんだけど中盤から終盤にかけてすごかったなあ。本当に見てよかった。ミュージカルでは有名な作品ですけど私、これ見たことないかも。だいたいミュージカルが大好きな私ですがああ、無情ってう意味がこんなにせつなく響くなんて。ユゴーの原作まで読みたくなった。ジャン・バルジャンがもう、、かわいそすぎ。思い出しても泣けてくる。最初の囚人になった罪もたった一切れのパンを盗んだためにあんな過酷な囚人生活。やっと解放されたけどまた犯してしまった小さな罪。でもそれは牧師によって許される。それから別人の人生を歩み始めるんだけど、、。ファンテーヌ、確かに熱演でしたよ。しかしもっと登場してるのかと思ったけど結構短かったんですよね。ノーミイクでもキレイでしたよ。しかし、小さい娘のために、、だんだん堕ちていく彼女は相当ボロボロに。小さな娘のため、、母親だったらなんでもできる、、その悲壮感でまた涙、、涙。その娘コゼットを引き取って育てるジャン・バルジャン。映画ではそれほど娘としての愛情っぽく映ってましたがあんなきれいなコゼットがそばにいれば彼自身の愛情もあったんでしょうね。コゼット役の女優さんって私大好きなんですよね。とってもかわいいです。有名な歌、大衆の歌もいいし、フォンテーヌやエボニーヌの歌もとっても素敵です。しかし、、、どの愛も哀しく切ない。コゼットだけか、幸せになったのは。エンディングも素晴らしい。あの余韻で終わられると席を立てないくらいの感動があった。少しずつの波が押し寄せてきて最後にはうねりになって訴えてきた。タイタニックのラストに似てるかも。いやああ、素晴らしかった。何度でも言いたい。セリフがほぼ全編音楽なのでそれに慣れるのにちょっと違和感があるがそんなことはどうでもいいほど引き寄せられてその渦の中で終わる気がして、、。年の初めに見るのにはふさわしい作品です。あああ、今年もがんばろ!って。歓喜が味わえます。震えるほどの。あのフランスの街並みのセットが素晴らしい。とても舞台では表現できないほどの迫力とスケールは圧巻。舞台だと何人も合唱になって大きな歌になるんだけど、この映画はちゃんとその部分も表現できていました。加えて映像の素晴らしさも伴ってミュージカル映画としては最高です。数少ない成功例だと思います。いくつかミュージカルっぽい映画は見ましたが、これほどの完成度はほかにありません。映画ですけど立って拍手したい衝動を抑えるのが大変だったかも。是非、もう一度見たい。一人でも多くの人に見てもらいたいです。この作品がいい作品と感動できる大人になってもらいたいとさえ思います。長い間いろんな舞台を見てきましたがそのジャンルとしては最高です。何度も言いますが。


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