 韓国音楽 キム・ジェウォン、ハン・ジヘ主演のドラマ... |
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２０１２年 全40話 キム・ジェウォン ハン・ジヘ ジェヒ ソン・ウンソ
あらすじ <あらすじ>
1980年代半ば、石油工学者ハクスは友人ドヒョンに裏切られ射殺される。その場にいたキチュルは、自分を生かしてくれたドヒョンに脅されハクスの娘・ユジンを殺すように言われるが、赤ん坊を殺せず軍隊の先輩ホンチョルに預ける。
そして、すべてを失ったハクスの妻・グミはドヒョンに説得され彼と再婚、ドヒョンの子どもイルムンとイナを育てる。
11年後、ホンチョル一家は借金とりに追い回されて故郷の南海(ナメ)を離れ蔚山(ウルサン)にたどり着くが、そこでホンチョルの娘・ヘジュとして成長したユジンは、
度重なる試練に耐えながら、船を造りたいという夢を追いかけていく。そして、キチュルの息子・チャンヒや大手造船会社社長の孫・サンと運命的な出会いを果たすが、
キチュルの仕業で家族とともに遠くへ追いやられてしまうが・・・。
ストーリー 7点 役者 9点 音楽 5点 涙度 ６点 総合 7点
こんな終盤にまさかの展開が待ってるなんて！ビックリよね～～。しかし、最後はやっぱりって気もする。こんなに犯罪を犯しまくりでさ、時効とはいえ殺人もして言い訳できないでしょーーー。ヘジュはあんな手紙で許せるわけーーーー？？！！何だかうまくまとめた感じでしたがんなわけないがな！の連続で逆に釘づけ。今までさんざん悪事を働いて来て、急にしおらくしなっちゃって。簡単すぎない？ま、復讐物で出生の秘密などお決まりの要素があって序盤は不幸のテンコモリで辟易ですが、大人になると展開が早かった。なんといっても目立つのはヘジュ実母です。普段は上品でおだやかな奥様で、腹黒いドンチョルは真逆のキャラ。あ～～～んなあくどい事しているのに家ではずっとヘジュ実母を大事にしていたんです。女性としては幸せかも。真相を知るまでは。ヘジュを奪ったのは夫だったとわかってからの彼女の怒り、悲しみそれを隠しながら真相を探るために表向きは平静を装う変化もすごくよかったわ。だって、その平静を装うっていうのが難しいと思う。見てる視聴者真相を知ってるんだから夫から見たら普通だけど実は知ってるのよっていう恨みを秘めるというか。ドンチョルに真相をぶつけて恨みや怒りをぶつけるのも迫力ありました。ドンチョルのこの悪役ぶりもある意味すごかったのかも。そうそう、忘れてならないのはあのキチュル。も～～あれだけ痛めつけられてなんで逃げないの？？の連続のドＭキャラ。一度チャンヒのために彼とヘジュを逃がそうとしたんだけど、キチュルが家に残ってると当然、それをダシにまた連れ戻されたりして。まあ、石油を採掘するドリルをあの二人だけで開発っていうのもありえないんだけどさ、最後はサンとひっついてよかったかも。ジェヒも好演でした。このドラマ、ドラマ大賞でハン・ジヘさんもジェヒも表彰されてるくらいいいんですよね。最初はヘジュを見守る穏やかな青年だったのに、復讐を誓ってからはガラッと一変。ヘジュを愛してたはずなのに冷たい表情になって好きでもないイナを騙して結婚までしちゃうんだから。会社が手に入ればイナにも冷たくしちゃうし。最終的にはまた最初の優しい彼に戻っていました。イナもわがままな御嬢さんのままじゃなくてちゃんとチャンヒを愛する彼女に変わってました。
ハン・ジヘさんてあまり好きじゃなかったけどこのドラマではよかったと思います。ランラン１８歳の時のはつらつとした感じは変わりませんしどんな困難に負けない前向きな彼女の姿もピッタリでした。ただ、まああ、よくいろんな人にたたかれてな～。一通りみんなにビンタされてたように思います。大変だわ～。本当に叩かれたように見えました。だって、あのキチョルでさえ、ヘジュを叩いてたからさ。しかし、カッコよく見えたのはジェヒでした。すらっとしたあのスーツ姿が結構素敵かも。キム・ジェウォン君、若いころから同じように笑顔と細身のスーツが良く似合って好きな俳優さんでしたが、このドラマではジェヒの方が〇。往年のドラマを支えてきたこの３人の変義は本当に秀逸です。長いですが後半を楽しみに見てほしいと思います。