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2009年 速水もこみち 水嶋ヒロ 相武紗季
「愛してるよリイコ 僕はどうしてロボットなんでしょうか、、。さよなら、リイコ」
泣いた、、、泣いた、、。思い出しても泣ける。翌日も引っ張るなんて号泣だったわ。今回も。映画のターミネーターと同じ結末でロボットなのに自我がめざめるとこんなことに、、、。ナイトは何も悪くない。人間の都合で作ったり壊したりするロボット。でも意思をもってしまうとこんな結果になるのか、、。めったに思わないけどこの作品はDVDが欲しいかも、、。
なんでこんなに泣けるんだろ。ナイトの気持ちが痛かった。ナイトのリイコへの愛は本物で切なくそして哀しい、それがヒシヒシと伝わってくる。時として人間は時として言う事と思っていることが違うことがある。いい意味でも悪い意味でも。それが本心でなかったり偽善だったり嘘だったり、その時の状況、環境、自分の思いや立場など何かしらしがらみがあるからだ。でもナイトは違った。最初はあらかじめプログラムされているからリイコ愛してるどんなときも、といい続けてどこでもかけつけて助けてくれるって都合がいいロボットだった。でもこのロボットにも「自我」が目覚める事となる。最初、ナイトが復活してきたけど、リイコとの記憶はなくなっていた。でもナイトがビルの屋上から落ちそうになってそれを助けようとするリイコと一緒に落ちてしまったときにナイトの記憶がよみがえる。リイコはパリで創司と暮らしながらもずっとナイトの事を考えてたのね。そんなリイコの気持ちを創司も偶然聞いてしまう。ナイトからリイコを託された創司。その約束どおりリイコを支え、守ってきたけれどそのリイコの心にはずっとナイトがいたって、、。そして、ナイトは気づく。このままリイコと一緒にいても自分は変わらず、リイコは年老いてしまう。リイコと家族になることはできない。愛するリイコの幸せを考えたら自分ではなく、創司の元へリイコを送り出すのがリイコの一番の幸せと。だから、、自分は、、、。リイコは最後にナイトにキスをします。そのリイコを抱きしめ背中を向けさせ、送り出すナイト。あ~~~~、泣ける、、。そのナイトの目には、、、。
欲を言えばもう少し創司がリイコに自分の想いをぶつけてくれるとこっちの切なさもググッとあがってきたような気がするけど。ヒロ君は不思議な魅力があるわ。何か、、カッコいいんですよね。髪型が変な気もするけど、あれはあれでオシャレに見えてくるんだからさ。スマートで自分の気持ちは抑えて彼女を見守る御曹司だけど、素敵なんですよ。これはこれで。
ある意味ハッピーエンドではあるけれどこの空しさは何だろう。ナイトの自分を犠牲にするほどの大きな愛をもらったリイコではあるけれど、元の恋人の元へ戻っていっていずれはナイトのことも忘れてしまうんだろうなっていう切なさが残った。自分だけを生涯愛し続けてくれるロボット。いいよなあ。たとえ、プログラミングされた言葉だとしてもいつも変わらぬ優しさで迎えてくれる言葉はきっとありがたい。人間だとそのときの気分でいろいろ変わるからね。でも自我を持ったらどうだろう。メカニック的にいうとナイトの動きはバグ?ってことになるんだろうな(笑)。ロボット自身がリイコを嫌になったりもしてくるとそれはそれで問題だしね。この自我を持ったナイトの結末はやはりコレしかない。とにかく設定が斬新でキャストがピッタリでこんなにわくわくドキドキさせられて私の中では傑作です。いかにも少女マンガバリの設定ですが、こんなドラマを作れるならまだまだ日本のドラマにも希望が持てる気がする。なかなか味わえない感覚だった。また、ナイトに会いたいけどさすがに、、もう無理かな。ナイトがもう一度リイコに会いに来たときのあの赤いマフラーを巻いた姿にさえ涙してしまった。最後のナイトのセリフと彼の涙が忘れられない。愛してるよ、、、、。リイコ。