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２００６年 全１６話 キム・ミョンミン ナム・サンミ ヒョニョン パク・ジヌ
ストーリー 不慮の事故により家族を亡くした9歳のナリム(イ・ヨンユ)のため“偽家族”として集まったのがヤクザのダルゴン(キム・ミョンミン)、がめついギョウザ屋の婆さんボクニョ(ヨ・ウンゲ)、しがないキャバレーの振付師ハング(イム・ヒョンシク)、見栄とムダ遣いで借金に追われるウェイトレスのジスク(クム・ボラ)、リストラで家族に見捨てられたギドン(カン・ナムギル)、金持ちの息子だが家出した理解不能なコンミン(キム・ヒチョル)、幼い弟たちを連れてソウルにやってきたヤンア(ナム・サンミ)。さまざまな事情を持った人々が集まり1つ屋根の下で住むようになり、はじめはちぐはぐだった“偽家族”であったが次第に心を通わせ“本当の家族”の様になってゆき・・・・。
さらに事故当時ナリムが持っていた、録音機能付きのぬいぐるみに録音されていた事故現場の様子から事故の真相が明らかになってゆく。
ストーリー ９点 役者 ９点 音楽 ７点 涙度 ８点 総合 ９点
ラストまでよかった～～！素晴らしいわ～～～。
大好きかも。このドラマ。とにかく１度も手を抜かない毎回笑えて泣けてそして心温まる久々の大ヒット！でした～～～。もう、、そうそう！待ってたよ。こういう感動！本当に久しぶりのランキング上位ドラマです。
あの、社長！だけが悪者でギャフン！ってなったし、、。他には誰にも悪い人がいなくてあのドッコ兄貴でさえあ～～～んなキャラになっちゃってもう～～～、出来すぎが何でもいいです！笑える～～。ちゃんとオチもありました。
とにかくナリミが素晴らしかったわ～。記憶が戻り家族がすべていなくなった現実を知り、今の家族が偽者とわかり本当のパパやママに会いたい～～って叫んで号泣するのにはこっちも号泣。
そしてちゃんと、叔父さんが戻ってきたのよ～～。どこにいたわけ？？それが最後まで？？だったわ。ナリムの記憶が戻って家族が偽者とわかったのでとりあえず、社長宅へ引き取られたんだけど、プギョンがいてよかったわ～。ナリムはショックのあまり再び失語症に。このナリムの元にみんなこっそり会いに来ては励ます家族。あ～～～、もう、こんなにナリムを思ってくれる家族なんて他にいないわ～。みんな他人なのにそれでもちゃんと家族になれるじゃないのぉ～！叔父さんが再び現れ、警察に行き、ナリム一家を死に追いやったのは社長と告発。ナリムもちゃんとあのときにあの場所にいたのはこの人！って証言したわよ～。よかったわぁ～～。
家族の任務も終わり解散！となったんだけど、ちゃんとナリムがみんな行かないで～！と行ったから家族も戻ってきてあの家でちゃんと暮らせるようになったのね～～。よかったわ。え？叔父さんはどうしたのかしら？ちょっと困ってたみたいだったけどな。
ナリムが書いていたこの不良家族の絵日記が出版され大人気。その日記を見ていたダルゴンとヤンア。最後にダルゴンが買った指輪がありそれをヤンアに。あ～～、これが噂のキスシーンね。ながーーー！でもダルゴンらしくそうね、、。ぐるぐる回ってはいたけどなんか笑える～って感じで最後まで彼らしかったわ～。
それにしてもかわいそうなのは、テギョンとプギョン。特にプギョンはとってもいい人だったからね。ダルゴンとは親友にってちゃんと納得させれちゃって、テギョンも最後までヤンアを助けてたし。１年後もちゃんと描かれていて、、本当にハッピーエンドでよかったわ。
ドラマとしての完成度はかなり高く脚本のみならず、出演者の熱演でさらに上質の涙と笑いと心が温まるわすられないドラマの一つです。一人ひとりはかなり問題あり！で庶民相手の小さな市場で細々とその日暮らしの借金取りに追われる人たちでした。その人々が寄せ集められて小さな少女ナリムのために一つになって本当の家族以上に思いやりのある愛がまさに成長していく過程でした。それぞれの個性が全くピッタリで特に、キム・ミョンミン氏は素晴らしい！！彼の出生の秘密がどこかで出るかと思いきやそれは無かったですね。ダルゴンは捨て子で孤児院育ちのために生活はあれ、ヤクザマガイの生活でした。でもある依頼のために擬似家族を作らねばならず、渋々でした。が、その家族こそが彼らが本当に求めていたぬくもりだったんです。最初はケンカばかりの家族でしたが、お互いの事情を知り慰めあって支えあって本当の家族とはと何かということを毎回一人のエピソードを通じてその都度謝ったり泣いたり笑ったりで乗り越えていくこのことこそが大切な事なんですよね。不器用なダルゴンが懸命に生きて小さな弟を養うヤンアに惹かれていってその表現の仕方もダルゴンそのもので。脇役の方たちも素晴らしくこんな家族ならナリムじゃなくても一緒に住みたくなる優しさに包まれた家族になったんです。何度も言いますが、いいドラマに会うと登場人物がみんな好きになるんです。このドラマ、社長以外は本当にみんな好きで終わった後の寂しさのほうが感動よりも勝ってたりして余計悲しくなるんです。あんなに幸せそうなラストなんですけどね。家族愛、夫婦愛、友情愛、師弟愛、親子愛、兄弟愛こんなにたくさんの愛がこのドラマにはあります。中だるみもなくず～～と楽しみでした。不良家族たちの優しさと深い愛情に随分泣かされたので久々のベスト３位にランキングです。何かに偏ったり不自然な主張も無いですしこれからの幸せも予感させるようななりゆきでもう、、大好きです。