茜ちゃんの「島日記」

奄美群島から文化の発信を試みております。自然・文化・民俗学など想い付くままの事柄どうぞお聞きください。

サワラ・アマミちゃんの奄美群島歳時記-011

2012年08月17日 | 日記

 

サワラ・アマミちゃんの奄美群島歳時記

            

                            風景-011

 

夏休み特集・「離島めぐり-002

 

 南鳥島の海岸風景

 

 

 お盆の帰省の人達の移動が又活発になって来ました。広島、長崎の原爆投下の日、終戦記念日、お盆と日本人の心に深くしみてくるような日が続く8月。 もう来月は初秋です。

先回は、日本の遥か離れた離島を尋ねてみました。 今回もあちらこちをご紹介しましょう。

 アマミン

    

 

沖大東島

 

沖縄から400km以上あるでしょうか。 昔は<ラサ島>って言っていました。Rasa=平坦なというラテン語から来たそうです。 ラサ工業という会社の所有地でリン鉱石が採掘できるようです。全島平坦な珊瑚礁のような島です。

沖鳥島はここから600km程度でしょうか。米軍の射爆場になっているそうです。まだ、負の遺産が残っているのです。島の形は南鳥島と同じ三角形です。

南大東島

 

沖大東島から200km弱北に向かうと、南大東島、北大東島が見えます。緑の絨毯を敷いたような島です。珊瑚礁ですから起状が余りなく平坦ですね。飛行場が見えます。でも、港ははっきりと見えませんね。でも、フェリーは接岸できますよ。周りは紺碧の海。台風の銀座通りにある島々。

人が住んで生活が営まれると、こんなに綺麗な島になってしまう。島の中ではそれなりにいろいろなことが有るかもしれないけれど、天空から見下ろすと、のどかな平和なパラダイス。一度、行ってみたいなあ~。

北大東島

 

同じ離島でも、<加計呂麻島>はリアス式海岸の様に島の形状が複雑で、300m程の急斜面の山が連なっています。島の様子が大分違っています。交通も難所が多く、雨などで崖崩れなどが多いですね。この2島は大分感じが違います。どちらかというと喜界島に良くにております。

 

与那国島

 

 

この島は日本の最西端<与那国島>。それなりに起状もあり、珊瑚礁では有りません。200km程でお隣の台湾。 国境の島ですね。

 

                海中遺跡

                

 

そして、古代のロマンを髣髴とさせる、海中遺跡が有ります。何時の頃に造られたんでしょうか。可也大規模なものですね。誰が造ったんでしょうか。地殻変動で海中に水没したのでしょうか。そして、彼らは何処へ行ったんでしょうか。

今の日本民族の中に彼らの血が流れているのでしょうか。西南諸島は特にその影響が強いかもしれません。

 

               立神岬

               

 

 さて、本日は沖縄、先島諸島の離島をご紹介しました。この他に今外国と大きな問題になっている、「竹島、尖閣諸島、北方領土」などの離島もあります。実際に多くの人が既に住んでいたり、無人島だったり様々です。島の持つ資源や周りの広大な海洋資源(最近は漁業資源以外に希少金属、原油資源もある)、政治的に有利になる無形の資源など、たいへん複雑な問題を抱えています。

次回は小笠原・伊豆諸島に行ってみましょうか・・・・・(^-^)

 

      サワラちゃん

        

 

必勝>って、何応援してるのかな? オリンピックも終わったし、高校野球かな?・・・・・・

 

 

この前、貝殻の会席料理の写真をご紹介しましたが、細かい紹介はしていませんでしたので、まずは名称のご紹介をしま~す。

A・ さまざまな大きさのシャコガイが見えます。<ヒメシャコガイ>が3個。珊瑚礁の岩礁の割れ目の中に、潮の引いた時など眼に付きます。でも、取り上げるのは一苦労。しっかり岩にくっ付いていますので・・・・・・シャコガイは多くの種類がありますが、生きているシャコガイを水槽で飼うことも可能ですが、水の管理や光の管理が難しいですね。何回もチャレンジしてみましたが失敗ばかり。

 

 

 中央に<ヤクシマダカラ>や<ハナマルユキ><ハナビラダカラ>という宝貝が見えます。ハチジョウダカラやヤクシマダカラは近所の海の岩礁に居るのですが、夏は気温の関係で海の深い所で生息しているとのこと。

宝貝は種類によって住むところに好みが有って、岩礁の上が好きだったり、岩の割れ目が好きだったり、浅い海中が好きだったり・・・・

トコブシ>や<ベッコウガサ類(2個ほど写真の下に写ってる)>と混ざって岩の奥に潜んでいたり様々です。秋になって気温が下がってき始めたらチャンス到来!

なんとか、今秋は<ハチジョウダカラ>の生貝をGetしたいな~ (^-*)

 

 

タケノコガイ>が2個。 <紅竹>が完全な形でGet。貝殻の先まで鋭く尖ってますね。海中でなければ殆ど無理。あるいは砂地で掘り返して採取するしかありません。打ち上げはなかなか難しいんです。

 

    

左下に<ムラサキイガレイシ>が見えます。染料の原料に使うそうです。とても美しい紫色です。その上も<XXガレイシ>でアクキガイ科の貝殻です。

 

 

いろいろな種類の貝殻が有りますね。イモガイ科の<クロザメモドキ>や橙の斑点なる<ハルシャガイ>・・ハルシャとはペルシャのことだそうです。地上で生活する<マイマイ>の仲間の殻が中央に見えますね。左端には<ウノアシ>、数はそれほど多くありませんが、海水のかかる岩礁の上で見られます。

 

 

 貝殻は海岸を歩くだけで、様々な種類のものが手に入りますが、分類整理しても名称を特定(同定)するのが一苦労です。全世界でも十万種類とか。特に西南諸島は特に種類も多く、フィリッピン方面から暖流に乗って流されてくる貝殻もあります。

 

 

 海の荒れた翌日は絶好のチャンス。でも、海は予想外の危険が発生しやすいので、安全な器具を身に付けて採取してください。潮の満ち引きは特に注意!引き波はとても怖いですよ。また、岩礁の上はヌルヌルしてますので、慌てず、周りに気を付けて歩いてください。上のような岩礁の中はとても危険がいっぱい。逃げ場がないので何時もアクシデントに備えてください。

 

  

 

潮の穏やかな日は良いのですが、一度荒れると岩礁地帯は危険。転んだりしたら大怪我しますから。 シーシューズを履いてゆっくりゆっくり行動。暑苦しくてもズボンを履いた方がベター。転んでも怪我が少なくてすみます。

サワラチャンたちも9月になったら行動開始!皆さんもがんばってね! (^-^)

                

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