金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

ブラウンの替刃はアマゾンがお得、家電量販店よりも

2022年09月10日 | うんちく・小ネタ
 数年使っているブラウンのシェーバーヘッドの一部が欠けたので、駅前のノジマに買いに行きました。店頭にはシェーバーヘッド(替刃)の現物はなく、ぶら下がっているカードを取ってレジに持っていく仕組みですが、自分の機種に合うカードがないので、若い店員さんに聞いてみました。
 その店員さんはパソコンを開いて、保管倉庫の在庫を確認し、一週間程度で無料でご自宅にお送りしますと行ってくれたので、丁寧な対応に気持ちを良くして注文して帰りました。
 自宅に帰ってから念のためアマゾンで替刃を調べると、何とノジマの6割で売っているではありませんか。もちろん並行輸入品で説明はすべて英語ですが。
 電気カミソリの替刃なんてつまんで取り外して、新しいのに替えるだけですから説明書を読むことはまずないでしょう。
 今日はたまたま駅前に行く用事があったので、アマゾンを調べる前にノジマに行ってしまった次第。教養(今日用)がじゃまをした訳ですね(笑)
 なおアマゾンなどには更に安い製品も出ていますがこちらは純正製品ではありません。
 それにしてもやっぱりアマゾン恐るべし。
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コロナの後、信州のホスピタリティは高まった?

2022年09月10日 | うんちく・小ネタ
この前安曇野の大王わさび農場に行った時とても気持ちのよい思いをしました。それは農場内の大王神社の前で集合写真を撮ろうとしてシャッターを押してくれそうな人はいないかな?と思いキョロキョロし始めたとき、通りかかった若い女性の方が「シャッター押しましょうか?」と声をかけてくれたのです。
その人はたまたまこれから行こうと思っていた神社の向かいのカフェの人だったのです。
またそのカフェが朝10時までは焼き立てのパン無料サービスでかつゆっくりくつろぐことができたことも印象をよくしています。

他にも今回の旅行では気持ちのよい応対に接したことがありました。
信州には長年旅をして応対面では良い印象を持っていますが、今回ホスピタリティが更に高まったと感じました。私はここではホスピタリティを自分の顧客でない一般の人を含めて、人に対するちょっとした思いやり、という意味で使っています。
ひょとするとコロナ前は旅人が多く人気のお店や山小屋で働く人たちは忙しすぎてホスピタリティを発揮する余裕がなかったのかもしれません。コロナで旅行者が減りそのため、人に優しくする時間が増えたとすれば、コロナにも多少プラス面もあったということかしら?
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米国株、小売株など堅調で3週連続の株安に歯止めをかける

2022年09月10日 | 投資
 昨日(9月9日)米国株は大幅に上昇した。ダウは1.2%、S&P500は1.5%、ナスダックは2.1%上昇した。1週間を通しての上昇幅はダウ2.7%、S&P5003.6%、ナスダック4.1%だった。
 昨日の株高を演出したのは、予想を上回る好決算を発表した小売業だった。高級家具のRH(旧レストレーション ハードウエア)の株価は4.5%上昇し、食品スーパー・クローが―の株価は7.4%上昇した。前者は典型的な裁量的支出銘柄で、後者は生活必需品の代表銘柄だが、インフレ圧力の高まる中検討していることが明らかになった。
 木曜日には欧州中銀が政策金利を0.75%引上げ、米国でもタカ派的発言が続き、債券金利は6週連続で上昇するなど、金利環境は株式市場に逆風となっているが、今週の株式市場はその逆風に耐えた。もっともWSJがreprieve(一時的救済)という言葉でこの状況を説明しているとおり、下げ相場の中の一時的な反発に過ぎないかもしれない。しかし底値買いが入っていることも事実のようだ。
 ドル円為替は、日本が円安に歯止めをかえるために動くのではないか?といった思惑などから一時円高に振れることもあったが基本的なドル高は変わらないと私は見ている。一番の理由は「今のアメリカが強い」ということだ。強い理由は色々あるが、一つはエネルギーを自国内で賄えることが可能という点だ。また金融政策が機能していることも強い理由の一つだ。また消費者がインフレを乗り切っていくタフさを示しているのも心強い。
 日本では鈴木財務相が急速な円安に必要な措置をとると発言したが、この円安について日本にほとんど打つ手はない。
 というのは円高をけん制するには、政府が持っている円を売りドルを買うと良い訳で、円は無限とはいわないまでもかなりの量がある。
 一方円安に歯止めをかけるためには、ドルを売って円を買うオペレーションをしなければならないが、日本政府が売ることができるドルの量はたかが知れているので、相場の圧力を止めるような介入は不可能だ。
 鈴木財務相のような金融の素人が訳も分からずに必要な措置をとるなどと発言しても相場の流れを止めることはできないのである。
 
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