現在ネパールに入国する時に、コロナワクチンを2回以上接種している証明書が必要です。もし接種証明書を提示できない場合はコロナウイルス感染症の陰性証明書が必要になります。
ワクチン接種証明については、日本政府が公式に提供する新型コロナワクチン接種証明書アプリを既にスマートフォンに入れている人も多いと思いますが、もし入れていない人は是非入れてください。
ワクチン接種証明は現在国内旅行で一部の県が導入している旅行代金支援の「県民割」や10月から始まる「全国旅割」に必要ですから、旅好きの人には接種証明アプリはmustのアイテムですね。
ただし特にネパール旅行ではスマートフォンのアプリのみに頼ることは危険です。空港などでインターネット接続が上手くいかない、スマートフォンのバッテリー切れなどというリスクがあるからです。また慣れない海外旅行でスマートフォンの操作に手間取り、アプリを呼び出せないということもありうると考えておくべきです。その対策は必ず「プリントした接種証明を複数持参する」ということです。
これは国内旅行でも同じことで旅行の時はプリントした接種証明を持参するのが安全です。
次にオンラインVISA申請。比較的新しい仕組みで私は今回のネパール旅行で初めてオンライン申請を行うので、実際のところ詳しいことは分かりません。何故なら「オンライン申請は入国前15日以内に行ったもののみ有効」ということで、10月下旬にネパールに行く予定の我々はまだ申請ができないからです。
なおオンライン申請といってもオンラインで手続きが完了する訳ではありません。カトマンズのトリブバン空港の入国審査官にプリントした「受付証」を提示して、審査官が判断するという仕組みですから、あくまでも予備的な情報提供という感じでしょうね。それでも入国審査手続きが少しは速くなるのではないか?と期待しているのですが。
デジタル時代の旅行にはスマートフォンの利用は必須です。それをストレスと感じるか利便性を促進するツールと感じるかによって、旅の楽しみは随分変わるでしょう。ネパール個人旅行を楽しむためには、国内の旅や山歩きでスマートフォンの活用に慣れておく必要がありますね。