金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

雨の日は山歩きよりトロッコ電車に乗って

2022年09月24日 | 
この週末の当初の計画は北アルプス最奥の雲ノ平に入り、黒部渓谷の最上部を渡って双六岳から新穂高温泉に降るという中々のものでした。ところが台風15号の接近などで初日の大雨が確定的になったので、急遽計画を中止し、宇奈月温泉からトロッコ電車に乗って欅平に行き、そこで黒部川を見て帰ろうということになりました。
計画変更でまずポイントになったのは、宿泊場所です。欅平から20分ほど歩いたところの名剣温泉は、秘湯を守る会の推奨宿で泊まってみたいところだったのですが、予約一杯で無理。それどころか何軒も温泉宿がある宇奈月温泉でも観光案内所に相談に行って「一泊朝食付きで夕食なし」というホテルを何とか見つけて宿を確保した次第です。
三連休に加えて県民割引などで旅行者が増えているのですね。
トロッコ電車、正式には黒部渓谷鉄道に乗るのは約50年ぶりのこと。50年前に剣岳から下山した時、黒部川沿いの水平道を欅平まで歩いてきてトロッコ電車に乗った記憶があります。もちろんそのころは写真のようなマスコットキャラクターはおらず、乗客の多くは汗臭い山男が多かったと思いますが。
でも昨日見たところでは大きなバックパックを担いでいる人は極めて少数派で、軽装の家族連れ、若いカップル、熟年カップルの方などがトロッコの旅を楽しんでいました。
欅平から猿飛峡に向かって歩いていくと黒部川の河原に降りることができる場所がありました。なお現在は特別天然記念物の猿飛峡まで行く道は整備のため通行止めです。
黒部川というと学生時代には支流の黒薙川の中の柳又谷から激流を遡行して白馬岳へ登ったことをおぼろげに思い出しました。
しかし今回は雲ノ平に向かう一般ルートを雨のために断念。
でもそれで良いと思いました。年寄りの冷や水という言葉もありますから、雨の中を登山することもないでしょう。雨の日はトロッコ電車で渓谷巡りが一番でした。

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