3月27日火曜日、日経平均は236.91円上昇して10,255.15円。震災後最高値を更新した。アジアの株式市場は前日のバーナンキ議長の雇用市場をサポートするため量的緩和を持続するというコメントで高騰した米国株の流れを受けて好調に推移した。
バーナンキ議長のマーケット・フレンドリーな発言に極めて素直に反応した日経平均だが、これはバーナンキ議長のハト派的発言を歓迎した外国勢が日本株を買っているということだろうか?
3月27日火曜日、日経平均は236.91円上昇して10,255.15円。震災後最高値を更新した。アジアの株式市場は前日のバーナンキ議長の雇用市場をサポートするため量的緩和を持続するというコメントで高騰した米国株の流れを受けて好調に推移した。
バーナンキ議長のマーケット・フレンドリーな発言に極めて素直に反応した日経平均だが、これはバーナンキ議長のハト派的発言を歓迎した外国勢が日本株を買っているということだろうか?
3月25日・26日(日月)で京都に帰った。私の両親のご機嫌伺いとワイフの両親の墓参りである。「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉を信じて帰京の時期を延ばしていたが、結局のところ寒い京都旅行になってしまった。
26日9時半頃高台寺に到着。高台寺・円徳院・掌美術館の3ヶ所の入場料がセットになって9百円だった。これら3つの拝観を個別に行なうと14百円かかるから、お得なセットである。
庭に竜の背中をイメージした瓦の置物がある。庭のすぐ向こうに霊山観音が見えた。
霊山観音は昭和30年に太平洋戦争の戦没者を慰霊するために建立された高さ24mのコンクリート製の白衣観音像だが、参拝している人はほとんど見かけなかった。
高台寺の中で北の政所(ねね)の兄の木下家定の像を見ながら、ワイフが「秀吉の姓は何だかなぁ」と聞く。「木下藤吉郎というから木下じゃないの?」と答えると、ワイフは「でも木下というのは、ねねの姓じゃないの」と反論された。秀吉については、ねねと結婚するまで姓はなく、結婚した後妻の姓を名乗ったという説もある・・・・
階段状の廊下にそって高台寺の境内を登っていくと一番上の傘亭・時雨亭という茶室に到着した。
写真は時雨亭だ。大阪夏の陣で大阪城が燃え落ちる遠景をねねがここから見たという説がある。幾ら高い建物がない時代とはいえ、少し無理があるような気もするが・・・・
高台寺の拝観の後、ねねば晩年を過ごしたといわれる円徳院を参拝した。靴を脱いで廊下と畳の上を上を歩いてまわったが結構足が冷たい。薄いストッキングのワイフは寒さで震えていた。冬の京都の寺院拝観には厚手のソックスが必携だ。
というような問題はあったものの、高台寺と円徳院の拝観は中々良かった。