金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

レジャーに気象過去データを活用

2008年05月12日 | うんちく・小ネタ

グループで登山をする時などスケジュールを決める上で天候の良し悪しが問題になる。特に梅雨前後は気になるところだ。単独登山なら朝天気を見て行くか行かないかを決めれば良いがグループ登山ともなると、数週間前からスケジュールを組む必要があるので、統計的なデータに頼ることになる。

気象庁のHPttp://www.jma.go.jp/jma/index.htmlから「過去の気象データの検索」をクリックすると、1976年からの降水量・気温・積雪量などに関するデータにアクセスすることができる。観測地の網の目はかなり細かく、例えば八ヶ岳方面であれば山麓の原村の気象を選ぶことができる。

過去データを統計的に処理するには多少手間がかかるが、HPに出ている表形式のデータをコピーアンドペーストを繰り返してエクセルシートに貼り付けて加工する。こうすると「過去10年間の6月の各日の平均降水量は○○だ」という資料を作ることができる。

無論過去の平均降水量が少なかったことが今年の晴天を保証するものではないが、万一雨に降られてもデータベースがあると諦めが付くという効果はあるだろう。

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