金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

汗をかきかき滄浪泉園へ

2006年06月24日 | まち歩き

梅雨の最中の土曜日だが、晴れたので自転車で小金井の滄浪泉園(そうろうせんえん)に行ってみた。一昨日の夜からの熱も下がった様なので出かけたのだが蒸し暑く閉口した。意外にアップダウンのある道を30分かかって到着。入園料は大人は100円、60歳以上は50円だが受付の年配の女性から「60歳じゃないですよね?」と確認される。ガックリ。このコナカでズボンを買った時年齢の話になり、店員さんから「45歳位と思ってました」と言われて嬉しい気持ちになったのは何だったのだろうか?やっぱり単なるセールストークだったのだろうね。

さて滄浪泉園は案内書によれば、三井銀行などの役員や外交官などを歴任、明治・大正期に活躍した波多野承五郎が「はけ」とその湧水を利用して作った別荘である。滄浪泉園の名前は波多野の友人犬養毅がつけたということだ。案内書には書いていないが、中国は蘇州に滄浪亭という名園があるから、犬飼はそこから名前を貰ったのではないだろうか?これは私の推測。

Iriguchi

園内に入ると新小金井街道の喧騒はどこやら武蔵野の山野の趣である。

Ike

「はけ」(地下水)から流れ出た水は池を作っている。池には鯉が泳いでいる。案内書にはカワセミも飛来すると書いてあるが、熱いせいか小鳥はほとんど見かけなかった。

Byouyanagi

開ききったビョウヤナギの花が咲いていた。この時期目に付く花は少ない。

Mon

帰りに門の赤い色と石畳の模様が気に入ったのでスケッチをしてみた。ただし暑いので鉛筆で輪郭だけ描き家で色をのせた。

この滄浪泉園から「ハケの道」を辿って野川公園位まで散歩する道があるが、こう蒸し暑いと体に良くないだろう。

晩秋にでもスケッチブックを持って歩きたいところだ。

コメント
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