アジサイの頃

最近私のブログへのアクセスでは「埼玉 and アジサイ」の検索経路が結構ある。昨年の6月下旬に埼玉の妻沼町・能護寺に行った時の記事が検索されている様だ。今年は能護寺に行っていないし、いく予定もないが、今頃がアジサイの見どころだろう。

アジサイといえば日当たりの良くない我が家でもアジサイが小さな花を咲かせた。数少ない花を切花にするのも気が引けたが、スケッチをするという言い訳を付けて書斎の棚に飾ってみた。

スケッチをするといっても何年もしたことがないので、画材もほとんどな見当たらない。なんとか引き出しの隅から見つけた2,3本の色鉛筆でアジサイの花を描いてみた。これをスキャナで読み込んだが、取り込む時に色が少し落ちてしまった様だ。

さて今日は数週間振りに遠出のない週末で小雨の中歩いて田無駅前のアスレチッククラブに通った後、ごろごろしながら図書館で借りた本を読んでいる。梅雨の休日は物憂く、ふと画など描いてみたくなったのだ。今度は少しマジメに勉強してみよう。リタイアした後の良い趣味になるかもしれないから。

それにしても梅雨は植物にとって恵みの季節である。昨日写真を撮った花菖蒲にしろアジサイにしろ、雨は花を美しく開花させるのである。

宿沢さんを悼む

18日朝コーヒーを飲みながら新聞を読んでいると、「突然宿沢　広明さん、群馬県の山を下山中心筋梗塞で急死」の記事が眼に入りびっくりした。宿沢さんはラグビーの元日本代表監督などを努めたラガーマンにして、三井住友銀行の役員だった。面識はなかったが同年代の文武両道の人としてエールを送っていただけに誠に残念である。

心筋梗塞は血栓で冠動脈がつまり、心臓に血液が行かなくなる結果死に至る病だ。激しい運動の最中に起きるとは限らずむしろその前の激務・過度の疲労・睡眠不足・精神的角のストレスが引き金になると聞く。宿沢氏とは個人的な面識がなかったので具体的なことは分らないが、メガバンクの資金運用部門の責任者としてかなりのプレッシャーがあったことは想像に難くない。激務だったのだろう。

同年代のエースの死に心から哀悼の意を表したい。黙祷。