ヒマジンの試行錯誤

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俳句サークル(’17.12)

2017年12月16日 09時55分00秒 | 俳句
昨日12月15日(金)13時30分、12月の俳句会に参加した。
私の宿題5句は、以下の通り。


(原句) 小春日や柿もらいし日重なりぬ

(コメント) 「小春日」、「柿」の季ダブり。
この句は、前回の句会の時、俳句メンバーの一人から「新大豆」に続いて頂いた「柿」のお礼を込めた句である。
その同じ日に、女房も何処からか「柿」を貰ってきた。
ということで、この句には「柿」をどうしても入れたいという思いと、
季重ねを避けるため「小春日」を外して次のように添削された。

(添削例) 遠近より重ねて柿を貰いけり

     
(原句) 残業か冬木の中の窓灯り

(コメント) 上五「残業か」のように疑問形にすると、情景が曖昧になる。
作者の分からないことは、読者にも伝わらないということで・・・。

(添削例) ペンディング。



(原句) 冬晴や喜寿の祝いの置時計

(コメント) 自分の記念の句としてこのままにしておく。



(原句) 夕映えの雪の立山神戻る 

(コメント) 「雪~」と「神戻る」が季重ねぽいので、下五を「神御座す(おわす)」とするとよい。

(添削例) 夕映えの雪の立山神御座す



(原句) 無言とは怖きものなり冬薔薇

(コメント) このままでよい。美しくもあり、刺々しくもある季語「冬薔薇」が効いているとのこと。
実は、この句は貴乃花親方から連想した句である。

  

今月は、最後の一句が評価されたのでホッとした。
来年も、ボケ防止のため、悩ましい俳句作りで頑張ろう。


以上
コメント (2)
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