goo blog サービス終了のお知らせ 

ヒマジンの試行錯誤

パソコンライフを楽しむ!

「虚報」を読んで!

2012年04月28日 09時23分27秒 | 

 「虚報」   堂場瞬一著  (文春文庫)  定価:676円


ここでは、この本の最後にあった解説を紹介する。

“ 解説ーーー「場」に立つ者の真価ーーー    青木千恵

 本書は、堂場瞬一さんが初めて新聞社を舞台にして書いた長編小説だ。
堂場さんは、新聞社に勤めながら小説を書き始めた。
デビュー作は、メジャーリーグが舞台のスポーツ小説。
二作目は警察小説。
執筆を続けて、スポーツ小説、警察小説、警察小説の書き手として地歩を固めた堂場さんが、
自身にとって身近な新聞社と新聞記者の物語を書いた。”

主要人物は、本社勤務のふたりの記者である。
その社会部の新人とエースの距離が、ある事件をきっかけに一気に近づく。
ストーリーは、集団自殺や自殺教唆を扱った重いテーマであった。
また、主要人物の二人がそれぞれ一人称で登場してくるので、
読者としては、時々混乱を招くところもあった。
とても読むのに疲れた一冊だった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする