「定年後」 加藤 仁 著 (岩波新書) 定価:740円
【この本を読んだ理由】
サブタイトル“豊かに生きるための知恵”およびこの本の帯の宣伝文“悔いのない「8万時間」のためのヒント満載”に魅せられたため。
【読後感】
表紙の裏を見ると
“退職とともに始まるもうひとつの人生を、どのように生きるか?
心得ておくべきことは何か?
3000人以上の定年退職者への長時間取材を25年余り重ねてきた著者が、注目すべき具体例を紹介しながら、その要諦を語る。
仕事・ボランティア活動や楽しみ・学びから家族・地域とのかかわりまで、実践的なヒント満載の決定版ガイダンス。”
と紹介されている。
特にオーバーとも思えない紹介文であると思った。
その事例の中には、パソコンを活用している人の話もあり、参考になるものがかなりあった。
60歳過ぎても、いろいろな人生の楽しみ方があるもんだ。
気楽にいこう!と思った。
著者は
おわりに―花ひらく定年文化―
の中で、著者自身が間もなく60歳をむかえるにあたり、
“この新書は、60歳以降を生きる私自身のためのテキストでもある。”
と結んでいる。