レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

第11弾「哲人政治と愚民教育34」

2010-05-03 23:59:56 | 小説
第11弾「哲人政治と愚民教育34」


 「まだまだのようだな!」
 「はっ!」
 「お久しぶりでございます」
 「まあ、及第点はやろう」
 「はっ!」
 「ありがとうございます」
 「後継者を生ませる相手を選ぶとは。
 うーん。
 たしかに、
 その時期かもしれないな。
 そして、
 次の哲人候補もしっかり鍛えろ」
 「はっ!」
 「で、話しを戻させて考えるに、
 一番信心深いが
能動的な女のグループがよいかと」
 「そちらは」
 「信心より、能力かと」
 「そうか?
 意見が別れたな!」
 「さあ、どうするんだ?」

セリフサービス「何の役?」

2010-05-03 23:47:23 | 小説
セリフサービス「何の役?」

 最初は以下アホー箱から始まります。
 セリフサービス「今なら?」

 「面白くなってきたから、
黙って見てなさいよ」
 それまで退屈そうだった姉は
ポテチをつまみながら、
けらけら笑いながらテレビに見入った。
 「これじゃあなあ」
 「ああ」
 龍之介と直哉はそう言いつつも、
テレビに見入っていた。
 「何、この棒読み?」
 姉はそう言うと、
また、けらけら笑いだした。
(続く)




階段?改「階段の下の怨霊?」

2010-05-03 23:42:37 | 小説
階段?改「階段の下の怨霊?」


 「なに?」
 「あの人には、
 見えるんでしょうかねえ?」
 「見えるでしょう」
 「階段様!」
 「だから、怨霊よ」
 「階段様!」
 「もーう、さあ、進みましょう」
 「階段様!」
 「あらっ?」
 「どうしたんですか?」
 「うーん...」

元祖「見てください?」18

2010-05-03 23:35:00 | 小説
元祖「見てください?」18


 最初は以下からどうぞ!
元祖「見てください?」1
 比較的隔日UPが多いです。


 「あのー、
 本当にお金がないんですが...」
 「くどいわわよ。
 今はないんでしょう!
 さあ、続きよ」
 えっ?
 今って言ったぞ!
 「あのー...」
 「とにかく、
 見てからにしてくださいよ」
 ひでえー。
 「でも...」
 「とにかく、見てください!」
 「はあ」
 「次ぎはこれ!」
 あー...きてしまったあ!



新第14弾(?改)「恐怖のコワコワ御殿、処刑道具部屋の謎の小屋2」

2010-05-03 23:33:57 | 小説
新第14弾(?改)「恐怖のコワコワ御殿、処刑道具部屋の謎の小屋2」


第一話は下記から始まります。
 新第14弾(丁稚改)「プロローグ」  


 「オートロックかもしれませんね」
 マスターが
ドアノブをガチャガチャしながらそう言うと、
 「それにしても、
 中からは開くじゃろう。
 中で倒れているのかのう」
 「その可能性ありますね」
 「一度、戻りませんか?
 ウメナさんなら
開け方わかるかもしれませんよ」
 3人はイヤな予感を感じつつも、
 小部屋を開けるのを諦め、
 ガラス張りの応接室に戻った。

 
 
 「なんだ?おっさんたちだけか?
 もとネエは?」
 「永久が何かヘマしただすか?」
 「あほ!」
 双子とウメナの言葉に、
 3人は事情を話した。
 「小部屋だすか?
 あそこは暗証番号が入れないと、
 入れないだすよ。
 多分、
 永久も暗証番号は知らない
と思うだすがな。
 それに、
 永久が取りに行ったのはだすな。
 小部屋の中には、ないだすよ」
 「あおむ、黙ってろって!」
 「でも、
 もとこお嬢様は小部屋に入っていきましたよ」
 マスターがそう言うと、
 「永久の奴、
 実は暗証番号知ってただすかなあ?」
 「あほ!」
 ウメナはあおむの言葉を聞くと、
 自分がこれから見に行く
という仕草をした。
(続く)




新第三弾「真犯人はおまえだ5」

2010-05-03 23:27:12 | 小説
新第三弾「真犯人はおまえだ5」


 第一話は下記から始まります。
 
 新第三弾丁稚作「カミサン研究会の謎」

 たまおはネネを睨みつけた後、
 「いいだすか?
 サヤちゃんの話が本当だすなら、
 永久の部屋を出て、
 それから、
 ひさめちゃんが
207号室を出たわずか30分くらいの間に
永久は殺されたことになるんだすよ」
 「そうなると、
 ひさめちゃんも、
 サヤちゃんも犯人じゃないとすると、
誰が永久を殺せるんだすか?」
 たまおはそう言って、
 4人全員を順番に睨みつけた。
 すると、
 サヤとひさめが何かいいかけたが、
 たまおに睨みつけられたので、
 黙り込んだ。
 そして、
 賢明が、
 「まず、
 二人とキミカが本当のことを言ってる
と仮定しよう。
 そうすると、
 次に問題となるのが、
 わずか30分の間に
誰が永久の部屋に入れたか。
 キミカを永久が拒絶したことから考えて、
 永久自らがドアを開けたなら、
 永久にとっては無視できない人間
としか考えられない」
 賢明がそう言った後、
 「何故、
 永久が交渉しに来たキミカに
居留守を使ったかというと、
 実は永久は俺たちキモ男3人衆
と手を組むことが決まっていたからなんだすな」
 たまおがそう言ったが、
 4人とも驚かなかった。
 「やっぱり、
 みんなここまで来ればさすがにわかるよな」

 賢明が笑って言う。
 「そうすると、
 コンクール出場が決まった、
 みはるちゃん、
 ひさめちゃん、
 僕たち3人衆には、
 コンクール出場の観点からは、
 まったく動機がなくなるんだ、
 それから、
 もとめ先生も、
 永久を入れた僕たち6人をコンクールに出したいから、
動機はなくなるだすな」
 ここで、
 たまおは不気味な笑い方をした。
(続く)

新サクラナ外伝「ウメナの悩み」

2010-05-03 23:20:41 | 小説
新サクラナ外伝「ウメナの悩み」

 第一話は下記から始まります。
 
 新「サクラナ外伝」「プロローグ」

グーさん以外ですが、
 以下に最初の方があります。
 
 新「サクラナ外伝」「プロローグ」  
 

 翌日以降も、
 あおむはいつものように店に出た。
 しかし、
 口には出さなくなったが、
 あおむの頭痛は日に日に
ひどくなっているようだった。
 「あほ?」
 ウメナはウメナなりに声をかけたが、
 「大丈夫だすよ」の一言で、
 あおむは笑ってすませた。

 
 ウメナはサクラナに伝えたかったが、
 サクラナが必死でリハビリをがんばっていたので、
 あおむの異変を伝えることはできなかった。
 サクラナも自分のことで精一杯で、
 あおむの病状の進行と
ウメナの悩みに気づくことはなかった。
 そして。
(続く)

新本編「キモ男3人衆、イケメン屋敷の謎」「木太郎と開かずの扉5」

2010-05-03 23:13:00 | 小説
新本編「キモ男3人衆、イケメン屋敷の謎」「木太郎と開かずの扉5」

第一話は下記から始まります。
 
 新本編「キモ男3人衆、イケメン屋敷の謎」「後継者」


 「そうすると、
 この鉄格子が仮に閉まっていたとしたら
あの暗い時間で隠し扉だ
と探し当てるのは難しいんじゃないかな?」
 木太郎は言う。
 「たしかに、
 木太郎さんの意見の方が
真実に近いように感じますね。」
 チウメも木太郎の意見に同意する。
 「それに、
 永久さんはこの屋敷の謎に、
 今回まで気づいていなかった
というお話ですから
急にこの隠し扉に気づくでしうょか。
 アスカちゃんもそういうタイプじゃないし。
 それに、
 先生のお話しだ
とこの鉄格子は閉まっていたんだから、
 鉄格子の謎とこの扉を開けるまでには
仮に30分あっても、
 時間的には困難じゃないでしょうか。
 さらに、
 あちらと同じように、
 もうひとつ、
中にも扉があったら尚更です」
 チウメがさらに私見を述べる。
 チウメの意見は正論だが、
 木太郎は首を傾げる。
 「どうしたの?木太郎。
 チウメさんの意見には私も同意ですけれども」
 ヒトミの問いに、
 木太郎は
 「いつきが開け放したまま、
 地下に降りた可能性が高い
ということはチウメさんの説明でよくわかったんだけど、
 そうすると
誰がここの鉄格子やこの開かずの扉を閉めたのでしょうか?」」
と言って、股間を掻き出す。
 「だから、
 永久さんたちが閉めたのよ。
 鍵をかけたというのは言い過ぎだったけど
それなら辻褄が合うでしょ。
 他に誰がこの鉄格子の扉を閉めるのよ。
 理由はまだわからないけど、
 永久さんたちが
この鉄格子の扉を閉めたことに間違いはないわ」
 今度はヒラメが逆襲に出る。
 さすがにこのヒラメの主張には、
誰もすぐには反論はできなかった。
(続く)

新第12弾「あおむの異論」

2010-05-03 23:07:07 | 小説
新第12弾「あおむの異論」

 第一話は下記から始まります。
 
 新第12弾「椅子クソ兄弟再登場!逆サクラあおむの探偵ごっこ」 

 「ちょっと待つだすよ。
 かおむの推理は一応
筋は通っているように見えるだすよ。
 だば、
 かおむの考えだと、
 マツメさんはマツゾウの実子で、
 ウメナはマツゾウの子ではないんだすよな?
 ならば、
 マツメさんはウメナさんから身を隠して、
 弁護士にでも相談すればいいわけで、
 僕らに仕事を依頼する必要はないだすよ。
 違うだすかな?」
 あおむの異論に、
 かおむは、 
 「マツメは、
 まず、あの家を出たくなかったんよ。
 それに、
 あの家から逃げたら宝石も盗られたままだし、
 親族間の犯罪というより、
 相続の問題だから警察も相手にしてくれない。
 ましてや、
 弁護士が警護までしてくれるわけじゃないじゃないか?
 だから、
 俺たちに仕事を依頼したのさ」
 かおむはあおむの異論に再反論したのだった。
(続く)

新作ディープ(?改)「あやしいもとこ」

2010-05-03 22:50:41 | 小説
新作ディープ(?改)「あやしいもとこ」 
 
第一話は下記から始まります。
 
 新作ディープ(?改)「プロローグ1」

グーさん以外に最初の方は保管済みです。

 「キモ男三人衆セカンド、変態黒女教師と永久屋敷の呪い?」


 「じゃあ、
 もう番号はいいでしょう。
 今から五枚写真みせるから、
 その中から選びなさい、
 見れば思い出すでしょう」
 もとこはノートPCを起動し、
 先に何か操作をすると、
順番に写真を見せる。
 「じゃあ、最初、これかなあ」
 「うーん、違うなあ」
 「じゃあ、これかなあ」
 「これそうかも、後でもう一度」
 「いいわよ」
 「3枚目のこれかな」
 「違うな」
 「じゃあ、最初のとこれ消すわよ」
 「はい」
 「4枚目よ。これ?」
 「うーん、これが準だったかも」
 「じゃあ、残すわよ」
 「最後、これ?」
 「うーん、こっちだったかな」
 「じゃあ、3枚もう一度いくわよ」
 「最初、うーんこっちだったかな」
 「次」
 「これだ、準優勝は」

 木太郎が言うと、
アユメが嬉しそうに手を挙げる。
 「これがアユメちゃんか」

 木太郎は言う。
 周りを見ると、
 アスカとチウメが
真剣に木太郎の顔を見ている。
 「じゃあ、こっち」
 「うーん、こっちかなあ」

 木太郎は迷う。
 「もう、どっちよ」

 アスカがじれったそうに言うと、
 もとこがにやりと笑って、
 「これかな」
と言って、
 木太郎だけに向けて、
 写真を見せた。
(続く) 

カミサン伝説18改「幸福の像編第二部34」

2010-05-03 17:42:37 | 小説
カミサン伝説18改「幸福の像編第二部34」


最初は以下から始まります。
 カミサン伝説18「幸福の像編第二部」

 関連する三部作復活の像編は以下から始まります。
 カミサン伝説17三部作改「復活の像編1」


幸福の像と復活の像が
相見えたとき、
 幸福の像が吸収した幸福を復活の像が吸収する。
 そして、
 復活の像は回復の像に変化する。


 龍之介が見つからないので、
 復活の像のことを調べていたとき、
 かおむはネット上で
そういう記述を発見したのだった。
 しかし、
 回復の像に変わった復活の像が
壊れた場合については、
 かおむが
いくら検索をしても見つからなかった。
(続く)

新第3弾ゾンビ「賢明たちの作戦会議」

2010-05-03 16:16:56 | 小説
新第3弾ゾンビ「賢明たちの作戦会議」


下記までは新第三弾丁稚作と同じですので、
 さすがにくどすぎますので、
 思い切って省略します。
 同じところの最後は下記です。
 新第三弾丁稚作「キモ男三人衆の企みと永久2」

 ちなみに、
 以下、グーさん以外に保管してます。
 新第3弾ゾンビ「キモ男三人衆、イケメン、美少女、秀才、そして?残るのは誰?」


 賢明の部屋にそのグループ全員が入って、
部屋の扉を閉めると、
 「3人衆って意外に頭いいのねえ」

 キミカが呑気そうに言うと、
 「そんなこと言ってる場合じゃないぞ。
 あいつらのうしろには、
 もとめ先生がついている。
 じゃないとああいう作り話しはできないな」
 「そうねえ。
 カミサンいたずらな生き物説から作った話しね」
 「たしか、
 それって山手線編じゃなかった」

 意外にもネネが言う。
 「へえ、
 あんたちゃんと勉強してきたんだ」

 キミカがまた呑気そうに言う。
 「山手線編かあ。
 あれは実は一番インチキくさいし、
 いろんな亜種があるんだけど
あそこから3人衆があの話しを作るのは無理だ。
 おそらく実在の事件と合体させたんだろうな。
 こっちも一晩で一つ話しを作って、
 残りはサヤちゃんの真カミサン伝説の論証で行こうか?」
 「できるの、賢明君、
 一晩で、もうひとつ、
 あのくらいの話し、
 向こうはみはるの続きもあるしねえ」
 「へへへ、実はひとつあるんだよ」
 賢明は笑う。
 「さすが、賢明くん」

 また呑気にキミカが言う。
 「でもさあ、
 審査員はひさめともとめ先生だから、
 相当凄い話しじゃない
と勝てないんじゃないかな」

 ネネは言う。
 ネネもひさめが永久のことで
自分のことを嫌っているのを知っているので
そういうことを言った。
 「鋭い意見だけど、はっきり言うよ。
 今回の敵はひさめちゃんでも、
 3人衆でも、
 みはるちゃんでもない。
 もとめ先生さ」
 「どうして?」

 ネネが訊く。
 「口でひさめちゃんが勝てる訳がないんだ」
 「それはそうだけど、
 まだ1対1じゃない」
 「それに意見が別れたら、
 ひさめちゃんの意見で
決まるんじゃなかったっけ」

 キミカが今度は言う。
 「そこが落とし穴さ。
 ひさめちゃんは内心、
3人衆とみはるちゃんの方を応援してる訳だけど、
 しかし、
 あの性格だから、
 もとめ先生に鋭い意見を言われたら、
 自分の意見を言い通すまでの度胸はないし、
 下手に主張してバカだとも思われたくない。
 だから、
 結局、もとめ先生が勝つわけさ」
 「さすが、賢明くん」

 またキミカが呑気に言う。
 「でも、
 どうやってもとめ先生に勝つの」

 ネネが訊いた。
(続く)

元祖サクラナ「回想」

2010-05-03 15:02:29 | 小説
元祖サクラナ「回想」


 彼女との出会いは吉野が12の時であった。
 正確にいえば、××××年の4月6日である。
 彼が中学にあがるので、
入学式の前日に隣町に住む叔父の家に
両親と三人で挨拶に行った日の出来事だから
良く覚えていた。
 月の湯という銭湯の前を通りかかると、
女湯の暖簾のなかからジーンズ姿の小柄で
ほっそりとした一人の少女が出てきた。
 腰までかかる長い黒色の洗い髪が
細くしなやかでとても綺麗だった。
 卵のような小さな顔に、
 上気した白い肌、
 切れ長の目、
 小さいが整った鼻は美しかった。
 彼は子供ながらに
その美しさに立ちすくみ、
 彼女が通り過ぎて行くのを
ただじっと見つめるだけだった。


 そんな思いに耽っていたとき、
大きな拍手が起こり吉野は我に返った。
 仲人の挨拶が終わったのだ。

真カミサン伝説?ホラの像編改26

2010-05-03 12:18:11 | 小説
真カミサン伝説?ホラの像編改26

 最初は以下からどうぞ!

真カミサン伝説?ホラの像編改1 

しかし、
 その反対意見に対しては、
 声が出ないということについては
反対の意見のとおりかもしれないが、
 口が使えないのなら、
 何も食べられないのだから、
 結構重病とみなされて
学校をやめるのではないか、
とのさらなる反対意見が出た。
 しかし、
 これに対しては、
 何も食べられない程口が使えない
というのは、
 へそまがりの像のバチとしては
重すぎるのではないか
とまた反対の意見が出たのだった。
 生徒たちは、
 例の像がへそまがりの像だ
という点では意見が一致してたので、
 それには、
 誰も反対の意見を述べず、
 最後に発言した生徒の、
 口が使えないといっても、
 せいぜい1週間くらいのことだろうから、
 バチとしてはそんなに重くはないので、
 サンノスケにあたったバチは、
 口が使えなくとなった
ということでいいのではないか
 という意見で、
 生徒たちの意見はまとまったのだった。
 そして、
 せいぜい1週間くらいで、
 サンノスケがまた学校に戻ってくるだろう
と、
 ほとんどの生徒は思っていたのだが、
 生徒たちに一週間後に届いたのは、
 サンノスケの訃報だった。
(続く)
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