S嬢のPC日記

2004年から2007年まで更新を続けていました。
現在ははてなで活動しています。

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2005年11月11日 | インターネット雑記
 大胆な表現をちりばめた記事「無断リンク論争の余波」に、早々にトラックバック受信。
特に記載は無いのだけれど、文中からご本人と判断。
以下、そう判断させていただいた上で。

失敬な表現を書き連ねた記事に対しての、丁寧な対応に感謝。
 また、あのサイトだけはわからない背景も、理解。願わくば、インターネットという大海に出していく上で、この背景と主旨も書き連ねて欲しかったです、方法論に関しては別としても。
■[etc]それはもう2ヶ月も前に/quintia essentia
もう2ヶ月も前に、教育委員会のサイトにある問い合わせフォームから「そのような運用規定で運用できているんですか? 見直しをするべきではないですか?」という内容で問い合わせをしているのに返事無し、変化無し

 それならば、さらに「上へ」です。市に意見書という形を持っていく方法を、わたしなら取ります。該当の学校HPを丹念に閲覧、あれは無断リンクに関しての記載以外にも問題があります。ごめんなさい、わたしはこのことを、記事上げ後に気づきました。このことは閲覧されてお気づきだと思います。わたしがあの学校に子どもを通わせる保護者ならば、だからこそ、こういう形でのリンクはして欲しくなかったとも思いました。
こんな回答をする学校にネットリテラシーの教育をまかせていいんですか? という問題提起を併せてして欲しかった、というのが正直な感想。
 この考察を提言するのなら、そういう反応を引き出せるような記載というのも必要だったと思います。わたしは「おもしろがっているように」見受けられました。
 
 さて、行動です。
自治体に対しての行動は、「こうした方が」「これがおかしい」という「一市民の意見」に関しては、流される場合が多いです。流されないための行動は、具体的に提言が達成されている他の自治体の「実例」を持っていくことです。
「ここの自治体はこうである、これはこのことについて実現されている、しかしうちの自治体はどうなのか見解を疑う」
これをひとつの自治体の、複数の窓口に持ち込むことが、効果を持つ可能性が高いです。

 ご参考までに。
横浜市教育情報ネットワーク【Y・Y NET】

以上、■[etc]それはもう2ヶ月も前に/quintia essentiaに、トラックバックです。

「無断リンク論争」の余波

2005年11月11日 | インターネット雑記
 ネット上のあちこちで、今、「無断リンクは是か非か」論争が起きているようですが。

 ちょっと腹立ってます、ワタクシ。
◆W3C/br2xuY
無断リンクは是か非か
許可してください
メールで聞いた
 この 「メールで聞いた」 というものに、腹、立ててるわけです。

 あのね。学校って何をするとこか知ってる?
 公立の学校の職員は全て、税金で雇用しているって知ってる?
 無断リンクについて考えるのはいいよ。考察もいいよ。個人の自由。
 でもね、学校本来の業務とは違うことで、公立の学校職員の時間を使うってのは、税金の使われ方としてどうよ。

 いや、言い直すよ。
 学校本来の業務とは違うことで、公立の学校職員の時間を「奪う」ってのは、税金の使われ方としてどうよ。
 
 本当にリンクしたいうんぬんってことじゃなくて、「実験」に、義務教育の場である「公立の小中学校」を対象にするって、どうよ。

 無断リンクうんぬんの前に、その行動って、どうよ。

 わたしの知っている風景として、「学校にこのメールが届いたら」と考える。メールを開いた人間が校長に報告する。校長は教頭や教務主任等、管理職と相談する。メールを開いた人間は、同僚の教師とこの話をする。校長は教育委員会と話をする、管理職として自治体の職員と話をする。学校のサイトは自治体のサイトのコンテンツなのだし、校長は「中間管理職」だ。

 この全ての時間に関して、この迷惑行為って、どうよ。

 そしてPTAの主要な役員が集合する実行委員会でも、学校からの報告としてこのことが案件になるだろう。無報酬の多忙な人間の時間を、そんなことの報告を聞くために集まっているわけではない人間の時間を、そうやって「奪う」って、どうよ。
 そして集まった保護者たちは、この突然の「不可解なリンク依頼」が、子どもの安全を脅かすことにつながるものかどうか、警戒姿勢を持つだろう。
 わけわからん人間が次々に出現する中、突然の集団下校や、保護者送迎の必要性が出現、なんていうニュースは、しょっちゅう報道されているじゃないか。

 無断リンクうんぬんの前に、「愉快犯」ではないのか、あなたの行為は。

 学校は、児童・生徒の教育のために動いているもので、児童・生徒の存在がある以上、慎重になるのは当たり前のこと。
 その慎重さを逆手に取るって、どうよ。

 自治体の公式サイトが無断リンクに関してどういう見解を持つのか、そういう「研究」をしたいのなら、自治体に行って聞いてこい。