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「さとかず」の読書のススメ

シンガポールから送る独断的な読書録
(基本ルールとして、単行本は出版社名、文庫本は文庫シリーズ名を記載)

フィリピンの旧日本兵騒ぎに思うこと

2005-06-01 09:19:22 | その他
さすが、フィリピン、日本兵の生き残りなどいう話が今だ出てくるあたりが東南アジアに10数年住む私から見た、あの国を象徴している気がします(生き残りが生きていると言う点でなく、胡散臭い仲介者のこと)。
多分、旧日本兵、数人は生きていても、出てこないでしょう。
今回の話に当初から詐欺の臭いを嗅いだのは私だけではないと思います(昨晩は友人と怪しい話だねと話したばかり)。生きていたと言う事実は否定できずとも、今回の件は???

入手済み未読
「マルコス王朝 フィリピンに君臨した独裁者の内幕 上 スターリング・シーグレープ」
アセアン経済の劣等生(失礼)からこの国が抜け出せないのは誰のせいか?

読了本
「暗殺の壁画 石原慎太郎 幻冬舎文庫」
アキノ元上院議員暗殺事件とは?著者が石原慎太郎と言うところが気になりますが・・・・・・。

読まなくてはならないと思いつつ、本棚にある本は「レイテ戦記 上・中・下 大岡昇平 中公文庫」です。

海外に出稼ぎに出なければ外貨を得れない国が国際社会にて勃興することができるのかは考えるまでも無く、混沌のフィリピンはこれからも混沌の度合いを増していくのでしょう。 

余談ですが、昔の商社M社の支店長(現地法人社長?)誘拐事件。
大名行列でゴルフ、さらってくださいと言うものであったとは同時期駐在の他社商社勤務の方がおっしゃっていました。帰国後まもなく亡くなりましたね。ストレスたるや、すごいものがあったのでしょう。フィリピンと言う土地に惑わされた犠牲者の一人でしょうか。

HUA TING(広東スタイル)での飲茶

2005-05-29 16:50:49 | その他
本日は友人達とシンガポールでも美味しいと噂のORCHARD HOTEL2階のHUA TING(広東料理)で飲茶をしました。
朝のスポーツで疲れた体にプーアール茶(油を吸収させない作用があるとのお茶)にてのDIN SUMです。7人でのオーダーは色々な味が楽しめます。楽しい会話(日本語、英語、中国語<私は中国語はできません>)の後、今回も食後のデザートは頑固に「亀ゼリー(ハーバル・ゼリー)」です。

入手済み未読本
「からだに効果 アジアの美味しい健康ごはん 森野眞由美 中央公論社」
綺麗な写真と料理の紹介。帰国時に思わず買いました。

最近は思いついた時に数人に声をかけて飲茶をするということを繰り返しております。シンガポールの美味しいと言う噂のチャイニーズ・レストラン制覇が目標!

写真を撮るのを忘れていました。

ちょっと疲れはじめたタイ滞在3日目

2005-05-20 14:52:49 | その他
本日は朝からミーティング、午後は空いているので必要な資料を集め(購入)、午後5時からの次のミーティングまでの時間を過ごすつもり。また、その後もう一人と面会予定。

今週は仕事をしております。我ながら偉い!
明日は最後のミーティングをし、シンガポールへ帰国予定です。日本に行った時でさえ、シンガポールの空港に着くとほっとするのは、やはり自分の暮らしがシンガポールにあるからでしょうか?

本日読了本
「天皇家の戦い 加瀬英明 新潮文庫」
今朝、起きてからまずは読書。この本は天皇の敗戦時からマッカーサー元帥解任帰国までをさらっと追った本です。敗戦がなくともいずれゆるやかに今のような形に天皇制は移行していたのではないでしょうか。
私にとって、「天皇」とは昭和天皇を連想します。今生天皇もお年を召されたものです。

蛇足ですが、タイの最後の不安要素は次期国王の選出ですね、やはり。

高級デパート、エンポリアムのインターネットカフェにて

タイ語の発音は難しい(タイ語を勉強するにあたって)?

2005-05-19 13:49:34 | その他
昨晩は以前からお話してみたいと思っていたタイ語専門家(?)と話ができました。いくつかの語源めいた話も含めて有意義な時間を過ごせてハッピーです(シンガポールではこのような話をしあえる人がいないので)。

結論はカタカナで覚えるタイ語には発音だけでなくその意味あいを考える上でも低い段階で限界があるというところでしょうか。タイ語習得を目指す人たちにはいちはやい文字の習得をおすすめします。

オススメ読了本
「タイの僧院にて 青木保 中公文庫」
タイのお寺に入り修行をした著者の本。タイを語るに書かせない本の1冊でしょう。昨晩も話題にあがりました。

バンコクのインターネットカフェより

タイのインターネットカフェより

2005-05-18 20:34:19 | その他
本日はお昼発のフライトでバンコクへやって来ました。空港でホテルを予約したところ、自分が思っていたホテルと違うホテルでした(どおりで安いと思った)。ちょっと、とほほですが、仕方ありません。土曜日にチェックアウトするまでこのホテルです(タクシーの運ちゃん曰く、昔GIの定宿だった、と)。

バンコクはしばらく来ないうちに風景が変わります。今日も見たことのないビルを見ました。シンガポールと比べて街が生きているような気がします。

飛行機の中では、「天皇家の戦い 加瀬英明 新潮社」を読んでいました。
しかし、TGのエコノミーの機内食は私の口には合いません。

久しぶりにタイ語を話して疲れました。

資格?

2005-05-09 22:53:09 | その他
資格は必要か?という疑問があります。

私がオーストラリアでふらふらしていた時の英語の師匠の一人に資格とは何かを言い切った人がいます。
「それはワインのラベルみたいなもの」
言われた当時はピンとこなかったのですが、この年になって改めて上手く言ったものだなと思えるようになりました。
ワインを飲む時にどれだけの人がその本質たる味を感じ取れるのでしょうか?ラベルを見て口にし、これがその味かと確認するのは私だけではないのでは?ただ、本当に大切なのは中身である本質であることは言うまでもありません。

ワインキチガイの友人が帰国時にご機嫌でお高いワインをポンポン開けていましたが、デカンタに入れるとラベルがないので???何かこれってごみが浮いているよね、と言ってしまったのは私です(彼は女性の生まれ年を聞いて、ワインと比べる変な習性を持っていました。ん~、その年は不作なんですよ、などと。今、六本木あたりでフェラーリーに乗られているようです)。でも、そのワインは美味くなかったのは確かです。

さて、学歴も資格なのでしょうか?
入手済み未読
「日本の近代12 学歴貴族の栄光と挫折 竹内洋 中央公論社」

兎にも角にも、本質が感じ取れる人間になりたいものです。

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ブログ営業失敗 文庫OFFブログキャラクターBUNCO(ブンコ)♂飛び廻り過ぎか、疲労の為?死亡 

2005-05-04 23:51:17 | その他
BUNCOという文庫OFFの宣伝スパムTBのお詫びの文章が入ってきましたが、これまた宣伝の失敗の継続を感じます。

お詫び文参照

1、宣伝のスパムTBを送ったことに対して、お詫びのコメントを送りつけてきたこと(言葉は丁寧ですが、ん~、何なのでしょうか?)。
2、ブログを閉鎖したこと。
クレーム主をどう顧客にできうるか?クレームすると言うことは脈があると言うこと。クレームなしの商売はありません。担当者の失敗は逃げたこと。ここでしょうね、またの失敗は。

まずいことが起きると逃げる会社との印象を与えたのでは?

失敗と言えば、本棚にこのような本がありました。
入手済み未読
「失敗の本質 日本軍の組織的研究 戸部良一 その他 ダイヤモンド社」
最後は日本企業の組織論になるであろう本、さすがダイヤモンド社です。最後に管理職の方々が好きそうな纏め方をするのはさすがこの出版社です。

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これにてくだらない本屋の話題は〆です。

BUNCO(ブンコ)♂というバカな鳥がシンガポールまで飛んできました。

2005-05-04 00:40:07 | その他
ブログにて趣味を同じくする本好きの方々との交流を楽しみにしています私ですが、本日、BUNCOというわけの分からん書店のキャラクターがTBで舞い込んで来ました。

近年、企業が宣伝で使用するブログの手軽さとその反作用的に起きる不買運動は米国でも例のあるところですが、この会社はひじょうにまずい手を使ったものです。2ちゃんねると違い、ブログはそれぞれが意思を持った主体として繋がりを形成しています。どれだけの人たちが嫌悪感を持ったことでしょうか?
また、購買層でありえないシンガポールに住む私にまで送ってきている完全なスパムTB、ここのネット使用方法はしろうとそのものですね。
ネット宣伝の効果的使用法を仕事の一つにしている私としましては、これは完全な失敗の例として今後の営業活動に使わせていただきます。

ネット関連の本を自宅で探しましたらこのような本がありました(このブログでは1記事に付き最低一つの本を紹介する形を取っています)。
参考本
「バカ売れオンラインショップの作り方 山田雅彦 SHOEISHA」
途中で読むのを止めました。このようなノウハウ物は苦手なもので。今は現場で色々と考えております。最近実感していることはデザインが綺麗だからリピーターが来るのではないという事でしょうか?当たり前のことでしょうが、意外とこの落とし穴に落ちてしまう人たちが多いようですね。

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日本映画「死国」を観て

2005-05-01 22:10:22 | その他
本日は3連休の中日でした。
ふら~っと街に出て、日本映画を観ました(またもやホラー)。血がどばーっと出るより、この手の映画が恐怖心を煽ります。とにかく母国語で観れる映画は映像に集中できます。

読了本
「死国 坂東眞砂子 角川文庫」
原作の方が何かおどろおどろしかった気がします。映像は人の想像力を超えることはできないのでしょうか?映画では、どうも筒井道隆が出てくるとくすっと笑ってしまうのです。

四国に住んだことのある私にとって、死国という書き方は、ちょっと考えるところがあり、また、いつか死者と八十八箇所めぐりとの関連を自分なりに考えてみたいと思いつつ月日が流れています。

ところで死後の世界とは存在するのでしょうか?
入手済み未読
「証言・臨死体験 立花隆 文春文庫」

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昨日購入 赤と黒(下) 

2005-04-30 01:25:54 | その他
今日、紀伊國屋リャンコート店(シンガポールのお店です)に行きましたところ、5周年記念20%オフセールをやっていました。
購入本
「赤と黒 下 スタンダール 新潮文庫」 
2冊ありました。ふと価格をみましたら15.90ドルと17ドル強で価格が異なります(輸入時の為替レートによるものと思えます)。迷わず、15.90ドルを買いました。
購入価格=12.70ドル≒826円(日本価格は税込みで700円)まだちょっと高いですね。
1シンガポールドル≒65円です。

「赤と黒」は上巻の150ページくらいをのんびりペースで読みすすんでいます。
ジュリアンそうじゃないよ、そこは行けよと思いながら。

購入雑誌
週刊文春 10.50ドルが20%引きで8.40ドル≒546ドル(日本価格は税込みで340円)

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惰性で読んだパトリシア・コーンウェル検視官シリーズ

2005-04-29 11:51:47 | その他
困ります、シリーズ物が10巻を超えると。
1巻目=新鮮
2巻目=ほほう
3巻目=ん~
4巻目以降・・・・・・惰性
以前は出ると同時に買っていたのですが、最近は思い出した時に買います。最新刊は買っていません。
困ります、間を空けると脇役のイメージがぼけて、登場人物として久しぶりに登場すると、誰だったっけ?となってしまいます。

私にとってパトリシア・コーンウェルは終わった作家です。

類似例=京極夏彦、妖怪シリーズ(1冊だけでも長いのに・・・・・・。本当に最初は新鮮だったのですが)。大沢在昌、新宿鮫シリーズなど。

読了本
「検視官」から「黒蠅」まで、パトリシア・コーンウェル 講談社文庫
(検視官、証拠死体、遺留品、真犯人、死体農場、私刑、死因、接触、業火、警告、審問(上下)、黒蠅(上下))

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ボリス・ヴィアンの本を本棚に発見!

2005-04-26 01:07:35 | その他
私の本棚は一種のブラック・ボックスです。思いもしないところから思いもしない本が見つかったりします。ボリス・ヴィアンがありました。購入してすでに3~4年は経っているでしょう。
手元にあるのは未読本
「日々の泡 ボリス・ヴィアン 新潮文庫」
ずいぶん昔に読んだ
「彼女達にはわからない 同上 早川書房」
今考えるとジャン・コクトーの小説と似た雰囲気を持っています。つかみどころなく、軽さを感じる小説。しかし無視できない。けっこうジャン・コクトー系の小説が好きなのです(くだらないと思いつつも)。

ボリス・ヴィアンは軽快に人生を駆け抜けたのかな?死人はいつまでも若くいられる特権を持ち、我々は年を取っていくのです。

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日本の恐怖映画について

2005-04-22 23:59:12 | その他
本日、「感染」という恐怖映画を観ました。
佐藤浩一などが出ているのでちょっと期待した私が馬鹿でした。
日本の恐怖映画は何故恐怖小説を超えることができないのでしょうか?ハリウッドの恐怖映画は小説よりも楽しめるのに・・・・・・。
理由は多分日本と言う土地に関しては自身の記憶と経験が深くある為では?と結論付けて今日を終わりました。

読了本
「墓地を見おろす家 小池真理子 角川ホラー文庫」
角川ホラー文庫はけっこう好きです。これはたまたま家に残っていた本。映画で観るとなるとやっぱ陳腐になっちゃうでしょうね。

シンガポールの地元の人たちは映画館で携帯電話を使用します。SMS(携帯のメールです)もばしばし送ります。映画を何の為に観に来ているか不明。多分涼みに来ているのでは???

本日購入雑誌
「週間文春」

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今日は久しぶりに本を数冊買いました。

2005-04-21 20:10:03 | その他
私にとっての「本を買う」という行為はストレス解消になっています(これって女性がストレス解消に買い物をするのと同じ?)。
本日購入本
1、「午前三時のルースター 垣根涼介 文春文庫」
ちょっと気にはなっていた小説です。多分、読んでないと思うのですが(たまに読んだ本を勘違いして2度買うことがあるので)。
2、「夜のピクニック 恩田陸 新潮社」
今、旬なのでしょうね。この本は装丁が気になっていました。けっこう装丁で人って本を買うものです。立ち読みするにはちょっとつらい厚さなので。
3、「梶山静六 死に顔に笑みをたたえて 田崎史郎 講談社」
「竹下派死闘の七十日 文春文庫」はなかなか面白く読みました。これもちょっと気になっていた本です。
4、「カストロ 銅像なき権力者 戸井十月 新潮社」
これは衝動買い。チェ・ゲバラの戦友、ほっとけません。また、まちがってもスカトロと言ってはいけません。最近転んで骨折したようですが大丈夫でしょうか。しかし、転んで骨折することがニュースになるなんて、やっぱりカストロです(なんのこっちゃ???)。

今、スタンダール 赤と黒 を読んでいますが、今日買った本にちょっと浮気します。

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栗山尚一元駐米大使の耳

2005-04-18 01:17:47 | その他
海外に住む=NHKウォッチャー、という方程式が私に当てはまります。家ではBGM代わりにNHKワールド・プレミアムが流れています。
NHK出演の注目キャラのひとりが、元駐米大使栗山尚一です。
そうあの「耳」が気になります。
東大在学中に外務省キャリア試験に合格、中退し入省(卒業後入省はエリートでないとの某元駐米大使の話を又聞きしたことがあります)、外務次官から駐米大使、主流中の主流でしょうか。
昨日もNHKの日曜討論においての存在感。やはり、引き立つキャラです。
読了本
「一九九一年 日本の敗北 手嶋龍一 新潮文庫」
面白い読み物です。どこまでが事実かは検証する必要はあるのでしょうが・・・・・・。
栗山が外務次官時の湾岸戦争での日本の戸惑い振りが書かれています。

入手済み未読
「外交 上下 ヘンリー・A・キッシンジャー」
監訳が岡崎久彦です。タイの大使だった人間ですね。タイの大使館も怪しいです(今もかな?)。

耳について
入手済み読書中
「からだの文化誌 立川昭二 文藝春秋」
(死に臨して・・・・・・耳だけはその機能を保つ)(臨死体験も耳の機能による幻覚の一つ)とあります。

ところで、元駐米大使は元ヤクルトの栗山のお父さんという話は本当でしょうか?

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