望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

登頂へ向かう領域

2021-06-21 08:55:44 | 高純度結晶

197X年 ○○ 私はヤングオゥオー(^o^)だった ホンダCB50に乗って高丸山登り口まで発進 
私のバイクは上り坂にとろく 何キロも続く上り坂ではエンジンが過熱 プルプルと音を出して停止 始動させてを繰り返し悪戦苦闘の三時間 登り口についてサンダル履き 50分で頂上についた
それが人生最初の本格的登山 数年後に剣山 最近に
奥槍戸から剣山トンネルを抜けてジロギューをあおいだ 峠からの展望は別世界
まさに此処にしかない天空の楽園だ
高丸山とはネットより引用


 領域

山と成り上がる領域
自滅する鋼鉄枠を予期
破壊される境界を予感
権力にあおられし権威
排水口に流れて大瀑布
鳩に己を喰わせてにわか雨
椋鳥とあばいてくる逆光線
光に震える日陰に沈む領域
生きとし生けるもは森林

雨に徒党を組む椋鳥
雨粒をはじいて迷い鳥
防水加工を知られまい
橋脚下をネグラに糞で占領
椋鳥と鳩に為りきり交互
リメイクはチュンチュン 
一人ぼっちの森林ねぐら
カラスに喰われちまう
乾いた濡れた路面の分れ目を見抜けない徒党
近隣で不確かな領域
ざあざあ雨 晴れ領域
椋鳥にやられちまう



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